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Re(7):社会保障と税の一体改革?
 バジル二世  - 12/4/18(水) 20:00 -

引用なし
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   Josefさんへ

>私が言いたいのは文脈です。規制の緩和・強化、税率の引き上げ・引き
>下げ、料金の値上げ・値下げ、いずれも良し悪しは文脈次第です。

たぶん、タクシー料金値下げはデフレ下でOKでしょう。なぜなら、客が乗りたいと思う価格と運転手が乗せたいと思う価格が折り合う点に近づけるための値下げであり、総売り上げ=単価×客数は値下げしない場合より増えるでしょうから。で、よく値下げした後に「客数が減った」という統計が出たりしますが、だからといって値下げが悪いという証明ではありません。その状況下で価格を据え置いた時に客が減らないなんていう証明はだれにもできないのですから。

>「合成の誤謬」とかいうやつですかね。不況で経営が苦しくなると
>企業は賃金を抑える必要が出てくる。また不況下では仕事がなくなり、
>労働者は安くていいからとにかく仕事がほしい。従って、派遣労働を
>認めることは企業、労働者双方にとって合理的である。これがミクロ
>視点。

不況に追い立てられている労働者たちが無我夢中に認めて欲しいと考えるものと「全体」から見て望ましい労働市場の在り方は違うのだ、という視点ですが、そのように定立した視点というのはかなり危うくありませんか。ここで合理的と彼らが考えているのかその証拠はどこにもありませんよね。
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Re(6):社会保障と税の一体改革?
 Josef  - 12/4/14(土) 20:57 -

引用なし
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   バジル二世さん、こんばんは。

各論に入り込めば業界ごとに私の知らないいろいろな事情があることと
思います。

私が言いたいのは文脈です。規制の緩和・強化、税率の引き上げ・引き
下げ、料金の値上げ・値下げ、いずれも良し悪しは文脈次第です。

たまたま私がタクシーに言及してしまったのでこれについて言うと、
デフレ不況という時代的文脈の中で規制緩和=値下げ競争を促すような
施策はおかしいだろう、ということです。

派遣労働についても言いたいことは同じです。

派遣労働というと私にはピンはねのイメージがあって好きではありませんが、
アナウンサー等の特殊技能の職種には利点があることも分かるので
職種によってはいいだろうと思います。けれども一般の製造業でも
派遣を認めたのはデフレ不況になってからですよね。そうすると、安くて
切りやすい労働力として派遣が使われるのは目に見えています。

「合成の誤謬」とかいうやつですかね。不況で経営が苦しくなると
企業は賃金を抑える必要が出てくる。また不況下では仕事がなくなり、
労働者は安くていいからとにかく仕事がほしい。従って、派遣労働を
認めることは企業、労働者双方にとって合理的である。これがミクロ
視点。
ところが全体としては、これが需要の縮小、経済活動の縮小を招き、
デフレが進行していき、企業も個人もますます苦しくなる。つまり
マクロ視点では非合理的な選択ということになる。

個別企業や個人は少しでも自分が得になる選択をしていくしかない
わけで、皆が合理的な選択をすると非合理な結果が生じるというのは
政治の責任です。そうならないように調整(=規制)をはかるのが
政治の役割のはずですが、ここ十数年、とにかく調整=規制は悪で
あるという声に押されてあらぬ方向に進んでしまったという気がします。
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Re(8):引用について
 ラクシュン  - 12/4/13(金) 0:49 -

引用なし
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   またよく読んで他の症例を書くかも知れませんが、自己言及的な観は否めません。
ブッダも同じだと思うけど。
これはまぁ「人間」=「システム」の限界だろう、などと。
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Re(7):引用について
 ラクシュン  - 12/4/13(金) 0:39 -

引用なし
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   >>というか、「自ら悟」っていれば、そもそも分析家の門を叩いたりしないということだと思います。

>初診は悟らないままなのは医師も分析家も一緒、悟った時が治療の一段階であるのも一緒ですね。医師/分析家の二分法はあまり意味がないみたいですね。分析家≒代替医療施療者のような感じがしたけど…。

「分析家」と「医師」は違いますよ、としか言えないです。


>ところで、基本的なことで恐縮ですが「私的な心理療法的な立場」というのはレニックの症例とどういう関係があって、レニックはラカン派とどういう関係なのですか?

「「私的な心理療法的な立場」」というのは、「症状さえ改善すればそれでよしとする」という私の精神分析に対する思い込みのようなものだったのですが、レニックはそのまんまのような治療法なんですよね。それが自ら「手の内を見せてトランプをする」とか「自己開示」みたいな文言に表れているわけで。

レニックとラカン派との違いを私なりに単純化して言うと(それしか言えないから)、例えば、我が子が万引きをして補導されたケースなどを想定すれば、父親の子どもに対する「オマエがこんなことをしたら、お父さんの出世に響くし困るんだよな。オマエだって学校を退学になれば将来的に困るだろう。だから万引きなんて止めるべきなんだよ。」という説得に「うん、わかったよ」と子どもが納得してもこれは所詮は取引に関わる「自己開示」の世界でしかないのですよね。

それがこの部分にあたると思う。
「このような会話のあと分析家は率直に、自分はアンの母親のように支配的な人物だとは思われたくないこと、アンが母親から得たと感じた無遠慮さは自分が特に嫌いなものであること、そしてそのために、アンが自分と母親を異なったように体験していると自分が確信するために苦労していたことを語った。」
このコミュニケーションはおそらく、「愛」=「想像界」にあたるのかも知れませんね。

そうではなくて、ここでは「万引きなんて、絶対にダメだー!!!」という姿勢こそが、第三項=「象徴界」=法の存在を暗示させる態度に繋がるのだー、みたいなのがラカン派なのかな、と。
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Re(5):社会保障と税の一体改革?
 バジル二世  - 12/4/11(水) 20:36 -

引用なし
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   >Josefさん:

>戦後、日本は国営や為替の固定相場によって産業を保護し、短期間で復興を
>遂げました。今のように外国資本が自由に参入できていたら、日本人は安い
>労働力として使われるばかりで復興は覚束なかったでしょう。
>国境を超えた資本・金融の自由化が進んだ現在、新興国はかつての日本の
>ような発展はほぼ不可能な状況にあります。せめて一部産業を国営化して
>守るのは当然ではありませんか。それは国家の主権に属することです。

経済についてはさらにさらに音痴の私が恥ずかしい頓珍漢なことを言うでしょうけれど、国内の派遣解禁は労働者の側にもメリットがあったと思うのですよ。なぜなら、それまで違法としていて地下にもぐらざるを得なかった派遣を合法と認めたことで、それまで泣き寝入りせざるを得なかった理不尽も表ざたにできるようになったと推測できるでしょう? そしてね、私がタクシー値下げに賛成したのは、値下げ反対のタクシー協会から運輸官僚が利益を得ていると感じたからですよ。あのころ盛り場ではタクシーの運ちゃんが「4800円のところを4000円でどう?」なんていう所属のタクシー会社には内緒の客引きをしていました。それで事故でも起こしたら! 客が取れる料金体系にして万が一の時には会社が補償してくれるほうがいいでしょう。

ただ、アメリカにけしかけられている面は否めないと思います。だから、もっと自由化が誰にどういうメリットを与えてというのを見極めないといけないとは思います。
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Re(4):社会保障と税の一体改革?
 Josef  - 12/4/10(火) 18:18 -

引用なし
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   バジル二世さん、

>どんな風に。というか、Josefさんには昨日の日経新聞の社説(TPP)あたりを
>ブッタギッてもらいたいですね。

経済音痴の私には無理です。
でもバジル二世さんに言われて読むだけ読んでみました。

ひどいですね。件の社説はTPPが善であることを大前提として書かれています。
(4月8日の社説)
ttp://www.nikkei.com/news/editorial/

私なりに要約するとこんな感じです。

「TPP交渉に参加する新興国の中にはベトナムやマレーシアのように
国営企業を多く抱えた国がある。これらは非関税障壁となって日本の資本
参入を妨げている。アメリカと協力してぶっ壊し、民営化させねばならない。」
「我が日本の郵政民営化も不十分であるとアメリカに叱られている。
郵政の完全民営化を果たしてアメリカにTPP参加を認めてもらわねば
ならない。」
「公正な市場競争の実現こそ日本の国益である。」

なんと情けない社説でしょう。
自国の何を保護するかは、その国の歴史風土文化生活安全等々と密接に関わる
ことであって、他国が偉そうに指図することではありません。独裁者が国民
を虐殺しているとか、放射性物質を海に垂れ流して他国に大迷惑をかけている
とかなら話は別ですが、新興国が自国の産業を守り育てていることに対して
「非関税障壁を撤廃しろ!」とは何様のつもりでしょう(アメリカ様か)。

こういうのを何て言えばいいんでしょうね。人が大切に育んでいるものを
横取りして骨の髄までしゃぶりつくしてやろうという根性。ハゲタカ根性?

戦後、日本は国営や為替の固定相場によって産業を保護し、短期間で復興を
遂げました。今のように外国資本が自由に参入できていたら、日本人は安い
労働力として使われるばかりで復興は覚束なかったでしょう。
国境を超えた資本・金融の自由化が進んだ現在、新興国はかつての日本の
ような発展はほぼ不可能な状況にあります。せめて一部産業を国営化して
守るのは当然ではありませんか。それは国家の主権に属することです。

グローバリズム万歳の人たちは、市場は国家主権よりも、民主主義よりも、
優越すると信じているようです。思想というより卑しい銭儲けの論理ですね。
日経新聞もその一つということでしょうか。
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Re(3):社会保障と税の一体改革?
 バジル二世  - 12/4/9(月) 18:31 -

引用なし
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   >バジル二世さん、お久しぶりです。お元気ですか。

ええ、でも膝を痛めています。申し遅れましたが、ご無沙汰してます。

>ええ、私もそういう「善意」だと思います。

自分が応援したいと思う人たちのためになるという確信があれば立派な善意ですよ。

>今日の朝日新聞の消費税増税についての社説はひどいものでしたよ。これに
>ついて書くと長くなるのでとりあえずこの辺で。

どんな風に。というか、Josefさんには昨日の日経新聞の社説(TPP)あたりをブッタギッてもらいたいですね。
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Re(2):社会保障と税の一体改革?
 Josef  - 12/4/6(金) 21:05 -

引用なし
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   バジル二世さん、お久しぶりです。お元気ですか。

>TPPは別として、政府、それを取り巻く免許保有企業が独占している郵便、
>運輸、金融などの事業領域から、無免許の民間行業者がやる気十分なのに
>締め出されているのを見た日本人が、無免許業者を応援しようとやってきた
>ことではないですか。

ええ、私もそういう「善意」だと思います。

でも経済が普通に回っている時ならいいけど、不況の時にそれをやったら
駄目でしょう。郵政民営化は単一イシューではなく、構造改革・規制緩和と
いう枠組みの象徴として行われたわけで(中途半端なままですが)、
この枠組を押し進めた結果、たとえば製造現場では非正規雇用への切り替えが
進み大量の「希望を持てない若者」を作り出す、タクシー業界だったらただで
さえ不況で売り上げが落ちているのに新規参入と料金値下げの過当競争が
生じ運転手は食えなくなる、等々で社会全体としては格差の拡大、貧困層の
増大、税収の落ち込み、…となってきました。

好況時であればいいんですよ。売り手市場で企業は労働者が欲しいから好条件
を提示する、労働者の賃金は上がり、中間層が増大し、税収は伸びる。
そういう時なら自由化は新たな投資を生み、労働市場はさらに活性化する。

ところが不況時は経済が縮小して買い手市場となり労働者は仕事がないから
悪条件の仕事を選ばざるをえない。そんな時に自由化すれば「非正規」という
形で労働者の賃金は押さえられ、ますます貧困が増え、税収は落ち込む。

だから経済状況を見て規制をコントロールするのが政府の役割のはずなの
ですが、政府はやるべきことをやらずやるべきでないことをやってきた、
しかもそれを国民が支持した、というのはどういうことなのか、という疑問
から前投稿で「アメリカ信仰」を仮定してみました。

しかし考えてみると、80年代くらいまで、日米の間には貿易摩擦なんかが
あって日本人の多くは「アメリカは自分の都合で勝手なことを言うなあ」
くらいに思っていたはずです。ところが90年代初めから、ということは
冷戦が終わった後ということですが、アメリカが年次改革要望書で繰り返し
郵政民営化をはじめとする規制緩和を求めてきたときには日本は乗った
わけですね。一貫してアメリカ信仰だったわけではない。

ということは、時代が関係しているのかもしれません。90年代といえば
バブルがはじけて銀行は不良債権を抱え不況になっていった時期、一言で
いえば、日本が自信を喪失し始めた時期です。自信を失っていた時に
アメリカの要求が来たため、80年代までだったら「またアメリカが理不尽な
要求を突き付けてきた」となるところが「救いの声」に聞こえてしまった。
それ以前、サッチャーやレーガンの新自由主義政策で彼の国々の経済状況が
回復していたこともあるでしょう。そこで日本人はアメリカの要求を
我が欲望として、デフレ不況の時に規制緩和や公共事業削減等を行うという
ちぐはぐな政策をとってしまった。

以上のようにアメリカ信仰という前投稿の仮説を修正してみましたが、まあ
これも一つの仮説・解釈です。とにかくちぐはぐなことはやらないでほしい。
今日の朝日新聞の消費税増税についての社説はひどいものでしたよ。これに
ついて書くと長くなるのでとりあえずこの辺で。
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Re(1):社会保障と税の一体改革?
 バジル二世  - 12/4/5(木) 17:10 -

引用なし
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   >Josefさん:

>日本の格差問題は要するにアメリカ型に近づいたというだけの話なんですね。構造改革、規制緩和、郵政民営化、その他最近のTPPに至るまで、ルールをアメリカ型に変えろというアメリカの要求を背景に、それに迎合する日本人がやってきたことです。

TPPは別として、政府、それを取り巻く免許保有企業が独占している郵便、運輸、金融などの事業領域から、無免許の民間行業者がやる気十分なのに締め出されているのを見た日本人が、無免許業者を応援しようとやってきたことではないですか。
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社会保障と税の一体改革?
 Josef  - 12/4/3(火) 20:48 -

引用なし
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   私は経済について「ド」のつく素人ですけど、そのド素人の直感では、日本はおかしなことばかりやっているとしか思えません。たとえば消費税増税。別に増税自体が悪いとは思いませんが、景気が悪いんだから、「この増税をすれば日本は大丈夫」という形でやらなければ駄目でしょう。つまり、皆が前向きになって、消費や投資に向かうように仕向けることとセットになっていなければなりません。そうし
ないと、消費税3%から5%にアップして逆に税収が落ち込んだ十数年前と同じことになって悪魔の循環に陥ります。これ、私の認識、というか直感が間違ってるんですかね?

その意味では「社会保障と税の一体改革」という名目は良いのです。社会保障の充実によって生活の安心が実感できれば少なくとも消費は伸びます。なんせ貯蓄世界一の国なんだから。ところが「一体改革」という名目は名ばかりで、社会保障制度の改革は何一つ決まっていないし、政府案すら出ていない。ただ税額が上がるだけで、それどころか「10%にしてもまだ全然足らないよ」という政府内部からの声が次々と報道される有様。これじゃあ国民は縮こまるしかありません。

その他の経済・金融政策についてもおかしなことだらけです。3年余り前、ナナコとのやりとりでこんなことを書きました。

>>自民党の、貧困問題に対するびっくりする程の鈍感さにドン引きして、
>>もういっそ民主党政権になって、色んなものがぐちゃぐちゃに壊されて、
>>皆がしまった!!って思った方がいいんじゃないのぉ?と思ったことなら、
>>何度かありますが。
>
>貧困問題はアメリカ型グローバリズムによるもので、「グローバリズムは
>チョイスの問題ではなくファクトだ」(竹中平蔵)というふうな認識で
>後追いをしている限り、どこが政権をとっても変わらないと思います。

日本の格差問題は要するにアメリカ型に近づいたというだけの話なんですね。構造改革、規制緩和、郵政民営化、その他最近のTPPに至るまで、ルールをアメリカ型に変えろというアメリカの要求を背景に、それに迎合する日本人がやってきたことです。アメリカに迎合してきた彼ら日本人は、なにも多くの同朋を貧困に落としてやろうという悪意からそうしたわけではない、むしろアメリカ型に改革した方が日本をバブル後の停滞から救いだせる、と信じたのでしょう。なんでそんな善意の誤りを犯すかといえば、よく知りませんが、たぶんアメリカを信仰しているからでしょう。いったん信仰者になってしまうと、新興宗教にはまった人がそうであるように、いくら説得しても効き目ありません(逆に頑なになったりして)。普通ならリーマンショックを目の当たりにして「なんかおかしいぞ」と思いそうなものなのに、相変わらずTPPとかで「開国」「外需を取り込む」などと言っているのも信仰から抜け出るのが容易でないことを示しています。

話がそれましたが、増税はなしにしてほしいですね、私は。といっても、単に与野党のくんずほぐれつの混乱の末廃案になりましたというのでは意味がない。またいつ復活するか分からないという不安、何よりも年金・保障の将来に対する不安で経済生活も精神生活も混迷するばかりです。
直感ですが、どっちみち増税は必要でしょう。ならば、手術と引き換えに健康快復が得られるというふうな展望をはっきり示した上で薬を処方すべきです。でないと、手術の苦痛で健康はますます悪化してしまう。たぶんこれは社会保障と税だけの問題ではなくて、円安を解消するとか、デフレに終止符を打つとか、失業や就職難を改善するとか、そうした問題解決のための諸政策と「一体」となって実行されるべこことです。一言でいえば、「よし頑張ろう」という気にさせる希望を作り出すことです。それがプロの政治の役割でしょう。TPP参加のように国民を不安にさせたり公務員採用大幅減のように若者の職を奪うようなことをやってる場合じゃありません。
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Re(6):引用について
 バジル二世  - 12/4/2(月) 0:12 -

引用なし
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     懐かしいなぁ(週刊「モーニング」)

ttp://www.youtube.com/watch?v=8SDNOh7NuQg

>というか、「自ら悟」っていれば、そもそも分析家の門を叩いたりしないということだと思います。

初診は悟らないままなのは医師も分析家も一緒、悟った時が治療の一段階であるのも一緒ですね。医師/分析家の二分法はあまり意味がないみたいですね。分析家≒代替医療施療者のような感じがしたけど…。

>例えばですよ、「誰が言っても」の「誰」が精神科医だったとしても、それは精神科医や精神分析家の範疇でしかないわけでしょ?

ところで、基本的なことで恐縮ですが「私的な心理療法的な立場」というのはレニックの症例とどういう関係があって、レニックはラカン派とどういう関係なのですか?

>>訂正不能な(=誰が言っても変えられない)誤った現状認識=妄想で、
>>これがある人の状態を病気とするなら、信じられないような神秘的な
>>体験をしてそれが実際に起こったと考えている人などは病気ということ
>>になってしまいます。
>
>私はこれは、錯覚だと思います。
>これは私がこのスレで書いた「宗教」の話に関連付けられているのかも知れませんが、この件は明らかな錯覚です。

その「超神秘的」な宗教の話は念頭にありませんでしたw。たしかにその宗派の人(たち?)は褒められた態度じゃないです。
 
>…ちなみに、NHKの「ブッダ」の番組などを見ても、ブッダ(=目覚めた人)は他力本願的な思想を提唱していたわけではなさそうだし。

でも他力本願はブッダがガンガンやれと言った方便ではないですか?

>というか、精神分析は「エディプス三角形」という固定的なものを基盤にしているようなので、「オレは宇宙人に拉致されそうになった!」とか「観音様がオレを転落死から救ってくれた!」などというそこからハズれた思い込みは、そもそも扱えないと思います。

実態は、そういう頑固でブットんだ思い込みを持ってもそれだけでは医師・分析家は扱いはしないのに、ではどのような状態になったら扱うのか、大変恐ろしいです。他方、医師が「『宇宙人に拉致され』かけた夜は、女性に告白メールを送ったろう、リピドーが過剰なんですよ」とフロイトを引きながら、ドーパミン仮説に基づいた抗精神病薬を処方しているのも実態でしょう。

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Re(5):引用について
 ラクシュン  - 12/3/28(水) 2:27 -

引用なし
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   というか、精神分析は「エディプス三角形」という固定的なものを基盤にしているようなので、「オレは宇宙人に拉致されそうになった!」とか「観音様がオレを転落死から救ってくれた!」などというそこからハズれた思い込みは、そもそも扱えないと思います。
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Re(4):引用について
 ラクシュン  - 12/3/28(水) 2:02 -

引用なし
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   ラカンについては、ずーっと言い足りなさを感じているのですが、忙しくてあれから本は再読していません。
#かなり突っ込んで書かれている本のようですが、再読したからって何が出てくるのかということは措いといて。


>精神科医にしてみたら「『自ら悟』れるくらいならアンは病気ではない」
>と相手にしないでしょう。

というか、「自ら悟」っていれば、そもそも分析家の門を叩いたりしないということだと思います。

>現代医療で病気となるのは、誰が言っても周囲が「支配的な」扱いを
>するという誤った認識をアンが変えられないときですから。

例えばですよ、「誰が言っても」の「誰」が精神科医だったとしても、それは精神科医や精神分析家の範疇でしかないわけでしょ?

>訂正不能な(=誰が言っても変えられない)誤った現状認識=妄想で、
>これがある人の状態を病気とするなら、信じられないような神秘的な
>体験をしてそれが実際に起こったと考えている人などは病気ということ
>になってしまいます。

私はこれは、錯覚だと思います。
これは私がこのスレで書いた「宗教」の話に関連付けられているのかも知れませんが、この件は明らかな錯覚です。

…ちなみに、NHKの「ブッダ」の番組などを見ても、ブッダ(=目覚めた人)は他力本願的な思想を提唱していたわけではなさそうだし。
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Re(3):引用について
 バジル二世  - 12/3/6(火) 9:30 -

引用なし
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   >ラクシュンさん:

お久しぶりです。

>どうも三項(三者?)関係で分析主体に「こうなのだ」「こうあるべきなのだ」的なことを自ら悟らせることがラカン派の治療論の主眼のような感じなのですね。

精神科医にしてみたら「『自ら悟』れるくらいならアンは病気ではない」と相手にしないでしょう。現代医療で病気となるのは、誰が言っても周囲が「支配的な」扱いをするという誤った認識をアンが変えられないときですから。

ただ、訂正不能な(=誰が言っても変えられない)誤った現状認識=妄想で、これがある人の状態を病気とするなら、信じられないような神秘的な体験をしてそれが実際に起こったと考えている人などは病気ということになってしまいます。

そのような体験に遭遇することは科学的にありえないことではなく、そのような体験が何度も立て続けに起こることも確立としては小さいが考えられないことではありません。それを病気と断定してしまう医療もどうかと思うのです。
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Re(2):引用について
 ラクシュン  - 12/2/26(日) 1:15 -

引用なし
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   「何の知識もない私の「そもそもの私的な心理療法的な立場」」というのは、そものも精神分析なんてものは学問的に認められていない上に、心に対して心が反省する(orを促す)といった自己言及的な試みみたいなことには限界があるんだから、症状さえ改善すればそれでよしとするしかないだろう…という考えからのものだったんですよね。
しかし(適当な要約になりますが)それではダメだと言うのがラカン派の見解のようですよ。
引用のレニックの症例での誤りは、分析主体(患者)と分析家の二項関係(個々人の関係:これはどうも「愛」になるらしい)で治療が収束してしまっているためだということなのですね。
どうも三項(三者?)関係で分析主体に「こうなのだ」「こうあるべきなのだ」的なことを自ら悟らせることがラカン派の治療論の主眼のような感じなのですね。
だから「スカンシオン」とかいった一方的にセッションを切り上げるといった方法が採用されてしまう、みたいな感じかな。

しかし何か残るんだなー・・・
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Re(3):あけましておめでとうございます
 芥屋  - 12/1/25(水) 21:49 -

引用なし
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   >ラクシュンさん:

>(しばらく来なかったからHNから無くなっていたりしたけど「ラクション」じゃなくて「ラクシュン」ですからね、よろしく。w)

うん。俺ですら「けや」って打ったら違うの出てきましたからね。


…まぁラクション言われても、例によって酔っ払った楽さんだというのはわかりますので、どっちでもいいですけどもw
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Re(2):あけましておめでとうございます
 ラクシュン  - 12/1/24(火) 1:07 -

引用なし
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   >液晶テレビなどの電気製品でも部分的に日本を追い越しているし、

そういうのって、基本的に日本人技術者の協力の賜物でしょ。
(しばらく来なかったからHNから無くなっていたりしたけど「ラクション」じゃなくて「ラクシュン」ですからね、よろしく。w)
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Re(1):引用について
 ラクション  - 12/1/24(火) 0:49 -

引用なし
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   :::::::::::::::
 このような会話のあと分析家は率直に、自分はアンの母親のように支配的な人物だとは思われたくないこと、アンが母親から得たと感じた無遠慮さは自分が特に嫌いなものであること、そしてそのために、アンが自分と母親を異なったように体験していると自分が確信するために苦労していたことを語った。
 その翌日の面接で、アンは前回の面接がとても有用であったと述べた。その理由は以下のようなものだった。彼女は分析家が分析家に関する彼女の見解を気にすることがあるとは考えたこともなく、分析家とは完全に自信家で、傲慢であると考えており、それは夫に対しても同様であった。しかし、前日の面接で分析家は完全ではないとわかったという。そこで彼女は今度は夫に自分の賛同を気にかけているか尋ねてみた。すると、夫はその懸念を認めたのである。会話の際に夫が沈黙するのは、自分に対してアンが次のようなことを思っていると考えてしまったからであった。つまり"いつも夫は私の話に対して一足飛びに結論してしまう"とアンが思っている、と夫は考えていたのである。
 この出来事を通して、アンは自分の大げさで誇張された感覚を人に伝えることで、他の人々を不注意に怯えさせる可能性があることを洞察する。レニックは彼女自身の結論を次のように記述している。「彼女は必要以上に、自分にとって大切な人々が、母親のしていたように、自分を扱うであろうと仮定しがちであり、そしてこの予測が、彼女の個人的な関係に、思いがけない、破壊的な影響よ及ぼしていた」。
 さらにレニックは、咽頭炎のために面接をキャンセルしい旨をアンに電話で伝えたところ、それに対して彼女が子どもじみた怒りを感じたこと、また、彼女が身体のラインがはっきりするドレスを着てきて、分析家に感想を求め、分析家が「すばらしい」と言うことによって、父親との性的な思い出(父親は彼女に女性性を感じつつも、それを認めようとしなかった)が想起されたことを報告している。
:::::::::::::::

あとまぁ何たらかんたら…
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あけましておめでとうございま〜す
 ナナコ  - 12/1/15(日) 13:49 -

引用なし
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   皆様お元気そうでなによりです。
今年もあまり顔は出せないかもしれませんが、よろしくお願い致します。

現在、助産師になるための勉強中で、先日は今年に入って
2つめのお産に入ることができました。

産科の数は全国的に減っているものの、初産婦の高齢化により
ハイリスク出産が増え、大きな病院での出産数は増加しています。

現在実習をしている周産期医療センターにはたくさん新生児がいて、
その中には頭蓋骨が半分ない子やダウンちゃんもいます。
みんな小さくてフカフカでホワ〜ンと良い香りがして、とてもかわいい。

沐浴指導前に、抱っこしていた新生児はニャアニャアと泣き(本当に
こう泣く子でした)、お腹がとても空いていたのか、おっぱいを
必死で探していました。その仕草があまりにかわいくて、頭の奥が
ジーンとしびれるような、クラクラするような感覚に包まれ、その時
更に乳首が締め付けられるような感覚が生じ、3年ぶりに射乳反射を
起こしてしまいました。新生児に触発され、PRLとOXTという
ホルモンが分泌されてしまったようです。

数日経った今もポーっとするようなシアワセ気分が継続しており、
いつも騒々しくて手のかかる娘が通常の三倍かわいいと感じます。
この脳内麻薬のようなホルモンは、生後1年以上続く過酷な育児を
乗り越えさせる作用を持っているのだと改めて実感しました。

近況報告でした。
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Re(2):あけましておめでとうございます
 芥屋  - 12/1/11(水) 0:17 -

引用なし
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   遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

新年にふさわしいかどうかはともかく、綺麗な音楽でもどうぞ。
音楽も綺麗ですが風景も綺麗ですよ。
まずは単発ですが、
ttp://www.youtube.com/watch?v=k2Off1YoZHo
これはグルジアの讃美歌ですが、同じく古い讃美歌で「Shen Khar Venakhi」というのがあります。
アドレスが長くなるので省略しますが、YouTube上で Shen Khar Venakhi で検索すると、いろいろ出てきます。
(その画面の1〜4番目が特にお薦めです)
(特に2つ目の、男性のみの合唱団は「Rustavi」といって著名なようです。)

ちなみに「Shen Khar Venakhi」は「あなたは葡萄畑です」になるみたいです。聖書の一節かな。
Shenが“あなた”で、Venakhiが“葡萄畑”なのは間違いないのだろうけど、
Kharがわからない。“耕す”かもしれない。)

こういう古い讃美歌を聴いていてグルジアってそういう雰囲気の国かと思いきや、
ttp://www.youtube.com/watch?v=VQynPKAQdYg
ttp://www.youtube.com/watch?v=ebpCFFcuqjk

こういうの聴くと「やっぱり中東の旋律だね」って気になるけど、
ttp://www.youtube.com/watch?v=aL8e6iiNTFU
ttp://www.youtube.com/watch?v=Rg9QKEq4auE

この辺になるとすごく独特な感じ。そして、
ttp://www.youtube.com/watch?v=KGTEeY-fz8M
ttp://www.youtube.com/watch?v=Ips2JcmgYnY

この辺になると、うん、やっぱ現代ですな(いろんな意味でw)

それにしても、グルジア語ってかなり珍しい言語のようなのですが、
その文字もまた、独特のものを使い続けているようです。
ああいう文字列をみると、なんて書いてあるかわからんけど、
なんだかゾクゾクしてきます。

欧州のようでもあり、中東のようでもあり、そのどちらでもないものもあり。
ここ数年来の紛争は残念でしたが、そんなグルジアにすごく魅かれているここ最近です。
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