大山小学校の香取分校が先月60年の歴史に幕を閉じました。 大山小6年の 荒(あら)君は去年春まで 分校に通いましたが 3人の内2人が転校したので本校に通っています。
荒くん「たくさん思い出がつまっているからかなしいです。 皆がとっても 優しくて 一緒に遊べたことは忘れません。」 大山の麓にある香取地区は 昭和21年 旧満州から引き揚げた香川県出身者によって 開拓が始まりました。 昭和22年 倉吉営林署の造林小屋を使ってスタートした香取分校は 2年後に 旧陸軍兵舎を 移築し 昭和42年 現在の校舎になり、これまで 186名の児童が巣立ちました。
大林さん「入植当時 聞けば 春には毎年 山火事があったらしく 大きな木は あまり無い。 ちいさな雑木と 身の丈ほどの 茅が生えている そんな原野でした。なんにも無かったです。」
大林さんは16歳で香取地区に入植。 移転改築の際は材木の運搬を手伝いました。 分校は開拓団員皆の家みたいな存在だったといいます。
大林さん「当時は一番大きな建物でしたから何かあっても ここで集会を開いたりしました。 ここの卒業ではなくても青春の場ですよね。」
先月27日 本校職員と地元の人で閉校式の準備をしました。 世話になった人が一体となって 来賓など大勢の客用椅子を集め 会場を花で飾りつけてゆきました。
香取分校一期生 岡村さん「薄暗い中へ 入ったら人の顔も 見えない 教室でしたね。これから先 学校の機能は 無くなっても やはり執着はあります。我が母校ですから。」
閉校記念式典挙行当日 かつての卒業生、分校のもと先生、そして地域の人々 130人は式に先立って思い出を語る会に臨みました。
開校いらい30年教育指導を続けた 行天(ぎょうてん)女史は 懐かしい写真を振り返りながら当時のエピソードを語りました。
「親に言われるのでなく、家族の一員として自分に出来る事をする。 分校に牛を連れて来て、時間ごとにつなぎかえ つなぎかえ して また、帰る時に連れて帰る。喜んで自ら、すすんでやっていました。」
県外に移り住んだ人たちも 久しぶりの再会をよろこび アルバムをめくりながら 目頭を押さえ別れを惜しみました。
男性の卒業生「小学生時代の思い出イコール分校の思い出なんです。 その大切な思い出が学校と共に無くなるようで寂しいです。」
地域の人「先生、子供、地域と皆で築いたものがあって 、、、、それが無くなってしまうのが 悲しいです。」
女性の卒業生「まだ、ピンと来ませんけど。こういうことは他所のことだと 思っていたのがねえ。我が村もこんなこと、、、さみしいです。」
香取農協組合長 田尾さん「香取は永遠です。今後も分校は われわれの心の拠り所です。」
式典では同窓生を代表して 荒君が感謝の気持ちを込めて挨拶をしました。
「閉校してしまうのはさびしいけれど さいごの在校生だったことを誇りに思って これからも頑張っていきます。」
仰げば尊しの合唱が流れる中 130名の集合記念写真が画面に 映しだされゆっくりとカメラが移るのですが 河合先生の姿はわかりませんでした。 荒くんを膝に抱えた おだやかなお顔の浅草育ちの平井知事は、黙っていてもわかりま す。
ナレーションで「少子化の波を受けて 閉校となりましたが 教育施設としての役割を終えたとは言え 厳しい入稙時代を 経験してきた地区の人々にとって 分校はいつまでも 心の支えとして 輝きを失わない忘れる事の出来ない そんな存在と言えます。」としめくくっていまし た。
この番組内では、ないのですが、去る22日に米子であった 大好評のMistコンサート さだまさしさんを 7列目で初体験して以来 クルマでCDを聞きつづけているという Around40 の一人が 香取分校閉校当日のニュースの中で さだまさしさんの名前がでていたと報告してくれました。
さらに、彼女はさだまさしさんの お誕生日当日 早朝に やまざくらの歌がラジオから 流れたと教えてくれました。
私も亡き母、甥、姪の4人で桜を観た最後の花見に 湊山公園で 米子城址に咲いた山桜が見えたので やまざくらの歌を唄った想い出があります。 この歌も それから 香取分校が舞台となった「吾亦紅」の歌も ちょうど アルバム「逢ひみての」に収録されています。
わたしの場合は 4がつ10日夜の地元FMで さだまさしさんの作曲ばかりで構成された番組があって 森山良子さんなどの歌声が流れたようです。 番組が終わるときにスイッチをいれたのが残念でした。
地元つながりでいいますと、今年上半期 地元を訪れ コンサートされる ミュージシャンは グレイ、レミオロメン、さだまさし、谷村新司、小田和正、森山直太朗 井上陽水、東京スカパラ、南こうせつ、TUBE スタレビ、今井美樹、Everylittlethingなどです。
去年秋に、米子公会堂で講演された茂木健一郎さんは 中央に居るより地方に居た方が 多くの著名人 有名人に会えます。 などとおっしゃっていました。
普段がさびしいだけに ひとつの想い出が 濃くなります。長いね。すみません。
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