観念の王国 掲示板
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1748/ 高月 ~ 木之本(2008.12.30)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/30(Tue) 17:05:51

    久しぶりの例の旅。が、紅葉のころを大きく過ぎ、大掃除も放っぽり出しての年の暮れである。
    まず、一面の畑を今回はあえて味わおうとしたら、何と直交方向の舗装道ができており、渡岸寺観音堂(向源寺)へのショートカットが可能になっていた。(正確には最後に更地を越えていくのだが)
    そして、水路に水車はほぼなかった。
    当然のことながらいちょうも紅葉も散っていた。
    新たな神社を発見したり舗装し直されていたり沼が埋められてたり。
    そして、前回は無理かと思われた高時川に、手を浸けること成功! 少しぬるかった。
    少し雪が残ってた。
    石道寺へは、川沿いに風情を味わえる路発見! が、一部民家の軒先を通ることと、一部整備途中でヘンに真新しくなってるところがあり、…いつまでもつか。
    鶏足寺(旧飯福寺)は、落ちてなお美しい紅葉の茶と静けさ。
    己高閣・世代閣が何者かやっとわかる。
    すすきも枯れる。
    トンネルを抜けると木之本は暖かく感じた。
    地蔵院まで来ると何故か陽が差して、無事鍵にも探り当てること成功。
    木之本の端らしきところまで歩いてみた。そして、やっぱりかどやで丁稚羊羹。
    やっぱり昼飯は 14時過ぎ、駅前に無農薬や地下水にこだわった、がそんなこと抜きに家庭的においしい店で食べた。
    で、ほっこりしながらいつもの温泉、いつもの一の湯。今回は十分に時間を確保したので、ゆったり、満喫。
    ほくほくしながら駅の名産品売場、…がすでに年末休で残念、お茶を調達したかったのだが。
    ずっと雨が降ったり止んだり降ったり止んだりの冷えた身体は温泉で解かしたが、帰りの新快速では雪が積もってる。えらい残雪、と最初思ったが、…いや朝こんなのなかったよ、この辺では雪だったのか。
    で、いつものようにタオル乾かしつつ、ほくほく。




1749/ Takatsuki ~ Kinomoto (Dec.30, 2008)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/30(Tue) 17:07:32



1738/ イッセー尾形の歌も芝居もモダン焼〜無国籍音楽隊入り〜(2008.12.27、サンケイホールブリーゼ)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 21:28:16

    久しぶりな気がする。
    どちらかというと新しいサンケイホールの中が見たくて取ったチケットだが、こういう状況で観ることになるとは。

    吉朝さんも地獄八景の中で元気なことであろう。
    やはりまっすぐには辿り着けず。いつもあの R のヒルトンのせいだ。
    綺麗。ハービスを他山の石をしたか、安っぽくはない。若手のアートも良きポイントとなっている。
    サンケイホールブリーゼは、ロビーが白で飲食のコーナーもある(が終演時には閉っていた。休憩なしに付き開演前のみ利用可だった)。トイレや通路は狭め。かなりギリギリの設計。
    で、内は木の黒、木目も生かすのはいいが、平板過ぎて光が鈍く反射、いくら何でも徹底し過ぎである。ギリギリの設計過ぎて出入口の数も寸法も足りてないし位置も無理があるし。出入口横に座席表がないってそんなアホな。

    漆黒にライト、現代演劇/音楽的アプローチから、いきなりベタなイッセー尾形。
    今回は音楽芝居ヴァージョン。
    アルス・ヴィタリス(バディー&ペーター)の多分日本語ちっとも判ってないけど何とかしてる屈指の音楽技、スティーブ・エトウのしゅっとした端整な音楽技、そしてエミ・エレオノーラというかエミさんのあまり即興的演技慣れしてなさとアコーディオンのなるほどエロ?音楽芸者的音楽技、
    そしていつものイッセー尾形の音楽芝居ヴァージョンは、あまり噛み合ってないけど年の暮れ、
    愉しかったよ。好き想い出。

    せっかくなので店舗を見て(やはりいい価格帯)、33Fのやや夕景、しみじみと眺めてしまう。
    木の木訥とした巨大人形(マスコットらしく店舗前にもあったり)の、微妙な動きとメンテの人のtelとか、
    後ろ髪少し引かれつつ、あれこれ想いつつ、帰路。




1739/ Issey OGATA (Sankei Hall Breeze, Dec.27, 2008)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 21:28:53



1736/ RADIO INDIGO (TAKU & GORO)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/11/29(Sat) 21:06:52

    もちろん青柳拓次だから。
    ハワイアン出身(←ものすごく語弊がある)の彼が、One Finger の simple さを経て、Little Creatures のように唄う詩的に素敵なジャズ・カバーアルバム、というのに気づいたのは "HAVANA MOON" で ん? 聴いたことあるこのクセのあるリズムなんか葉巻を斜めに咥えた感じ、とジャケットを裏返したとき。何で Chuck Berry だけわかるねん。
    ジャケットといえば近ごろの彼の流れの本義のエコな装丁はジャスパー・ジョーンズみたいな Tシャツを何故か想起させる。
    音数も普通に聴けるレベルに戻って(やっぱり One Finger は逆に無理があったよ)、肩の力が気づくと抜けて、YAMAHA のスピーカで小さく聴く。
    これまでの彼を間近に聴いて観たときのことをポツリ、ポツリと思い出す。どうしてこんなに好きなんだろ。で、After Hours はヘンに可愛らしくて可笑しいし。




1737/ RADIO INDIGO (TAKU & GORO)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/11/29(Sat) 21:08:08



1732/ 雨の鞆の浦(夜のたこフェリー)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/10/13(Mon) 21:48:33

    牛窓へ行ってから、瀬戸内に魅せられ調べゆくうちに、やはりまずここかと。
    鉄道の日記念を使い、でもどうも朝一に着けないのが不満で、バスも考えたが同様の理由で、いつもはジョルダンなのだがたまたま駅探で検索したのが運のつき(?)、0時を過ぎて地元駅から乗ればもっと早く着けることに気づき、しかし問題は終電 ~ 始発、西明石で時間をつぶすって、…とそういえばたこフェリー深夜便、組み合せれば…とできた今回のプラン。
    快速-0117明石。さすがに土曜夜中(10/5)、ちと怖い。というか女性には決してすすめられない。というか夜中に素面で乗るのがきつい。
    そして海の方へ。暗い。遊びに行ことの勧誘。何とか負けずにたこフェリー、ターミナルが(やっぱり車優先の造り)いまいちよくわからず信号を渡ったりしてたどり着く。コテッと寝てる人とかバイクとか釣り人とかトラックとか。
    明石港0155-0215岩屋港。たこのマークのたこフェリーがやって来た。う〜んなるほど一階が車か。人は二階へ。しかし三階のてっぺんには登れないようになってるのが残念。とりあえず広い客室に入ってみる。売店は閉ってる。出て、後ろへ。パラソル席みたいなのがあって、街の明かりを。やっぱり神戸の方がたくさん、そして右から左まで。動いてる車も見える。焼きそば食べたり。橋、…そうかこんな時間は先っちょくらいしか光ってないのか、とややがっかり。しかしくぐる。近いなぁトラック丸わかりだし。で、でかい。大したもんだ。
    客室に戻り、窓から眺める。TV は映画? このがらんとした開放感、海である。
    岸に近づく。というか平行。釣ってる人とか。近いなぁ。
    港。降りるとちゃっちゃと帰る人。ええと、と地図見てもよくわからないので記憶通り右、北の橋の方へ海沿いに、しかしずっと港状態でいいのかなぁ、突然光が付いたり、川で途切れて道に戻ったり、足元もよく見えないまま歩く。静か。そらそんな酔狂な人間めったといない。稀にバイク、車。ひかれないように気を付けながら、どこにスイッチがあるやら暗いトイレに入ったり、ちょっと旅館数軒、のとこにやっと水に手を浸けられる小砂浜があって下りてみる。引き潮? でぬるぬる階段にそぉっと、できるだけ虫とか(居ても)踏まないように下りて、昆布やら何やら避けつつ海。何とか手を浸けてみる。結構ぬるい。意外。



1734/ 雨の鞆の浦(夜のたこフェリー)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/10/13(Mon) 22:05:18

    さすがに夜の海は恐い。特に背、向けると。で早々に引き上げするとコンクリートの岸壁。回り込んですると釣り人にぎょっ。相手もぎょっとしてたが。で橋のたもとの公園にたどり着いたことに気づく。海へ寄る、と、…何とまぁ夜釣りの人が鴨川状態。進化はここでも光る浮き、驚きつつまったり。釣針に気を付けつつ。でもあんまり釣れている雰囲気じゃなく。
    公園の広場でゆっくり。夜。
    戻る。暗い道を慣れた目で漁船の準備も出ていったり。ちらっと IC が見えて先々のために少し先まで行ってみるがもう見えず、しかし中心街(?) はそちら方面のようで。
    岩屋港345-415明石港。たこフェリーで舞い戻る。同じたこマーク。岩屋港から釣り帰りの客が後ろへ。ついつられて私も。何だか名残惜しい淡路島。またいずれ。
    駅前へ。もうお誘いもない。すき家で腹ごしらえ。せっかくだから城へ。と、…雨である。早過ぎ。7時間も。で観に行くが、…見ない方がよかった気。
    早目に JR。と、もう山陽電車はつー、と走りはじめてる。
    明石540-544西明石549(播州赤穂行)-621姫路635(岡山行)-803岡山821(シティライナー徳山行)-918福山。眠たいモードを切り抜け(?)すっかり雨。一時的なもんかと思っていたが、ほぼ通しで。着けば晴れてたり、と期待してたが、福山も雨。
    鞆の浦行、とっても見つからないバス停で慌てて乗り込み、すっかり本降りで川を上る。明らかに古い街。この辺もか。
    鞆の浦で降り、情報C、というより土産物屋で地図、裏手に廻るともう鞆の浦、林家住宅、沼名前神社、能舞台はぴったり閉め切られて、あれは妙連寺横からだったか、細い水路を登ってみる。いいのかなぁ家の裏みたいだけど…と、学校グラウンド前、良い景色〜海も島まで見える。
    変に疑われないうちに戻り、寺の並びからしっとりした佇まいの上り道、曲がり、苔むし、つらつらと、そして手前の景観。
    医王寺、仁王門、平賀源内生祠(?)、下り、海沿いの道、やっと海! 砂浜! 舟がたくさん、今も、そして少し冷たい。
    そのままぐるっと保命酒の軒、そして常夜燈はでかい!、雁木を下りてみようとするがあまりにぬるぬるで断念、少し早めに昼はおてびで小魚やら。しなびた地元の店。思った以上に濡れ濡れ。
    対潮楼は登ったがあえてやめ、ここはやはり鞆シーサイドホテルの噂の屋上露天風呂へ。

1735/ 雨の鞆の浦(夜のたこフェリー)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/10/13(Mon) 22:11:16

    木の棚が雨を浴びてて着替えも濡れかけ。屋根代わりのテント地がバタバタカタカタ着替えも飛びそう。雨を浴びつつ、風呂。眺め、良いというより遮るものなし。これってその、下からも見えてるが? 遠いとはいえ。立ってると雨を浴びて寒く、座って浸かるとあぁ快い気持ち。いったん出てみるが名残り惜しくて再び、あぁ快い気持ち。しかし手桶が飛んだりするけどいいのか? タオルを除けるとほんとにまずそうだが置いとくわけにいかず。
    開放感というより野趣あふれるの本意はこうである。これ下から丸見えだよ捕まるよとかざぶ〜ん気持ち良い!が外に立つと寒い〜を繰り返し温まったのでまた着る。
    1Fのラドン温泉。最初貸切り。やがて泊まり客がどやどや。洗ってるうちに人は増えたがラドンでいい具合に肌がつっぱる。気持ちよさに満喫。
    ますますひどい雨の中、城址だけ登ってみて、もなかなかの眺め、やはり仙酔島は行こうとフェリーに乗り揺れ揺れだったがなに沖縄の離島で窓から海そして空しか見えないを果てしなく繰り返し30分で通常着く航路に50分超かけ次の便からは運休したそれどころか既に他の離島向けはとうに運休していたそのフェリーで三線の名手に酔いながら行ったときに比べれば極楽のそよ風の気分で往復し、折り畳み傘はひっくり返りもはやこれまで湯冷め前に戻るべしと判断しバスに乗る。
    街はよかった〜が雨そして同じ人に何度も何度も会うこの狭さ、しかし雨。
    乗ったバスはレトロな日本最旧の、名物おじさんはどうやら元社長さんらしきバスで直行で、明王院には残念ながら寄れず、がとても愉しくガイドを聴きながら。鉄道とバス。
    辿り着いた駅で早めの夕食。あれこれ探すもぱっとせず懐かしの洋食屋みたいなところに入ったが出てきたのはレトロ調ファミレス風味でがっかりしつつ身体を温め、そのまま立ち食いうどんを食べて満腹にし、
    福山1815(岡山行)-1913岡山4→3番線1916(姫路行)-2041姫路5→6番線2057新快速-。福山城だけパチリ、帰路ぐじゅぐじゅの靴をどうにかしたかったが何ともならず、帰ったらすっかり体調ダウン。
    無茶にも程がある。アホである。そらたこフェリーも止めるっちゅうねん。


1733/ Tomonoura in the rain
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/10/13(Mon) 21:49:20



1728/ 黒田清輝展(神戸市立小磯記念美術館)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/08/17(Sun) 23:13:14

    今日は軽く六甲アイランドなぞへ。
    阪神で行ったら魚崎だし急行、と思い込んでいたが直通特急(何度きいても違和感があるが)が停まる、というのに乗ってからわかった。甲子園組が降りるとがらがら、かつ西宮までしか行かない電車だったし。
    微妙に時間をかけつつ小磯美。少々人多い。盆明け最終日(8/17)だからか、黒田清輝だからか。家族連れまで。
    まずは小磯良平の常設、相変わらず。(変わったら怖い)
    で黒田清輝。若い頃から素描が素晴らしく上手い。上手いんだけど、…上手い。
    で途中から油彩になるが、なるほど色と深味が付くとこんなになるのか。静謐で敬虔な女性の祈りの姿、美しい。そしてグレー=シュル=ロワン、といえば例の本、をなぞるかのように作品が続く。おだやかではっきりとした光、編み物をしているその佇まい。宗教性はなくとも(そう、だからフリードリッヒとは対極に位置する)その空気はまさしく現実、だから写生なのだろう。そしてそれは彼の技術と思想の限界でもある。
    白眉は、「昔語り」の語る和尚、聴き入るカップル、煙管を吹しやさぐれた女と舞妓、通りがかりの旅人 or 行商人、背景の寺と木々、山。住友のバックアップがあったとはいえ、この夥しい下絵の数々が、彼の作画能力の高さと本気度を炙り出し圧倒する。
    何だかマティスかぶれな色彩の筆触分割の絵やら、晩年は本業多忙で農村の小品に明け暮れたり、宗教感ゼロの「智・感・情」はここまで行くと滑稽(彼に寓意の意味がわかったとは思えん)だし、「湖畔」なんてただの彼女の絵だし、むしろ鎌倉の空の 6?連作、風景の 3連作に腰を抜かしそうになった。彼、今の時代に生きてたら、間違いなくブログでデジカメ写真を載せてただろう。斯様なほどに、写生の人であった。




1729/ KOURODA Seiki (Kobe City KOISO Memorial Museum of Art)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/08/17(Sun) 23:14:04



1726/ 関 ~ 亀山 ~ 笠置、東海道と JR 関西本線
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/08/16(Sat) 22:14:39

    発端は、ひまわりだった。
    今年こそひまわりを、と早いめに調べはじめたのは 7月の半ば、が既に 7月頭からシーズンに入っている(!)旧南光町、いつの間にか市町村合併で今は佐用町南光地域、慌てて計画するが時間はともかく、片道 2500円、往復で 5000円を超えてしまう(!)。これだけかけるなら別の所へ旅した方が、ひまわりはもう少し近場にして、と再考しはじめるにふと、…そういえば 18きっぷは? まだ売ってる? とばたばた、学生の頃にバラ売りのを生協で買って以来、一枚で 5回使える! が緑の自動券売機で買ったら 6枚も出てきて吃驚した。
    で、同時に醒ケ井方面(暑いし)、と共に、前から乗ってみようと検討中だった関西本線の旅。
    乗るだけじゃなくて、やっぱり歩く、東海道の第四十七次・関とくれば、坂下、土山と行きたいところだが、真夏の鉾鹿峠越えの 16kmはさすがに無謀、しかも JR に繋がらないとなれば今回はパス、あくまでも電車…じゃない非電化のディーゼル車での旅をメインに、下りになるはずの亀山へ 5~6km、東海道を軽く歩く。亀山そのものは到着時間と体力次第、余裕があれば戻りにもう一駅、そして締めは久々の温泉、笠置、で帰路である。

    木津804-810加茂817-930関、と草津線から入れば時間も短縮できるのだがここは事実上の始駅の木津からの関西本線にこだわる。それにしても奈良線から 20分待ちの木津発、そしてすぐ次の加茂乗換え、で亀山行、って何故に加茂まで大阪圏に組み込む? これじゃ京都や奈良と絡めての観光客が更に見込めんのも道理。がまぁ加茂に何かあるのだろう。
    朝の光の木津で田んぼをぼぉっと電車を待つひととき。
    加茂、おおっ 2両も待ってるよさすがお盆(8/15)、何かバスみたい、と思ったら扉が 2つ折りの内開き、で運転席もあるからか。ロングシートときいていたがボックス席も 3つほどある車両、それなりに埋まり出発。
    …眺めが、川に山に森に木々、トンネル、河川敷のキャンプカーに釣り。広大である。田んぼ、宅地開発、例のホテルは落ちかけの存在感。首をずっと捻って車窓の景色にかじりつき。長いホームと鄙びた駅案内の在りし日。駅の高架の階段が、まさに歩道橋と同じ造り。月ケ瀬口だったか、ホームの右も左も落ちそうだし。よく工事したなぁ。



1740/ 関 ~ 亀山 ~ 笠置、東海道と JR 関西本線
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 21:45:07

    島ケ原あたりまでか。やがて普通の田舎の風景っぽく宅地もたくさん増えてきて滋賀あたりの町と変わらん雰囲気、と伊賀上野。この辺りからはもう滋賀や中部の文化圏に組み込まれているのだろう。柘植のホームの並びはなかなか壮観だったが、加太の勾配やスイッチバック跡もあまり感慨を覚えずちょっとだけ頑張って登りましたな雰囲気。
    関。降りる人少(ほんの数人?)。途中は曇ってたけど良い天気、でまた焼けそう。まず真っすぐ北へ登る、とすぐ百五銀行が。これがあの街道か。道も家もよく整備されてる。で、まずは西から。
    まだほとんど人気のない街、住んでる人の朝のたたずまい。いろいろ店が、それも大部分の観光地のようなどの店も同じ物を置いてるという形でなくバラエティに富んで、お茶屋さんやら米屋やら電気屋やら美容室やら何やら、観光客向けも少なくはないのだが地元の生活そのものがそこにあって、目が合うと外来の私にまで挨拶して下さったりする。2階部分の窓や、1階の格子や、建物そのものも画一化されていず一軒一軒面白い。百六里庭は塗装工事中でよく見えなかったが、郵便局もこんな風にしてもいいのかという外観だし、玉屋は(花火じゃなく元旅籠屋)立派だし
    、ちょっと過剰に観光地化されている一角もあるがそれはそれ、地蔵院(ここはむしろ塀に埋まったかなりの数の地蔵さんこそメインでしょう、あと牛と)を越えると急に閑散と、上り坂、そして鈴鹿の山が迫り普通の生活と軽い復元具合に。うだつに鯛が! と見つけたら向かいの家にはお 亀! にやっ鶴! と目出たく、そういえば笑門の注連縄を数軒見かけた。トイレは各所にあるし、飲み物も自販機や喫茶があって食べ物も困らないくらい店がある。地元のお茶のペットボトルを 3本目にお茶屋さんで買って、西追分から逆戻り、やや急ぐ。客も増えてきた。
    たったか歩いて、先の百五銀行。CDコーナーもちゃんと漢字。が急速に寂れ、西の方が長くメインの賑わい(というか駅が東寄り)、普通の民家が大部分を占める。がよく見ると虫籠窓や格子や外壁の跡がそこかしこにあって、無理に復元せず改修を重ねた家々の方が好ましく映る。とはいえそれでは現代の観光にならないのもまた事実。男、女、と正面に書かれた家や(むしろ植物を綺麗に飾ったファサードにまず魅かれた)、この外壁は崩れてきた漆喰をそのままに被せてる、とかあれこれ探偵気分。で東追分は鳥居が、伊勢神宮の遷宮のお古らしい。

1741/ 関 ~ 亀山 ~ 笠置、東海道と JR 関西本線
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 21:56:32

    由緒正しい。
    小萬のもたれ松、から国道 1号、小野川を渡ってすぐ右、関西本線一本の踏切を越えて鈴鹿川沿いを歩く。涼しい風が気持良い道、と後に亀山駅で案内表示を見ることになる道だが、無論この季節に、ろくに樹木さえ生えてない川沿いの道が、涼しいことがあろうか。時刻は既に 11時半、公民館あたりで何故か恋はみずいろのメロディが流れたがこちらの昼休みは 30分早いのか何なのか、物哀しくもカンカン照りに暑い道を、果てしなく生い繁り水のみの字も全く見えない向こうの山と同化したような鈴鹿川、流れてるのか? 洪水になっても直前まで気付けないよ激しく草が繁り過ぎて、いいのか? がまぁ東名阪道と名阪国道を潜る頃には確かに流れてることもわかり水際まで下りようとするが珍しく安全第一で諦める。小学校を越えたところでグオオオゥオーとこれは 12時のサイレンがすぐ横で唸りを上げる。実物の鳴ってるところを初めて見たよ。
    さてさて、もう少しペースを上げて、というか関出発は 10時予定だったのだがまぁ 13時着くらいだろう、再び関西本線にぶった切られた東海道は歩道橋で渡り、確かに旧家の並ぶ通りを、上る。上る? やはりそうか、亀山は少し上るのか、が Y字路、東海道は左と書いてあるがここは右だよ繋がりからいって、と事前に地図で考えてた方へ歩く。が、…これは自動車用に後から作られた道っぽい。綺麗過ぎる。しかし神社の裏を通る街道? で北へ直交する小道はこの道を越えて更に北へ、とりあえず神社の参道の階段を上がってみるがそのまま北へ突き抜けおそらく本道へ数百m先へ繋がってるが降りて進む。合流点。…旧家が並んでる間違いなく本道は向こうだよ降参。
    で、実はそろそろ急激にスタミナ切れ、愛用の DARS も溶け溶け(何とか一粒食べたが)で水分の消耗も激しい。朝 5時前起きで 1時間半ほど早い朝食と睡眠不足がたたっている様子、おとついは 12km 歩いたのにと思うがここは黄信号、そもそも Y字路や突き抜ける道を行くのを億劫がる時点でらしくない、亀山の観光なんて無視してまず駅へ直行、昼食をと考える。
    このあたりもさすが街道沿い、旧家が建ち並ぶ。とりあえず水分補給のピッチを上げ、日陰をゆっくり、まぁそれなりに車通りもあるし家は並んでるから最悪 SOS だな、と歩き野村一里塚、こりゃ立派な椋の木である、道の向かいからでもあの 22mmの Vivitar Ultra Wide & Slimでさえ入らない。

1742/ 関 ~ 亀山 ~ 笠置、東海道と JR 関西本線
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 22:03:22

    1mほど仕切って小高くなってるのでほんとはいけない気もしたが、呼んでる気もしたし一言断って軽く手を合せてから、少し登って幹に触れる。優しく温かかった。エネルギーをもらい、隣の、これはおそらく古からある茶屋で本日 5、6本目くらいのお茶を買い、更に水分補給。大福、みたいなのは売ってたがちょっとそれは。歩く。やがて斜め左上に橋と京口の文字。これはきつい。ここで下るか? が駅は少し先だ。意を決し登る。竜川。もちろん京への道の入口の意である。ここからが亀山宿。そして、時計が見えたところで 1時過ぎ、ここまでとし下る。青木門とか横目。すごい坂だが明らかに旧道、道標が脇に放っぽり出してあったりする。ちょうど木陰、ありがたい。車道を無理やり越えて、駅へ。んー寂れてるなぁ。数軒店はあるが、かなりなおんぼろだ。洋食はないだろう、ととりあえず 2軒のうち値段も出てる一軒へ。寿司屋の屋号だが一膳飯屋兼麺類、何でもありだ。ほんとは栄養のあるものを食べるべきなのだが、とりあえず体を冷やす方優先、店は他にもあるので(ショッピングセンター? にモスバーガーまであることは事前確認済)後で補給すりゃいいか、とざるそばを食す。
    とりあえず生き返る。想像以上に消耗してた。店前でパイナップルジュース。
    次の JR まで一時間弱、補給兼観光で少し歩く。が暑い。モスまで辿り着けず手前のローソンで涼む。ろくに見てなかったぴあをめくる。…ここは中部、何の後にも立たないことに気づくのに約 10秒要す。他の雑誌をぱらぱら。そしてレモンの氷菓子を買って前で食す。そのまま駅へ舞い戻る。
    7、8本目のお茶を買って、まもなく来た加茂行1445に乗る。こちらも 2両、ほぼ埋まる。で一時間余、…迷ったが笠置1556に温泉。さすがにだいぶ回復。降りたのは私一人。てくてくと徒歩 3分? 走ったら 15秒くらいの近さの天然わかさぎ温泉 笠置いこいの館へ。車も人も多くて、でも隆りた以上入るしかない。戸惑いつつも 800円、ロッカーの中にタオル・バスタオルが入ってるのか。でちょっと入って、…こりゃいい。肌ぬるぬる、のちゃんとした温泉で温度も良好、気持快い。疲れも溶けそう。
    サウナ以外一通り入ってみる。残念なことに露天風呂は水道(ただし日替りで琵琶? 石榴? の湯にしてあった)、色は染まりそうだが全然手触りが違う。のぼせてきたので源泉 32.2度の湯、これがまた気持ち良くていつまででも入ってられる。

1743/ 関 ~ 亀山 ~ 笠置、東海道と JR 関西本線
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 22:09:44

    打たせ湯はちょっと痛くて合わず。
    で一時間では済まず、正味丸一時間? 上がって、休んで、抹茶ソフトでクールダウンして、よっほど夕食と思ったけど 5時過ぎは早いなぁと考え、早めに駅へ。
    白砂川を渡って、早く着き過ぎ。まだ暑いし。ですぐ横の天神さんへ登ってみる。間に合うのか? が階段 3つくらいですぐ本殿、祈って引き返す。石垣の苔、石段のがたがた草生え具合がひょっとしてすごく古い? とか思う。
    駅に戻りホームヘ。今度は 10人ぐらい。何とか空席に座り1757、1804加茂1822-1828木津1847快速-1931京都、と乗ってる時間より待ち時間にくたびれ、というか加茂で奈良行に乗りかけるなどざるそばだけ状態で急激にスタミナ切れ、京都駅でうどん + ミニ鳥そぼろ丼で肉と塩分と炭水化物を補給、何とか復帰。帰路。
    夏場は危険。今日も予定変更で休息、そして昼の醤油ラーメンが異様においしく塩分不足の模様で、ほんとは嫌いなポカリをガブガブ。教訓を生かし夏でも溶けない m&m's とマーブルチョコを試食中。飲物もお茶とスポーツドリンクを交互くらいにした方がよかったか。
    でもね、よかったよ。気候の良い時期に関は半日とか一泊とかしてみたいし、以西の宿もバスやらでうまく繋いでみたいし、亀山と以東の東海道もいずれ、そして関西本線各停の旅、ときりがない。
    確か照手姫のゆかりの地もあった気がするが既に意識混濁、写真が上がってから要確認。大岡寺畷と東名阪道と名阪国道を潜るあたりではなかったかと。


1727/ Seki, Kameyama, and Kasagi
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/08/16(Sat) 22:15:29



1719/ 天得院 ~ 泉涌寺 ~ 両足院、+ 試写 RIVA ZOOM 70w (MINOLTA)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/06/21(Sat) 19:31:49

    もうさすがに咲いているだろう(6/21)と天得院へ。東福寺っていつ以来? 紅葉の名所だから秋、がいつも混んでいるので真っ先に外す寺院、なせいか記憶がない。境内の地図を見ても思い出せず。
    桔梗は、…よかった咲いてるよ。昨日からの雨水を湛え 嬉しそう。少し大きめの花? は白もあり、廬山寺とは違って一面の緑の豊かな苔は禅宗とはいえ緩やかな戒律を思わす。ふぅ。湿っ気でぼんわり暑い。と小ぶりな団扇がさっそく。こういうさりげない心遣いが嬉しい。…しかしピンクの桔梗? ってあるのかな?
    ほんとは西庭こそメインではないのか。襟を正し密度の高い石組み、次元の高い庭の宇宙に触れる。南はしなやか、西は求道僧のようである。
    それにしても桔梗、高貴な青紫は凜と美しく、揺れる。

    せっかくなので、本殿の方へも。橋のところ、ってもうちょっと先までタダで入れたりしなかったっけ? でそのまま北へ抜けたくて、ちょっと秘密の? 裏手へ廻り込む。ふぅ、修学旅行生もいない。橋を渡ってみる。…高いなぁ。紅葉もきっと綺麗。こういうとこ好き。苔とか。
    で抜けられないので戻って、別の橋、…そうか有料の橋が向こうに見えるのか、にしても楓の茂り方すごい。川あんまり見えないよ。でチャリ通るし。いいのか?とにかく北、というか東へ。いや御寺へ。紅葉のころ、結構(本数は少ないが)人も少なく奥まった感じがよかった記憶があって。
    しかし登ってるなぁ。前は東山とか七条とかから廻ってきたのかも。こんなに上った記憶ないし。で手書き表示も参考に曲がり曲がり汗拭きつつ、手前の門を潜ると、おぉ参道は緑深い。が車。んん。でなおも登り。ゆるいカーブで登り。こんなに遠かったか? しかしここまで来て引き返すのも癪。ひょっとして本殿通り過ぎたか? と思うころやっと。
    入って、もういきなり楊貴妃を。彩色綺麗に残ってて確かに美しい。ただ、(菩薩だからいいんだけど)装身具が豪華過ぎる。何だか不幸な身を観音さんとしてなお引きずらなくても、の感。しかし綺麗だしなぁ。
    宝物館なんて前からあったっけ? そもそも、楊貴妃に説明員なんて付いてなかったと思うが? パンフも漆黒のいかにも御寺、が茶気てるし、と変化しているのである。
    下りは楽、裏道を通ると、結局元来た道、東福寺の北門側へ。第一日赤が悪い。

    京阪で五条から、花街をかすめ、今日は真っすぐ両足院へ。



1744/ 天得院 ~ 泉涌寺 ~ 両足院、+ 試写 RIVA ZOOM 70w (MINOLTA)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 22:19:26

    予約なしで拝観できる日、観光協会? の人が受付、敷石の◇の連なりの真っすぐ、白砂の流れ、既に軽く緊迫の美。
    上がって、庭、は割と普通に苔。が奥の書院は池泉回遊式で、半夏生の白は思っていた以上に白く目立ち鮮やかである。そして観光協会? の人が絵画に庭の説明をして下さるのだがただぼぉっと観ていたいんだが…。で回遊する。んん。…出てしまうが? さっきの庭へ戻ってしまうが? 歩いていいのか? こういう時に限ってさっきまでの客足が途絶え、わからないまま、えいや、と敷石を歩いていく。あ 草履の足形を見つけた一つきっといいんだと言いきかせ、…土の路まで歩いてしまう。気が気でない。で茶室までさっさと辿り着く。
    ふぅ。ここはお若い僧さんとお話ししつつ、庭を眺めつつ、抹茶とお饅頭を頂きつつ、ぼぉっとする。間もなく別のお客も来られたので退去、…何となく、一周ではなく、門側と茶室側の二方向を行きつ戻りつが正だったような気が…。
    ともかくも書院に戻り、御手洗を借りると、観光協会? の人が手前の庭を説明している。…そういえばさっき外国のお客の質問に答えてる人がいたが、ほんとはその人が解説をして下さるのだったか、んん、世はままならぬものである。
    つつ、と退去、湿っ気たまま気温が上がってきて、また花街を通って、また祇園白川を廻って(紫陽花咲き咲きお昼の座敷)、今日は早めに帰る。


    試写。
    RIVA ZOOM 70w (MINOLTA) は、カピオス25(capios25)の海外版のようである。ただしデート機能も付いているし、パノラマ切換レバーが付くのではという小さな嵌殺し蓋があるがカピオス25 にパノラマはない(75 にはある、ボディ兼用?)ので、その点を含め同型のようである。
    で写りは、…28mm はイメージサークルこそ広いものの少しゆるい(甘い)画質で、周辺減光はかなりある。ストロボは広めに利く。露出は全体的にややアンダー(←というよりたぶん DNP 200 のせい)。むしろ望遠側 70mm の方がシャープという珍しさ。
    が何より驚いたのは、雰囲気の再現性がずば抜けて優れていること。そして natural な色あい。
    3枚目の朝の空を見たとき、その空気感と再現力にしばらく、息が止まった。一瞬にして撮ったときの光景を思い出す。これまでのどのカメラより、優れている。

1745/ 天得院 ~ 泉涌寺 ~ 両足院、+ 試写 RIVA ZOOM 70w (MINOLTA)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 22:26:34

    これは、わずか 4群 4枚、しかし非球面(アクリル樹脂のようだが)2枚、での 2.5倍ズームという極限のシンプルかつ収差の一定範囲内への抑え込みの両立、そしてどうみても一眼レフと変わらない美しいマルチコート、という光学系によるものだろう。
    ん? これは、…! ズームをなくして 1枚足せば、TC-1 ではないか!!
    何と TC-1 への血脈を間違いなく持つ、ザ・コンパクトズーム・カメラであった。

    ミノルタなんて、…と思っていたのがα7000 でいったい何者だ? と瞠目して以降もその "らしさ" を知る機会もないままのごく最近まで、だったが、
    惜しいことをした。せめて、10年前に気づくべきであった。
    ちなみに、ちょっと大きい。ちょっと重い。色が茶気ててヘンな色。レンズ蓋も円くてヘン(→これが四角くカッコ良くなって TC-1)、でも持ちやすい。全プラスチック。無限遠モードとマクロモードもあるが、普通でも 0.5m からいける(というかマクロモードの 0.4m~ って…と思ったが + 70mm 強制指定らしい)。ピントは、桔梗の望遠で一枚、苔に合ってるらしきのがあったが(小さ過ぎたか?)、他は良好。
    だいたい、色合いまで TC-1 のような深い緑だし。むしろ別天地というか来世まで行ってしまってる TC-1 より、"現実の" 美のこのカメラ、桔梗の庭にぴったりであった。


1720/ Tentoku-in, Sennyu-ji, Ryousokuin
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/06/21(Sat) 19:32:33

    Bellflowers, the ascend, and Hangesho (with white leaves) are there, in the wet air of the rain last night.




1717/ 東林院 ~ 退蔵院 ~ 法金剛院、+ 試写 Lexio 70 (Konica), ESPIO 738 (PENTAX)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/06/15(Sun) 09:59:32

    今日は妙心寺(6/14)。といっても、龍を観るのではなくて。
    西院から、一筋西の道をてくてく上る。見覚えが、あったりかすかになかったり。生活道路である。鉢植えの、紫陽花やら何やら。時おり古い家。といっても知れてる。
    結構すぐに円町。で西へ。車多し。でへんな形の交差点から妙心寺、境内へ早速修学旅行生、に掃除ボランティア? 修行の人たち? の朝礼。さすがに大規模な寺である。がとっとと東林院へ。紫陽花。人。1580円払ってお堂に入ると、人人人。団体さんも交えて、ざっと 6、70人? で祇園精舎のはかなさ、にはちと無理がある。中をお僧さんが訓話。枯れてしまった古木。沙羅は少し咲いて、散って白い花ごと。とすぐに抹茶に呼ばれる。茶菓子も白く、甘い。いいお茶。ダマになってたが。忙しいのである。(裏手を通ったときに声がきこえてた)
    でも抹茶のお陰で少し心落ち着き、改めて沙羅。
    たしかにこの世は、風の前の塵に同じ、なのかも。

    で今度は西の端、を下ってすぐに退蔵院。うまく草花をあしらっていて、いい雰囲気。人も少ない。元信の庭で一服。南庭の静けさ、西庭の賑やかしくも厳粛な雰囲気。
    そして細い路から、陰の庭、陽の庭。身の引き締まる作庭。そうして道すがら、蹲(つくばい)に耳を傾け、余香苑の広がり。
    美しい、静けさ湛える。
    若き住職さん、お客案内中。
    奥の庵でしばし。

    ししおどしのこ〜ん、と響く頃にがやがやと総勢 90名の団体がここにも来てしまうので入れ替りに退散。そんな団体で来るべき処じゃないんだよと諭したいがそうもいかず、お釈迦さんはきっと黙って微笑むだけである。

    さて、表の道は古道か? そのまま西へ道なりに、と宮内庁? 可愛らしい犬のイラストに×、ってことは入っていいみたい。で藤原璋子花園西陵なる処に。が、鳥居の手前から柵で入れず、南に抜けようとしたらやはり門で通れず、何なんだ。と調べてみるに、…待賢門院ではないか!
    ぐるっと廻り込み五位山なる小山、そのまま幼稚園・駐車場、そして法金剛院である。
    それにしても車の騒音がうるさい。そして電車も時おり。無防備に音、飛び込む。
    が、人は少なめ、何より池、そして紫陽花、大きく茂る蓮の葉っぱ、昔の権勢のよすがに、静かに、そおっと、巡ってみる。
    鯉がぼこぼこ蓮の葉を齧って(?!)たり、もみじ越しの紫陽花に蓮、花菖蒲に菩提樹の強い香り。
    アゲハの死骸、見上げると生き生きとした紫陽花。



1746/ 東林院 ~ 退蔵院 ~ 法金剛院、+ 試写 Lexio 70 (Konica), ESPIO 738 (PENTAX)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 22:37:06

    青女の滝、はちょうど水切れ、湿気った流れ。
    いつしか音は気にならなくなる。
    何を、想ったのだろう。

    西御堂、阿弥陀さん。でも何より十一面観音坐像とその厨子の絢爛たるさまに目を引かれる。極楽浄土な真摯な祈りは待賢門院に相応しい。
    戻って、紫陽花。花菖蒲。池。蓮。

    帰り、一歩中門を出ると沙羅双樹! しかもちゃんと咲いてるし落ちてるし。しばし愛でる。
    このはかなさ。

    山陰線の花園なる駅前、カレーも天一もどうも、とよく見るとうどん屋があり、ざると親子丼のセット、大盛にしなくてよかった、というヴォリウムにうずらの卵が嬉しい。どこかのお坊さんも食べてた。
    しかし電車は想像以上に混んでて、一時間三本のせいもあるだろうが学生さんにおばちゃん、すっかり生活路線であなどるなかれ山陰線、である。

    抹茶の余韻。


    試写。
    Lexio 70 (Konica) は、まず 5m 超くらいはみんな無限遠マークが付く。→ 4m 以上は AF + 無限遠マークで正常動作(説明書確認)。一生懸命距離を認識させようとしてたのに。が、ということは 5m の被写体に向けたときに 5m に合ってるのか中抜けで無限遠か区別できない…。う〜んレクシオ…コニカよぉ…。
    で、右の方がどうもピントがずれてる。四方は流れる。というかイメージサークルは日の丸程度、かつ、…シャープじゃない。特に周囲は望遠 + ボケ時色収差あり。落としてレンズ歪んでるかなぁ。
    結論。28 ~ 70mm で使いやすいズームだけど、ミニなだけで、荷物を減らしたい + どうでもいい撮影、にしか使えんなぁ…。
    ESPIO 738 (PENTAX) は、どうも海外モデルのようである。日本で販売された機種でいくと、エスピオ70E からパノラマとデート機能を省いた仕様のようだが、もしそうなら、…5群 5枚のうち非球面 2枚(2面?)という贅沢なレンズ構成である。で実際、Lexio 70 よりよっぽど高精細な画像で、(これは 38mm~ だし F4.8~ だから当たり前だが)隅近傍まで十分使える。望遠側は甘めだが、周辺まで均質なので許せる。色も鮮明でしかも温か、レンズを見ると明らかに SMC ではないのだがペンタックスの絵作りの風味が間違いなくある。無限遠マークはないが、50m くらい離れた修学旅行生の顔もわかりそうな勢いだ。何といってもイメージサークルの広さが、安心して使える。難点は、サイズと、ギャーという音と、一杯まで押し込まないと切れないシャッターである。
    ちなみに、どちらも広角でも十分に広がりあるフラッシュ付。


1718/ Torin-in, Taizo-in, and Hou-Kongo-in
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/06/15(Sun) 10:00:24



1710/ 三大神社 ~ 惣社神社 ~ 志那神社 ~ 琵琶湖
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/05/15(Thu) 23:52:47

    "砂擦りの藤" という言葉もそれまでよく知らなかったのだが、まだ間に合わないこともなさそうな GW 明けまもなく、敢えて歩いて訪ねてみる。
    学生さんが想像以上に多い朝、草津駅。人の流れも繁華街方向でなく、戸惑いつつも北西、琵琶湖方面へ歩む。
    水路沿いを歩く。…が、草津というと古くからの街、というイメージだったが、時に真新しい車道は通行量が多く、一本入ると静かな住宅街、…住宅街? いわゆる旧家はゼロ、やがて現われはじめる田んぼや畑 + 民家も、せいぜい遡ること 20~30年?、完全に大阪(・京都?)通勤 / 通学圏に組み込まれてしまっている、いわゆるベッドタウン化一たん完了状態に、ショックを受ける。
    それにしても水の街、水路が縦横、そのまま田畑の用水路へ。この地の水利は文字通り生命線、古くから相当に発達していたことが窺える。
    いくつかハイカラな名の通りを経つつ、行き止まりかけたり、葉山川? 水路と区別が付かないながら、老杉神社は入口がよくわからないまま脇を過ぎ、車道から歩道がなくなった道を車に気を付けながら歩くと、三大神社への案内板。手作り感あふれたのもあって、周りは畑、田んぼ、農家。麦は元気に生長してる。
    ん、これ? 水車の脇、外からもスケスケの柵の隙間から広い藤棚にずらり垂れ下がる藤の花。ゆっくり走る車を抜かして廻り込んで鳥居。近所の自治会のテントに受付と畑の特産品が並ぶ。お金を払って早速パシャパシャと。長い房の下にしゃがみ潜り込み、見上げる藤の花。綺麗。幸せ。
    熊ん蜂ぶんぶん。
    でもさすがに盛りは過ぎてることに気づく。長すぎて、付け根というか上の方が既に枯れてきてる。
    しかし、綺麗。どこまでも、どこまでも。

    去り際、振り返ると手前はピンクの藤。紫陽花、みたいなものか。

    畦道みたいな舗装道を歩き、水路を渡り、と突然惣社神社。こじんまり。人気なし。そして、…これは藤棚か? とよく見ないとわからないほど微かな藤の房…。児童公園も寂しいが、本殿は相当に壮麗で古い。昔は一帯の氏神だったに違いない。

    そして水路脇やら、…某政治家の残した施設やら、車道やら、を巡り行き、…何と惣社神社と書いた石碑のある地! 本来はこの地だったのかどうなのか、混乱しつつすぐ横に新しい寄進の社みたいなのもあるし。
    で水路と畑とレベルゼロの地を歩き、志那神社、参道が長い。…今地図を見ると、これは水路や葉山川あたりから延びてたのは間違いない。



1747/ 三大神社 ~ 惣社神社 ~ 志那神社 ~ 琵琶湖
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/12/27(Sat) 22:50:03

    水路には中途半端な並木もあって、不自然だなぁと思っていたのも氷解。
    で参道から入ると、…うわっ右手! 綺麗な藤棚!! おおぉこれは見事に垂れ下がってたわわ。幸せな気分。蜂もぶんぶんぶん。下に潜り込んで眺める。広くはないがぎりぎり盛り、元気そう。
    社殿裏でちょっと休憩。こちらはやや新しめな質実剛健、昔の町ごとにこういった神社があったことが窺える。
    で三社めぐりは終了。がせっかくなので、そのまま琵琶湖へ。裏参道やら水路やら、漁港? 漁協? に何ちゃらセンターに行方を阻まれつつ湖岸へ。人いない。ちょっと公園風。歩いてみる。手を水に。少しだけ温か。対岸の町は坂本あたり? そして烏丸半島方向には風力発電の羽一基(一基?)。休憩。眺める。
    水路沿い、少し斜めに戻りはじめる。なんだか葉山川、川沿いに菜の花(正確にはセイヨウカラシナ)とモンシロチョウがひらひら。誘われて足を踏み入れてみる。とツバメもヒュンヒュン。花と蝶と鳥の小楽園みたいになってる。沖縄をちらっと彷彿。
    戯れ遊び、…なんだか付き添ってくれるモンシロチョウに声掛けながら、戻って畑の道。少し旧家みたいな地や、隘路をつらつら、街並を感じつつ、結局似たような道も歩みつつ、駅前へ。反対側から、謎の旧商店街を再現した地下街は昔の看板と今の看板が混ざってわけわからんかつ妖しげ。で向かいの平和堂を上がって、途中の鰻屋(琵琶湖に鰻?)に触発され鰻丼とうどん、そして帰路につく。


1711/ Wisteria flowers in Kusatsu, and Biwa-ko
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/05/15(Thu) 23:53:28



1707/ 春日大社・神苑 ~ ミネアポリス美術館秘蔵浮世絵展・後期(奈良県立美術館) ~ 小野竹喬(松伯美術館) ~ 久宝寺緑地・シャクヤク園
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/05/14(Wed) 15:36:45

    奈良。
    ミネアポリスの後期がそういえば始まってる、で、なら春日大社の藤ってぎりぎりか(また藤…)? と出掛けてしまう、雨の中。
    奈良公園から春日大社って、いったいいつ以来? とまったく思い出せない中、まだ開いてない神苑に「いいですか」と入れてもらい、つらつら。
    白、と八重、はまぁなんとか(桜と同じようなもんか、晩生なのは)、が山藤は遅すぎ、野田藤もぎりぎり。
    そしてせっかくだからと春日大社の本殿側…が観光バスからの客だらけで断念し(そこまでの参道はがらがらなのに!)せっかくだからとささやきの小道。誰もいない。静かに大木やら。
    さらにマイナールートへ。が、…鹿たちに怪訝な顔で見られ川を渡ること約4回? 靴も片足が泥に陥没寸前、と罰当たり、なんとかはい出し車道を巡って奈良県美、もうへろへろ。
    後期のほうが初期の作品で技法的にめったに見かけないものが多く、興味深く観る。海外逆輸入物だからか。この流れの中で、しゅっとした美人の鈴木春信、歌磨の鴨、写楽の大首、豊国(たぶん初代)の安定感、北斎の '狂' ぶり、はずば抜けていて目を引く。
    で学園前へ移動。松柏美、うっすら断片的な記憶と、だいぶ違うのは年月経ち過ぎ? もう傘が、おしゃれで小綺麗で学園前的で、…昔はもっとさばけてた気がする。
    小野竹喬は、前期の作品が、もう静けさと旅愁に、すっかり没頭。庭も、(こんなに整備されてたっけ?)雰囲気にひたって、から館内に入ったのですうっと。
    池の廻りは、とりどりの邸宅。…。で人は2人まともにすれ違えない歩道、と同じぐらいの巾を使ったツツジの並木、に疑問を覚えつつ(何でこんなにガタガタなまま?)、つらつら冷たい雨に打たれながらの空きっ腹、駅前でうどんの定食。
    久宝寺緑地は、なんとも…な近鉄・久宝寺口から。もう全然人いないし。な中シャクヤク園。は綺麗。でもみんな俯いてる。咲いてるの実質5品種くらい? で5分咲きくらいか。ぱしゃぱしゃ。
    でJRの側から帰る。




1708/ Kasuga Taisha, Ukiyo-e in Minneapolis Institute of Arts (Nara Prefectural Museum of Art), ONO Chikkyo (Shohaku Art Museum), Peonies in Kyuhoji
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/05/14(Wed) 15:37:34



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掲示板管理者:windswept
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