観念の王国 掲示板
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1600/ 箱木千年家(箱木家住宅)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/31(Mon) 22:02:21

    某 W-k-p-d-a で休館日が 12月 31日と 1月 1日になっててホンマかいなまぁ閉まってても外観くらいは見られるだろうし、と思って 12月 30日に出掛けてみる。時間も思ったほどでなくただ乗換はよくわからないままジョルダンの示すがままに。
    箕谷駅で降りると、まぁ田舎の駅で駅前の道も路地みたい、だけどカーブを下るといきなりタクシーのロータリーで一台ほんとに停まってるし、ところでバス停はどこにあるのかはるか離れてるのかと思う間もなくこちらもロータリー(舗装が崩れかけてたりするが)だし。
    走り出すと、普通の街、店々もあるし道も県道? 国道? ちゃんと整備されただいたい両側 2車線の道路になったし、みんなすずらんカードで乗って降りてくことを除いて、山あいのそれほど不便でもない地、もっと田舎かと思ってた。
    でも、明らかに古くに整備されたままの舗装や橋、斜面の落石防止も危なっかしい。旧家の石垣、品よい庭の草木、そして青空、少なくも歩く年の瀬の人たち、少なくはない乗用車の列、
    あれ! かな? 噂の頭でっかち茅葺き屋根、"箱木千年家" の看板が向こうに。
    終点の衝原( 340円)は転回所というより単なる広めの駐車場、降りて、畑の向こう、見えてるし時間まだあるし横の石鳥居が気になって先に。が、縁起は古いようだが建物は全然、でその先、すごい崖にはるか広大な荒れ地がずうっと向こうまで広がっていて絶句。何なんだ。山裾きでいってるんじゃないのか。
    戻って、いよいよ。まず売店(うどんとか)はもちろん閉まってる。で畑と家々を抜けて、といきなり駐車場からして閉まって 12月 25日から 1月 1日まで休み、って某 web site ~~ まぁ予想通りだけど、公式サイトがなくてロクな情報が載ってないってそろそろつらい。
    で、…しかし高い塀やら植栽やら手前の(今の?)家やらで近寄ると余計見えない。で廻り込もうと…すると畑や隣家やで巧妙に近づけずもどかしい。こりゃわざとだ。盗難でもあったか。
    で唯一のルート、さっきの神社~広大な荒れ地の境界、崖上の桜? 並木の畦道に挑戦してみる。
    落葉と苔、枝振りはあるものの人の行き来はないわけではない模様、ダム云々の看板があってやっとそうか移築の元となったその地がここだったのか、と合点。ここは通り抜け不可との駐車場逆測出入口に書いてあって、よかったとりあえず不法侵入ではなさそう、と少しほっと。
    おっ、すぐそば。分厚い屋根。壁。…少々新しめの復元か。



1604/ 箱木千年家(箱木家住宅)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/01/01(Tue) 22:04:39

    それにしても鉄条網がこちらにも。んん。…音? ひょっとしてご親戚との年末? と吃驚させてしまってはいけないので早々に退去。
    …次のバスまで 30分ほど、あるんですけど。
    仕方ないので廻りをぶらぶらと。ドライブインみたいな喫茶店、開いてるわけがない。何やらセンター、同左。向こうへ。畑作業してる人。サイクリングセンター? が標識は移転に合ってない上、やはり閉まってる。でも川! がコンクリート固めでがっかり。戻る。
    …寒い。吹きっさらし。Windswept. 壁が欲しい。再び神社、の手前に小っちゃな公園、は誰が使うのかビュンビュン車の行き交う道路に面してるのに。オットセイいるし。が神社の社のお陰で風が防げる。有り難い。
    やっとバス。乗り込んで暖ったまる。
    後に蕎麦にて温ったまることになる。


1601/ Hakogi House
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/31(Mon) 22:02:58

    This house was built more than 1000 years ago. Like in Jomon period, this has a big roof and an air of serenity.




1598/ ベートーヴェン:交響曲第 9番《合唱》 バーンスタイン / ウィーン・フィルハーモニー(Grammophon The Best 1000, UCCG-5005, 1979年 9月録音)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/31(Mon) 11:55:14

    日本の年末といえば "第九" である。今年は早々にこれを買って大晦日に備えてその前に軽く試聴しとこう、と思ってかけたのが運のつき、もう何度聴いたことやら。
    これだけ有名な曲、名演と言われるものだけでも数多あるが、これにしたのはウィーン・フィルだしバーンスタインだし、でも一番は安い! が評価も悪くないようなので。(どうせ 1000円だし、あんまり酷ければ買い直せばいいし、それでまずは試し聴き…のつもりが)

    この CD の魅力は、つまるところ、べったべたのアメリカ人のレナード・バーンスタインと、欧州の名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との、融合にある。
    まずわかりやすい。フルトヴェングラーは、確かに正統派で素晴らしいのかもしれないが、どこで盛り上がってどうなのか、小難しくてよくわからず、極端な話いつ始まっていつ終わったのか、どうもわからない、という遠い印象がある。少なくとも、これは良かった、と思った記憶がない。
    カラヤンは、わかりやすいけどこれでもかー、と強調するところは(おそらく楽譜以上に)強調し抑えるところはものすごく抑えるそのわざとらしさがイヤ。
    バーンスタインといえば、私にとってはウエスト・サイド・ストーリーで、あの突然踊り出す(ミュージカルはみんなそうだが)バカらしさとジェット団・シャーク団という二分立のアメリカ的わかりやすさ、楽しくも時に("Tonight" のように)美しい旋律もこなすバーンスタインの楽曲は、通奏低音としての社会の矛盾や不満を覆い隠してしまい単なるメロドラマ風に見せてしまうほど強い印象を与えたが、
    この彼の第九、まずわかりやすい。ヴァー、ヴァー、ヴァー、と音を出すところはヴァー、ヴァー、ヴァー、と等分に等しい音量で何のひねりもなくそのままに出す、というわかりやすさはまさにウエスト・サイド・ストーリー的、時々笑ってしまうほどだ。
    笑ってしまう第九、でいいのか? という議論もあろうが、いいのである。バーンスタインだから。何でも許せてしまう、あのおっさんの表情を見てると。
    そして、そうでありながら大味にはならず随所で唸らせるうまさがあって、これはバーンスタインというよりウィーン・フィルハーモニーの持つ資質から来ているのであろう。
    特に、第三楽章は、第九にこんな美しい旋律があったのか! と思わす素晴らしい繊細さを持っているが、これ、たぶん、バーンスタイン、何もしてない。



1605/ ベートーヴェン:交響曲第 9番《合唱》 バーンスタイン / ウィーン・フィルハーモニー(Grammophon The Best 1000, UCCG-5005, 1979年 9月録音)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/01/01(Tue) 22:05:34

    100% あなたたちに任すよ、と言ってタクトを形だけ動かすふりをしてただけ、としか思えない素晴らしさである。こういうバーンとした男っぷりの良さも、バーンスタインならではである。(もちろんこの密約(?!)の存在は私の推測である)
    そして、歌い手たちの本気のうまさ、も見逃してはならない。ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)、ハンナ・シュヴァルツ(アルト)、ルネ・コロ(テノール)、クルト・モル(バス)、そしてウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮ノルベルト・バラチュ)、と書いていても誰なのかよく知らないが、やや細く聴こえる(あくまでも交響曲だから仕方ないが)ことを除いて技巧的にも情感としても最上に類するものと思う。
    そしてエンディング。畳み掛けるようなノリノリリズムで一気にチャン・チャン・チャン・チャン大団円!! 素晴らしい。笑ってしまう素晴らしさ。
    この感動は確かに、
    (これは歓喜の歌、神の御魂に触れる喜びを敬虔にも表明する深さと発露が、それでいいのか?)
    という疑問、本来ベートーヴェンが苦悩のうちに辿り着いた歓喜とは、全く別種のものであるかもしれない。
    しかしこの熱情、盛り上がりと喜びに顔のほころぶ姿、良いもの、快いものを聴かせてもらったー という満足感、わかりやすくも時おり垣間見せる熟達の技、に、
    きっとベートーヴェンだって「コノヤロー!」と握りこぶしをつくりながらも笑って許してくれてる at 天国、に違いないのである。


         *     *

    http://homepage3.nifty.com/hidekoike/beko9.html#b


1599/ Beethoven: Symphonie No.9, Wien Philharmoniker / Leonard Bernstein (Grammophon The Best 1000, UCCG-5005)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/31(Mon) 11:56:10



1595/ 和歌山市内、美術百科「色・いろいろ」の巻 前期第 1部(和歌山県立近代美術館)、国宝・古神宝の美(和歌山県立博物館)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/24(Mon) 22:07:03

    いつも県近美との間をちょっと城周辺を歩きながら慌ただしく往復、って感じなので今回は多少調べて。
    http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/index.htm
    http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/map/sinai_map.htm
    http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/tokugawa/tokugawa.htm
    例によって徳川とか詳しいわけでも何もないがにわか知識で。

    事故で遅れる南海、それにしても毎回休日でもほんとに閑散としてる和歌山市駅前でさえ。いつものようにてくてくと和歌山城へ。いつもは西側をかすめるだけなので今日は北の濠を東端から。東の濠には水鳥がいっぱい居たり一木だけ椿が咲いていたり。石垣を上ってみたり動物園(ビーバーやらフラミンゴやらいた!)を眺めたり。
    門を抜けて、まずは県近美、が、水が止められてる! やはり財政難か。時間の問題とは思っていたが。
    人気なし。事実上貸切にて、七色、そして赤から一色ずつ、の構成は思いの外興味深く、ゲーテの色彩論や京近美での COLORS(ファッションと色彩:VIKTOR & ROLF & KCI)を思い起こしたり。
    何も考えず 2階へ上がると、…閉まってる。開けて入るのかと思いきや、何と、前期のうち年内は第 1部のみで、新年から 2部もスタートという変則さ。さすが和歌山である。
    企画展は、…こういうのは小企画という内容だが成立上全て国宝の五流品であった。想像はしていたが。見事に一品も優品なし。ただ、いつかは熊野へ。そう思ってるので。そういえば後白河上皇も回数だけでさらっと流してあったなぁ常設で。
    何だかよくわからない 複製ばかりの 2階のピロティ埋めも流して、ちょっと小高い丘から干上がった元流れを眺めて、意味なく腹が立ってそこをずたずたと歩いて回り込んで岡山の時鐘堂兼稲荷社で軽く祈り、さらに回り込んで刺田比古神社に軽く寄ると植裁職人さんだと思った人がどうも社の主? らしく年明けの 2日? だったかの 12時 ??分からの来年の大河ドラマ? の吉宗に関連してここも紹介される、フ〇タニミキと…とか教わる。ちゃんとスピーカーからは神社のメロ。
    http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/tokugawa/yukari/sasutahiko.htm
    気をとり直しさらに回り込…むと浄水場で通り抜けられず、寺町通から大回りして報恩寺。
    http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/tokugawa/yukari/houonji.htm
    回り込めた気もするが中門(額の味わい)が閉じてたので休憩、次へ。
    http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/tokugawa/yukari/souyouji.htm



1606/ 和歌山市内、美術百科「色・いろいろ」の巻 前期第 1部(和歌山県立近代美術館)、国宝・古神宝の美(和歌山県立博物館)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/01/01(Tue) 22:06:33

    腹減ったと思いながら窓誉寺は、普通に墓参りしてる家族をよそに、少し奥の方(の通路そば)に番町皿屋敷の(皿を蔵している関係で有る)お菊供養地蔵に手を合わす。何か写ったらどうしよう、と三方くらいに祈ってから写真を撮る。ふぅ。
    武家屋敷も行きかけたがそろそろ意識の 50% が '腹減った' で埋まってきたので飛ばし、無量光寺へ。猫がミャーミャー 2匹も 3匹も、どこ吹く風猫に軽く監視猫、突然飛び出し吃驚猫とてんでばらばら、門を潜る。
    首大仏さんいきなり、でかい! こりゃすごい。縁起を読んで、思いを馳せる。お釈迦さん。
    そしてもう 70% 持ってかれてる食べる方、ビックホエールの建物? まで行くつもりも一目眺めて(鯨型じゃない? 別の建物?)、和歌川なんて知らなかったそばのイズミヤでものすごい接客(目が合いいらっしゃいませ * 2店員、しかし注文もお茶もなし)に遭いながらも何とかありつき、腹が立ってるのか腹ごなんかわからない川べり上り、とうとう携帯のナビウォーク頼みに
    http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/tokugawa/yukari/kakezukuri.htm
    ちょっと写真、と妖しく声かけられながら抜けて観音寺? ←場所不明(地図間違い? 別の寺?)、懸作←場所不明、駅や道が高架化で工事中、案内図にも表示なし、でしばらくさ迷ったが紀の川だけ撮って諦める。
    再び和歌山市駅。結構歩いた感。


1596/ In Wakayama
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/24(Mon) 22:07:44



1593/ 懐中時計(小沼丹著、講談社文芸文庫)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/22(Sat) 09:06:43

    レトロで、端正な味わい。時おり不可思議風味。
    最近でこそ堀江敏幸のような作家が売れたりしているようだが、
    もともと、日本の文学はこうではなかったか。
    失われたもの、失いつつあるもの、
    を端整に、いやむしろ随想の如く、淡々と、

    しかし何より静かに、そおっと、味わい味わい、ゆっくり、
    先が読みたい、
    けれど終ってほしくない、
    話に没頭し、容易に抜け出せない、
    飄々と、
    いとおしく、

    大寺さ〜ん。




1594/ Pocket Watch (by ONUMA Tan)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/22(Sat) 09:07:18



1591/ ミニマル・フィジカル・オーディオ・ナイト(2007.12.14、大阪府立現代美術センター)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/16(Sun) 17:52:29

    もう暗くて、遅れて、閉まってるのか入れないのか? と隙間を覗くと何とか大丈夫だった。
    国谷隆志と批評家の尾崎信一郎が話してて(展示室B のことやミニマルや影響や境界や)、
    そして、パフォーマンスはスペシャル・ユニット オーガナイズド・バイ・小島剛‐小島剛・毛利桂デュオ。
    背のすらっとした毛利桂のレコード技はもはや Paul Hardcastle とかじゃなく(←あたりまえだ)、
    小島剛の電子音というか林檎印から繰り出す音と、5分もすれば身を任せて、ちょっと眠る。バタバタしたなぁ。
    赤いネオン管がぶら下がりでかい注射針みたいなのでできた銀閣寺みたいな砂の円錐二つ、つるつるに硬質な床に反響する。

    そして、花沙はそっと入場。
    ヤドカリ的手足指先芸、胎児、盲目、もがき、
    閉塞と開放性。
    痙攣系でもあるが
    女性性の温かさと優しさ。

    つるつるてかり、
    砂の時間性(遡行)。


    大学生くらいの若い方々中心に満席でちょっと意外。
    その後、展示室B も開けてもらえて、OA フロア剥き出しの中白いくねくねネオン管が日の落ちた窓ガラスに映るさまで 2倍の白を眺め、
    地下へ降りて(こんなとこに写真の展示、そして木が吹き抜けて)帰る。


    http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/todays/p_todays/kunitani/index.html




1592/ Minimal Physical Audio Night (Osaka Contemporary Art Center, Dec. 14, 2007)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/16(Sun) 17:53:05



1589/ BIOMBO / 屏風 日本の美(大阪市立美術館)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/14(Fri) 05:38:44

    慌ただしい。師走というだけのことはある。
    まずはパシャパシャと、天王寺公園を NATURA CLASSICA で撮る。もういい加減陽も傾いてきたので、速攻だ。…なのに小っちゃい子ら、服を脱いで噴水に浸かり(!)パシャパシャ遊んでる。すごく楽しそう。思わず自分も参加したくなる。(←いやいや) 裏に廻ると小さな虹! 誰も気づいてないようだ。パシャ。その岩と噴水を撮ってるとカメラごと水煙に包まれたり、レンズにも水滴が、となおも押し続けると終わって巻き戻し…は良いのだが濡れたままレンズ保護幕が閉じてしまう(!)。早く乾かさないと…って新しいフィルム持ってないのに!
    入る。屏風という形態をこれだけたくさん観るのは初めてだ。話が違い相当に混んでるし。南蛮ものまである。神戸市立博物館だろうと思ったらサントリー美術館が隠し持ってた(!)らしい。そして、予想に反して精緻なもの多し。著名な画家のものは一部に限られてるのに。むしろ逆なのか。そして、人間臭い。遊楽図とか。ある意味みんな遊楽図。それだけ人に近い位置にある、ということか。構成は、部屋の右左で別テーマだったりして多数の作品を押し込めた感。場所をとるから仕方ない。仕切るためのものがこれだけ並ぶとちょっとげんなりも。逆さま…はきいたことあったが、白絵は知らなかった。めでたい。
    そして、疑問は解決せず。(どっかに書いてあるのかも)
    屏風というと豪放なもの、と思っていたが違ってた。
    人は、何故これほどに、精緻に、描きつくり上げたのか。
    その親密さに思い巡らす。

    慶沢園をいそいそと。かろうじて紅葉も、残ってないことはないので巡ってみる。軽い逆光の美術館。池。木々。草々。岩。四阿。光。映る空にほんとの空と流れる雲、飛行機のたなびき。青。柔らかい光。飛び石。小滝。松に頭つつかれる。久々の 53CA でカシャカシャと。綺麗な色に出るといいな。願いつつ見上げた空を撮る。静まり冷えた空気に青空の残り日。
    門をもう一つ潜って覗いてみてから、帰路。


    http://windswept.lifeshot.jp/photos/albums/1197491919/




1590/ BIOMBO (Osaka Municipal Museum of Art)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/14(Fri) 05:39:21

    Byobu, Japanese folding screens are there. They are not wild, but exquisite. What did the maker think while painting?




1588/ ネガフィルムの現像・同時プリント・CD書き込み比較(フジフイルム編):ヨドバシカメラ / ビックカメラ / カメラのキタムラ / カメラのナニワ
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/12(Wed) 22:46:58

    共通事項
    カメラ:NATURA CLASSICA (FUJIFILM)
    フィルム:NATURA 1600 (FUJIFILM)24枚撮り(全て25枚撮影)、三本セット + 後から一本買い足しのため、おそらく三本(ヨドバシ・ビック、そしておそらくキタムラ)は同一乳剤
    店舗:ヨドバシカメラ梅田店 / ビックカメラなんば(千日前)店 / カメラのキタムラなんば店 / カメラのナニワ心斎橋本店
    被写体:共通で自室、及び早朝ベランダからの向かいの家 + 遠くの看板等(ただし天候・時刻により条件が大幅に異なり単純比較できず)を最初の数枚、他は別掲なお、スキャナー及び機器・ソフトは CD でのデータによる(プリントは別機種の可能性あり)

    ヨドバシカメラ
    スキャナー:SP-2000
    機器・ソフト:FDi V4.5 / FRONTIER350/370-7.6-0J-920
    被写体、他条件:芦屋市美博とその周辺の庭・建物・植物・水銀灯・ポスト等(夕方遅め)、ドトールのテーブル、梅田夜景(看板)等
    プリントの印象:コントラスト・黒線がギトギト、青系(寒色系)が妙に強い、かと思うとドトール内テーブル・カップは暖色強調、植物の緑はプラスチック製人工樹木のようでビリジアン(濃緑)存在せず、空に雲は存在せず、
     どの一枚をとっても気色悪い・ありえない色合いと輪郭線
    CDの印象:色合いに関しては少しマシ、が輪郭 / 黒線のどぎつさは同様
    備考:プリントを特急仕上(一時間後・2円/枚だけ高い)、CDは翌日(にしか出来ないと言われた)、のため厳密には同時プリント・CD書き込みではない。
    (プリントの品質は翌日CD同時仕上の場合と全く同様である旨事前確認済)
    一番安かった。
    サービス品添付なし。
    フジカラーCDの専用ソフト等の質問に即答できず他の店員/裏ラボに都度確認。

    ビックカメラ
    スキャナー:SP-2500
    機器・ソフト:FDi V4.5 / FRONTIER390-7.6-0J-446
    被写体、他条件:トンネル、JR駅ホーム、大山崎(紅葉、屋内)、屋外晩ライブ(小柳淳子)
    プリントの印象:かなり忠実な色合い、夜ライブは緑テント/非常口表示・黄色花・ウッドベース茶等綺麗な色、雲あり、
    ただコントラストに多少の(デジカメ的)違和感
    CDの印象:ほぼ同様
    備考:何故かプリントが忘れられており(CDとネガのみ入ってた、袋には依頼時の記載有)、指摘すると慌ててプリント、10~15分後と言われたがおそらく30分後程度に出来あがり(なのでやっぱり同時プリントとは言えず)
    サービス品添付なし。
    2番目に安かった。



1607/ ネガフィルムの現像・同時プリント・CD書き込み比較(フジフイルム編):ヨドバシカメラ / ビックカメラ / カメラのキタムラ / カメラのナニワ
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/01/01(Tue) 22:08:33

    カメラのキタムラ
    スキャナー:SP-1500
    機器・ソフト:FDi V4.5 / FRONTIER350/370-7.6-0J-92...(この先欄外で読めず)
    被写体、他条件:相国寺~御所の庭・イチョウ・紅葉・建物(どんよりした曇り)
    プリントの印象:人工樹木に腐ったしかしどぎつい赤にデジカメ的浮き出た幹、やや寒色系、とにかく気色悪い、雲ははっきり、何故か全て焼きが明る過ぎ(曇りなのに!)すごい違和感
    CDの印象:赤は少しマシ、他は同様
    備考:ネガカバーがフジでない(オリジナル?)、各種サービス券にブック型CDケースに紙製ポケットアルバム…とてんこ盛り、唯一の2000円超え、ネガがえらい濃い。

    カメラのナニワ
    スキャナー:SP-3000
    機器・ソフト:FDi V4.5 / FRONTIER355/375-1.8-0J-014
    被写体、他条件:天王寺公園・慶沢園(夕方、秋空っぽい綺麗な晴れ)、噴水
    プリントの印象:抜けの良い鮮やかさ、濃い目のプリント、輪郭線のいやらしさなし、気持ちのよい色合い(現実よりも)、雲表現良好、緑不自然さほぼなし、噴水廻り・岩が綺麗すぎ(だが抜けが良いのでこれはこれであり)、ややその意味で忠実さには欠ける
    CDの印象:プリントよりはかなり忠実(とはいえ水廻りは現実より抜けの良い鮮やかさ)
    備考:CD価格表記漏れ(受け取り時に店員2秒くらい眺め書き加え再計算、請求)、2番目に高かった、黒の薄手CDケース・シンプル樹脂製小フォトアルバムサービス。


    まとめ
    ナニワ>ビック>>>>>>キタムラ>>>ヨドバシ
    問答無用でカメラのナニワである。ただ、忠実さの点ではビックのような気がしており、いずれ条件をもう少し揃えてこの 2つは再比較したい。
    (ビックはうち9枚が夜ライブ・紅葉絡みが6~7枚で普通の写真少、ナニワは天候の良さも要因の一つと考えられるため)
    その他に、ヨドバシとビックについては抜粋で、CDデータから常用のネットデジカメプリント店へ出してみたが、ヨドバシはそちらの方が相当マシ(フィルムの意味が…)、ビックはオリジナルのプリントの方が良かった(ので他は試さず)。
    ヨドバシは現像段階で既におかしく? キタムラもどうも濃すぎる気がするが、基本的にスキャナーの新しさの順で綺麗であり、入口部分の技術革新でほぼ決まっている気がする。
    ちなみに、現行発売機種はSP-3000のみ、SP-1500やSP-2000は1999年発売(~2001年販売終了)の機種のようである。

1609/ ネガフィルムの現像・同時プリント・CD書き込み比較(フジフイルム編):ヨドバシカメラ / ビックカメラ / カメラのキタムラ / カメラのナニワ
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/01/01(Tue) 22:22:38

    いくら業務用とはいえ、ここ数年で(デジカメの浸透と共に)大きく進歩していることはほぼ間違いないと思われる。
    LifeShotで検索してみたが、古いスキャナーでの青~寒色傾向、SP-3000での抜けの良い鮮やかさは共通しており、ソフトのバージョン(はそれぞれここ一、二年程度のものに更新しているようだ)や機器本体よりもスキャナーでやはり決まっているようだ。
    (あるいは単にレンズが焼けてきているのかも)

    ここでは各一本のみを試しているので、店舗によっては複数の機器があるのかもしれず、また、現像・同時プリント・CD書き込みと例えばプリントのみ等では組合せに違いがあるのかもしれない。
    そして、同じチェーン店でも全て同じ機種とは考えにくいので、むしろ、チェーンとは無関係に、新設店が狙い目なのかもしれないし逆に古い機器を廻されてチェーン一番店を最新鋭に更新しているかもしれない。

    結論は、
    SP-3000を探せ、しかし忠実さはSP-2500かも、でも忠実さなら昔からコダックか、フジは現実とは乖離した綺麗さで昔から売ってるのだからやっぱりSP-3000店に走れ、チェーン店も個人営業店も関係なし(←たぶん、全て)
    ということである。
    (これで実は乳剤の差だった、ということだったら吃驚だ)




1585/ 相国寺の禅林文化展(相国寺承天閣美術館)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/09(Sun) 11:48:10

    えらい空いてる。
    まず靴を脱ぐ、ということに驚く。そして、何だか広々。通路も単純。若冲が特別だった、ということのようである。
    客も、おじいさんおばあさんが多くかなり寺社系寄りで、さらに吃驚は主要なお釈迦さんや菩薩様の絵の前には賽銭箱が! 過去に例がない訳ではないけど、ここまで用意周到だと逆に引いてしまう。

    あっここでも小堀遠州の茶杓が! もう覚えた。そして伊羅保も! ちょっとおとなし目。金森宗和系も。
    そして夢窓疎石の頂相に自賛(!)、足利義満の一行書、織田信長に豊臣秀吉の朱印状、と由緒正しき品の数々。
    昨日の湯木美を民とすればこちらは官、の好対照、
    千利休の一行書は世に存在しない、あっても偽書、だがこれは真筆、なんていわれれば「ははーっ」と平伏すしかない。
    筋の良さは認めるが、寺の関連の要職を務めたからといって必ずしも作品そのものの質が付いてくるとは限らないし、
    明らかに眉唾なもの(さすがにだいたい "伝○○" としてあったが)も少なくなく、
    まぁ金閣寺をも配下に置くその権威と財力でこれでもかーな雰囲気は控えめにも見えてしまう、ところがいかにも "官" な。
    だいたい金閣寺に既に再建されている夕佳亭を第一展示室内に復元(!)、しかも全面ガラス張りで上がれず(!!)(←まぁ茶席を再現して茶碗や水指が置いてあるから上がれないのは仕方ないが、軒先も窓も(!)ガラス張りにしなくても)、ちゃんと木部はほんとの木(!)である。何なんだ。

    第二展示室は、…んん見たことあるなぁの金閣寺の障壁画(パクったまま? 複製?)とか、等伯の萩芒図屏風がすごい位置に置いてあってとても全体を見られなかったり、と半常設化してあるようである。
    明らかに下手くそな池○雅の偽物か真筆ならこれまで観た中で最高の手抜き度の作品群とか(ちなみにこれには "伝〜" は付いてない)、
    やっぱり下手くそな観音が三十三に変相する図をしかし観ていくうちに結構のめり込んで想像してしまってたり立っ端の高い展示方法を工夫云々って書いてあるけど単に茶色い丸パイプを長押に通しただけだったり、
    何だかちぐはぐに七宝まで出てきてまだまだこの美術館、こなれてきてないなぁと、普通にさりげなく、ただ、観せてもらえればそれでいいのに、和風に建てればいいものをコンクリート中途半端打ちっ放しに内装木でまだ匂いも抜けてなくて作品、大丈夫かなぁとかあれこれ。
    三年後、五年後の寂びれ具合が目に浮かぶ。



1608/ 相国寺の禅林文化展(相国寺承天閣美術館)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2008/01/01(Tue) 22:09:14

    がそれはまた、金閣寺やらからの財力で何とかするのだろう。困ったものだ。


    紅葉の季節もほぼ終盤、イチョウも木々より散った落葉が綺麗なころ、
    そのまま御所へ、
    静かに、枝々の下、
    大木がたくさん、幹にそっと触れて、見上げて、写真を撮ったり、葉っぱに触れたり、
    しながら下って丸太町から帰る、頃にはすっかり落日。


1586/ Shokoku-ji
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/09(Sun) 11:48:41

    It was governmental temple and dominating lots of temples like Kinkaku-ji, so in the exhibition there are goods from there.




1583/ 風流と美(湯木美術館)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/08(Sat) 11:29:12

    茶杓が小堀遠州作?? 庭づくりの人なのに? と思ったら、ちゃんとお茶もやってる人だった…流派まで開いてた……。京都とか彼の手がけた庭がたくさんあるものだから…しかし庭と同様あまり……。
    乾山の短冊皿の組からはじまる。彼にしてはけっこう荒めだが、次の筒はもっと荒っぽく豪快さが垣間見える。
    "福" の字がまん中に入った黄瀬戸のこの温かい色合いと柔らかな形、優雅な "福" の字にゆったり。
    伊羅保の茶碗のこの "土" な感触も味わい深いが、
    銘ねぢぬき(船橋玄悦作)の渦巻きの威力は凄い。気合いの籠ったその渦巻きを、右に左に想像とで辿る。大した作である。

    あれは赤絵だったか、ユーモラスな絵で飾られてたり、
    "夢" の字が何とも、正しく夢を思い描かないと、と思わせたり、
    茶室の水指の蓋の偏り具合に唸ったり。

    つつがなく、とはとてもいえなかったこの年の瀬、
    しかし茶の具は今も静かに、
    元持主の不在にも淡淡と。

    外に出て、ゆっくり、余韻を愉しみながら、
    店の看板が、えらく平板に見えた。




1584/ Tasteful Beauty (Yuki Museum of Art)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/08(Sat) 11:29:45



1577/ 小柳淳子(2007.11.27 18:30~、京橋コムズガーデン)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/04(Tue) 06:36:17

    久し振りに、そして無料だしなんとか間に合った。しかし、あったかい日とはいえ陽も沈んだよ? 半地下、というか吹き抜け、というより単に屋外だし、ベンチは樹脂製? はじまる前からカップ酒なおじさん達、…正解である。うん。

    奥村美里pf
    坂崎拓也b
    松田ゴリ広士ds(←いや、小柳さんの公式ブログにそう書いてあるし)

    まずは客席あっために三人で。
    …ちょっと硬い、というか単に吹きっさらしでかじかんでるのか。
    それにしてもゴリさんいいなぁ。昔風ミュージシャン。
    で小柳淳子さんが登場して唄いはじめると、今回はジャズ、ムードが出てらしくなってきてほっとひといき。たぶん演奏してる人達も。
    客席もたまたま通りがかった風のおじさん、おばさんに子供連れ、通勤帰りに何だろ風の人達なので、少しずつ、少しずつ、のエンジン。
    さすがの淳子さんもトークは空回り気味(お隣さん同志肌寄せ合って、ってやっぱり屋内じゃないときついよー)だが、そこは唄、
    soulful な熱情をもって唄い、引き込まれ、
    そして演者も、pf なんて明らかにのって、紅潮気味の御顔で情熱的に弾き上げ、
    ゴリさん(いや知り合いでも何でもないんだけど)はニヤリな叩き方で見せ聴かせ、
    bass はまだお若いが淳子さんの真後ろで一生懸命弾いてる。
    空には飛行機。
    ビルには明かり。
    後ろにクリスマスの電飾。
    ステージ後ろは通りがかりの人達に非常階段。
    左上はやっぱり手すりにもたれて聴いてる人。
    そして唄う淳子さん。

    クリスマスソングも、温かに優しく、
    喧騒の静けさ、
    終わるとすぐにラーメン屋で暖まりながら振り返り、食す。


    youtube に "ひこうき雲" が載ってて、びっくり。だいぶ古いけど、のめり込みの歌唱は変わらず。




1578/ KOYANAGI Junko (Kyobashi Coms Garden, Nov. 27, 2007)
・投稿者/ windswept
・投稿日/ 2007/12/04(Tue) 06:37:09



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掲示板管理者:windswept
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