小瀬に行ってきました。今回は試飲テーブルのあちこちにワイン捨て用のバケツが 用意されており、重宝しました。その一方で参加ワイナリーはかなり減り(33社)、 参加費も値上げ(700円)されていたりとなんとなく過度期を感じさせるものもあり ました。
さて今年の新酒ですが、全般的には「例年並」といったところでしょうか。やはり ブドウ作りは大変だったようですが、その分収穫期を遅らせたりして対応したよう です。中には「通年販売用として作っているので無理に新酒のイベントに間に合わせ ようとは考えていなかった」と言うところもありましたし。また例年とは出すワインを変 えていたところもありました。私が楽しみにしていたワインの1つに八代さんの「三美 神」白があったのですが、八代さん自身は出店していましたがワインは別のものでした。 ただ「三美神」自体はちゃんと作ったとのことなので、そのうちお店に行って買ってこよ うと思っています。
ところで今年はデラウェアの新酒に見るべきものがありました。従来からダイヤモンド 「デラドライ」や原茂さんのものなどいくつか個性的なものはありましたが、今回は更に 2銘柄注目すべきものを見つけました。
・ 敷島醸造 デラウェアー 2006 「やや甘口」となっていましたが、確かにかなり甘さを押さえています。デラドライ とまではいきませんが、甲州のやや甘口と同等かそれ以下といったところです。 注目すべきは味わいの中に「渋み」があることです。一本芯の通った渋みが突きぬけ てきます。これは意外だったのでワイナリーの人に聞いたところなんと「シャルドネ を混ぜてある」とのこと。それも選別時にはねた糖度の低いものを醸しにして、 それを混ぜてあるそうです。渋みはこの醸し由来なのでしょう。ただ評判はいまいち のようで(私が買ったのは昼過ぎだったが「今日一番のお買い上げです」と言われて しまった(^^ )、確かに“デラウェア”を期待すると違和感を感じるでしょうが 「白ワイン」としては面白いと思います(このあたりもデラドライと同じ)。 ちなみに価格も1100円とお買い得です。 ただ現時点ではこの渋みが周りから浮き上がってしまっている感じを受けますが、 少しおいたらなじむかもしれません。主体がデラウェアだけに長期熟成は無理かも しれませんが半年後あたりに「当り」の時期が来るかも、です。
・ 東晨洋酒 デラウェア 甘さは普通ですが、酸がかなり強いです。丁度原茂さんのものと同じスタイルです。 これもきっちり冷やして飲めば美味しそうです。価格は1350円とちょっと高め ですが、とりあえず買ってきました。ちなみにこちらの新酒 赤(ベリーA)も なかなか良かったのですが価格が1550円とちょっと(^^ なのでとりあえずは パスでした。
と言うことで中央さんの新酒と合わせ、個性的なデラウェア新酒が5銘柄もあり ます。デラウェアだけで試飲会を開けるほどですね。こうした「手頃な価格で楽し める」国産100%ワインがどんどん出てくるのはうれしいことです。
そうそう、蒼龍さんからも「シトラスセント 甲州辛口」と言うワインが出ていま した(1500円)。お察しの通り「きいろ香」作りです。きいろ香旋風はまだまだ 吹き荒れそうですね。もっとも“本家”のメルシャンもジェイ・フィーヌシリーズで きいろ香仕込みの甲州を出していましたが。 * まだホームページには記載されていないようですが、11/3にワイナリーを訪ねた 時には試飲コーナーに出ていました。
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