初めまして。パートナーの国で生活していると、外国人としての自分の立場を感じストレスを感じることがあると思うのですが、それに対して、パートナーの方は何か気遣いをしてくれたりしますか？或いはこういうことをしてもらって嬉しかったとかありますか？逆に、パートナーが日本に住んでいて、気遣っていることや喜ばれたことなどありますか？途上国出身の彼と日本で生活していますが、周囲の反応がネガティブだったり、風当たりが強いと感じることがしばしばあります。普段、彼はそのことで愚痴を言ったりしないのですが先日、ぽろっと「君は日本人として守られているから、僕の立場は理解できないと思う」というようなことを言われました。自分なりに、彼の苦労やストレスにシンパシーを感じていましたがその思いを彼に伝えていたかというと、少し自信がありません。そこで、他の方はどうされているのかうかがってみたいと思い投稿しました。ご意見いただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
私の主人も途上国出身ですが、今はアメリカ人となりアメリカで暮しています。去年まで日本で暮していました。彼は人種差別される事に慣れていました、というかそういう事をする人間を相手にしていませんでした。アメリカで暮していて、引っ越してきたばかりの時はたくさんストレス感じましたが今は平気です。主人も日本にいた時は異文化を楽しんでいました。その彼の日本人として守られているからって言葉はそう思われても仕方ないと思います。だって日本人ですもん。豊かな国って思われてるに違いありません。特に途上国出身の彼には。私も主人に以前「君は日本人だから僕らの生活がどんなだったかわかるわけがない」と言われたので「分かる分けないからいちいち教えてくれないと理解できない」といいました。dollsさんが求めてるものと違うレスでしたらすみません。私は横浜近くに住んでいたので、よくどこかの国フェスティバルのように、主人の母国の祭りがあったりしたので、進んで誘って行ってました。そして彼の興味のある事、カーショーや博物館にもたくさん行きましたよ。彼の性格がせっかく日本にいるのだからという前向きだったからなのかもしれません。アメリカに来て夫が私に気を使ってくれてるな、うれしいなと思ったことは、日本食スーパーをネットで探して連れて行ってくれた事です。あと日本食レストランにも連れて行ってくれました。主人も日本食が好きだからってこともあったからかもしれません（笑）。でもうれしかったですよー。あとなんでしょうか、日本の美味しいものをたくさん食べさせました。特に日本のケーキには夫も大絶賛！抹茶アイスクリームも今でも大好物です。＞周囲の反応がネガティブだったり、風当たりが強いと感じることがしばしばありますって例えばどんなですか？その時のあなたの彼に対する反応は？あなたの彼に対する愛情表現はどうでしょうか？私の主人の場合、私が彼女として彼と一緒にいるだけでも彼はかなり満足し充実した日本の生活を送って結婚に至りました。結構、相手の愛情が十分に感じられると他に対する不満なんてないのかななんて私は思います。主人の母国に旅行に行った時、とっても不便で、差別も受けましたが、夫が守って？くれたというか夫のケアが十分でしたので全く平気でした。男の人は精神的にって言うじゃないですか。だからそっち方面を安定させてあげれば、と私は思います。私の意見なので軽く聞き流してくださいね！でも異国の地でパートナーの愛情を感じる事はかなり大事な事だと思います。愛情表現！
ご意見ありがとうございます。>>周囲の反応がネガティブだったり、風当たりが強いと感じることがしばしばあります>って例えばどんなですか？その時のあなたの彼に対する反応は？色々あるのですが、例えば家探しで、普通は不動産屋がもつ費用を請求されたので意見したら「文句があるなら紹介しない、国に帰ればいい」と言われたことがあります。不当だと思ったら、意見したり不快さや怒りを相手に示していて、彼は私のその態度に幾分か気持ちが和らいでいるようですが・・。あとは彼がいないところで「外国人は日本にいい影響を及ぼさない」「人種的に劣っている」とか好奇心から彼の身体的なことを質問されたり、びっくりするような質問や意見を周囲から不意に投げかけられたりして、時々うんざりしてしまいます。彼の母国は日本では馴染みがなく、悪気はないようなのですが、無知だったり無礼な質問をされることが多いです。知らない人にはきちんと理解して欲しいと思いますが、端的に、且つうまく相手が納得するよう説明するのが難しく私自身もストレスを感じてしまい、彼への気遣いまで充分に気が回っていなかったように思えます。あとは、彼の興味ある場所に足を運んだりします。また、私は彼の母国料理が好きでよく食べたくなるのですがそれが彼には嬉しいみたいです。ご意見いただいて、少し客観的に自分の行動を見直すことができました。ありがとうございます。
夫の国フランスで暮らしています。私はトピ主さんの立ち場になった事がなく、トピ主さんのように自国に受け入れる側のしんどさは知りませんが、他国で暮らすしんどさは知っています。参考になればと幸いです。ご主人の仰った「守られているから僕の立場はわからないと思う」というのは、正直申し上げてその通りだと思います。この事だけではありません。人間と言うのは自分で経験した事のない事は、わからないものなのです。トピ主さんを非難したり責めているのではありません。単純にわからなくて当たり前なのです。どんなに想像力を駆使しようとも、わかったつもり以上にはなれなくて当たり前なのです。所詮、私が、自国に受け入れる側（トピ主さんや私自身の夫の立場）の辛さがわかったつもり以上になれないのと同様ですね。私が夫にしてもらって嬉しかった事は、なんと言っても日本語を勉強し始めてくれた事でした。今でもコツコツと勉強続けてくれています。これは掛け値なしに嬉しいです。外国に住んでいて、最も恋しくなるのは日本食と日本語です。でも見渡しても日本語を話せる人なんていません。でも時々猛烈に日本語を話したり聞きたくなるんです。夫の日本語のレベルはまだまだ幼稚園レベルでしかありませんが、でも勉強しようとしてくれている姿は、本当に嬉しいものです。トピ主さんは、彼の母国語を勉強してますか？まだなら、是非初めてみてください。次に、絶対に言ってはならない事。それは、「ここは日本なんだから、日本のやり方にあわせろ！自分の意思で来たんだから、日本にあわせて当たり前！」や「日本がいやなら出て行け！」という類の台詞です。トピ主さんはお優しい方のようなので、そんな事は決して言ってないと思いますが、これは頭の中で何かが切れる音が聞こえます。私の夫は決してそんな事言いませんが、夫の友人や知り合い、同僚がこういう事を言うんですよね。もちろん夫はその度に激怒してますが。許せないレベルの人種差別を受けたという話をしていても、「いやなら出て行けばいいじゃん。ここはフランスなんだから。頼んでもいないのに来て、文句言うなよ。」といわれると、本当に腸が煮えくり返ります。こういう事を言う人は、何もフランスに限っているわけじゃなく、日本にもいっぱいいると思います。それが外国人に対する普通の人の反応だと思います。彼もそういう事を言われてきてると思います。だからトピ主さんだけは、価値観や文化の押し付けはしないであげてくださいね。どの部分を合わせるのか、どこは合わせられないのかを決める選択権は、彼自身に与えてあげて欲しいです。何かの参考になればいいのですが。
とても参考になるご意見ありがとうございます。まず彼の言葉ですが、黒猫さんや他の方も指摘されているように当事者でなければ、当事者の立場は理解できないし、彼も私の立場を完全に理解できないと私も思っています。彼の言い方からも、別に私を非難しているのではなく、彼の立場からの率直な意見なのだと思っています。ただ、そう言われた時に、私は彼をフォローできているのかと疑問が湧きました。これまでの自分の言動を思い返すと、当面は日本で生活すると想定していたので日本での生活を築くべく、彼には「もっと〜して欲しい」というプレッシャーを与え続けていたと思います。彼も理屈ではそれに理解を示していましたが、きついと感じていたかもしれないなと、黒猫さんの文章を読んで感じました。言葉に関しては、会話は主に彼の母国語です。彼は少数民族出身なので、母語もあるのですが・・。時間がある時に勉強してみたいと思っています。基本的には、彼の育った国や民族がどんなものなのかとても興味があり、彼の国のニュースなどもよくチェックしているので彼とよく話します。彼とは長く一緒にいるのですが、自分の言動を改めて見返すことができました。外国に住んでいる側のご意見、とても貴重なものでした。ありがとうございます。
まず、滞在資格。母国に住む人はこれについて気にすることはまったくないですが、外国に住むものとしては、常に綱渡り的感覚です。XXしたら後々滞在資格に影響するかも、とか、失敗したら後々滞在資格に影響するかも、と言う不安が常にあります。滞在資格がだめになっても滞在し続けたら違法滞在ですので、合法滞在資格にあっても犯罪者一歩手前気分だったり。私は夫の国に住んでいますが、夫にはこの感覚が分らないようで、私は時々辛かったです。滞在資格がこの先も保障されているわけでないとなると、いずれこの地を去るかもしれない、と言う意識が常にあって、落ち着きません。新しい土地で生活立て直すことになるかもしれないことの方に気が行ってしまいます。そう考え出すと、ここでぐずぐずがんばってもすべてがパーになるかもしれないなら、さっさとその新しい土地に行っちゃったほうが自分にとってはいいのかも、でも、パートナーがここにいる、と言う感じです。このいら立ちがパートナーに向かっちゃうこともあるでしょう。同じ立場の人間（外国人としてこの国に暮らす人）と話す機会が私にはとても大事です。情報交換も話が早いし、シンパシーを感じます。夫からは得られないものですね。夫にしてもらってうれしかったこと、は、いろいろありますが、私との人生を確保するために弁護士にぽんぽんお金払っているところかな。（弁護士雇わなくても自分で調べて書類出せばいいだけなんですけど、夫はこういうのには弁護士を使いたがる。）私を伴侶して扱っているところを見ると、こちらも覚悟が決まります。（パートナーから得たいものは、シンパシーより愛情のほうだと思います。）主さんたちのケースでは、１．主さんが彼の滞在資格とか、今後どういう選択肢があるのか、を勉強する。２．彼の国の言葉とか文化に主さんが興味を示して勉強する。などしたら彼は喜ぶかもしれません。彼を幸せにする言葉をかけていますか？You make me happy!、と言われると、頑張りが認められた気分、よしがんばるぞ、という気分になります。魔法の言葉です。
フランス人と結婚したフランス永住者です。旦那が私に気遣ってくれることは、モラルコントロールしてくれることでしょうか。意識していれば基本的な会話の隅々で、気持ちの変化や異変を感じることができます。初めて仕事をした日には、その日はどうだったか、周りの人とはうまくいったかとか、いいこと、嫌なこと、話を聞いてくれます。歯医者や病院、市役所など、公共施設にひとりで行った日も同じように、何も問題なかったか、話を聞いてくれます。とにかく、嫌なことも嬉しかったことも、話を聞いてあげることだと思います。母国以外での生活で、一人の世界になりやすいと思うので、孤独なきもちにさせないために他愛のない会話を増やすことです。旦那も日本に住んでいたことがありますが、ストレスはなく快適に過ごしていました。※キモチという言葉がエラーになりました
すみません、上の返信はエリーさんに、こちらはフランス永住者さんへの返信です。ご意見ありがとうございます。お互いの考え方や心の機微がわかりますから、やはり日常の細々とした会話は大事ですね。フランス永住者さんのご意見を読んでいると、旦那様はとても細やかに気遣ってくださる方のように思えます。彼は元々無口なところがあり、あまり細かに日常の話をしないのですが（聞いても、「順調だ」とか「特に変わったことはない」など通り一遍の反応が多い）、もう少しどうにかならないか、努力してみたいと思います。
ご意見ありがとうございます。やはり、滞在資格というのがくせ者ですよね。特に、途上国出身者にとって日本で滞在資格を得るのは大変ですし、不安定なビザだと、将来設計が立てにくいし・・。付き合い始めた頃、彼のその不安定な立場をあまり想像できず、理解するのに時間がかかりました。>１．主さんが彼の滞在資格とか、今後どういう選択肢があるのか、を勉強する。>２．彼の国の言葉とか文化に主さんが興味を示して勉強する。２に関しては、興味を持っているのですが、１に関しては、色々な選択肢をもっと勉強するべきですね。そして、シンパシーより愛情を、生涯の伴侶としての扱いを、というご意見にはっとしました。日本でどう生活を築いていくか、ということばかりに意識がいってしまい彼への愛情表現を最近なおざりにしていたように思います。ご意見ありがとうございました。
私は夫の国に住んでいますが、夫は若い頃から海外生活をした経験があるので、「外国で暮らすことの心細さ」というのはある程度は理解してくれます。生活や食事に、日本式を取り入れることで私が心安らぐというのも理解してくれているし、私が文化の違いに戸惑う時も「うん、違うんだよね、変に感じるでしょう」といった感じで寄り添ってくれます。もし、そこで、「当たり前だろ、君も早く慣れないと」と言われたら、心理的に反抗してしまいそうです。でも、夫は白人でかつオープンで人懐っこい性格なので、世界中どこいっても、比較的容易に受け入れてもらってきた分、例えば人種差別を受ける立場にはあまり立ったことがありません。差別や偏見というのは、理論上で分かっているのと、差別を受ける立場に立つのではその認識に大きな差があるので、そこは理解できない部分として残っています。
ご意見ありがとうございます。旦那さんの海外生活の経験、また寄り添ってくれる姿勢はとてもありがたいですね。そう言われたら、ほっとすると思います。そこで、自分の国のやり方を前面に出されたら心理的にきついでしょうね・・。私には、日本での彼の居場所を作り、周囲に認めて欲しいという気持ちと日本で生活を築くという焦りで、肝心の彼の考え方をなおざりにしてしまっていた気がします・・・。今回の皆さんからのご意見を読んで、勉強になりました。ありがとうございました。
