合同練習ご苦労様でした。先生方の批評「青海波は難曲に取り組んだしては上出来 です。ある程度雰囲気が出ている。千秋楽は盤渉調の感じが出ていません。演奏会では 青海波をやったほうが良いのではありませんか」とのこと。ただ、これは今更曲目を変 えられません。思うに青海波は皆さん宮内庁の演奏くらいしか聴いたことがないから、 その良いイメージが頭に入っているのに対し、千秋楽は我々自身も黄鐘調でやっていま すし、よくいろんな会が法会などで使うのを聴くので、そのイメージが頭に入ってしま っているのではないか。かつて省略形式でやったこともありますが、それらの影響でや や取り組みが安易かもしれません。CDでも良いから、もう一度良い演奏を聴いて勉強 しなおす必要があります。「青海波ができる実力があるのになぜ千秋楽が駄目なんだろ う」と先生方は不思議がっていました。 布橋灌頂会の陪臚。今のやり方でよいとの意見もありましたが、やはり四天王寺方式が 妥当と思います。灌頂というからには明らかに仏教の儀式です(これから派生して、雅 楽の秘曲を伝えることも灌頂と言います)。こういうことは当会にはるかに専門家がい らっしゃいますが、神仏習合の昔から、白山は神道のイメージが強いのに対し、立山が 出てくるのは「日本霊異記」、謡曲の「善知鳥」さらには立山曼荼羅など仏教色が強い ように思います。古典落語にも立山の地獄谷で死者の霊に出あうのがありますよ。
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