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漫画よもやま話 芥屋 06/10/23(月) 23:31
  Re(1):漫画よもやま話 gaji 06/10/24(火) 23:48
  Re(2):漫画よもやま話 gaji 06/10/25(水) 16:51
  Re(2):漫画よもやま話 芥屋 06/10/26(木) 1:17
   Re(3):漫画よもやま話 gaji 06/10/26(木) 23:03
  Re(1):漫画よもやま話 亀レスにゃ 懐かしいにゃ 純子 06/10/25(水) 19:02
  少年漫画・少女漫画 芥屋 06/10/26(木) 1:19
  Re(1):少年漫画・少女漫画 Josef 06/10/27(金) 20:10
  皆様、超亀レス失礼 純子 06/10/29(日) 19:59
  Re(2):漫画よもやま話 亀レスにゃ 懐かしいにゃ gaji 06/10/26(木) 23:11
  Re(2):漫画よもやま話 亀レスにゃ 懐かしいにゃ バジル二世 06/10/27(金) 1:41
   亀じこレスにゃ バジル二世@マンガ喫茶 06/10/29(日) 15:03
  Re(1):漫画よもやま話 バジル二世 06/10/27(金) 0:55
   これも書いておこう バジル二世@マンガ喫茶 06/10/29(日) 15:01
   えぇい! バジル二世@マンガ喫茶 06/10/29(日) 16:27

漫画よもやま話
 芥屋  - 06/10/23(月) 23:31 -

引用なし
パスワード
   http://principle.jp/bbs5/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1082;no=1175;id=keya1984
↑の続きです。

>バジル二世さん:
>私は家が中学まで漫画禁止だったもので、

私の家もそうでした(苦笑)。低学年の頃は、漫画は近所のお兄ちゃんや同級生の家で読んでました。どろろ、バカぼん、あばしり一家…といったあたりが最初だったと思います(今思うと、見事に手塚・赤塚・永井の御三家ですね^^)。そのうち学校に持ち込まれる単行本、そして立ち読みできる本屋で読むようになりました(松本零士モノとか)。だから、週刊漫画雑誌には縁がなくて、どれも単行本ですね。

>そういう中高時代、鮮烈な印象があったのは下宿屋もやっていた祖母の家に1冊置き捨てられていた『嗚呼!!花の応援団』ですかね。

gaji姐さんも書いてますが、以外にこれ覚えている人、多いですねぇ。私はこれ、ほぼ連載時のオンタイムです。熱烈なファンがクラスメートにいて、単行本を持ってきて、クラスの中でみんなで回し読みしてました。バカ受けしましたよ。中学校だと、アレですよ、『みゆき』。これも熱烈なあだち充ファンが単行本持ってきて。

しかしこのくらいからですかねぇ、「ん?おまえら何か変やない?」と感じ出したのは…後に言う「ヲタク」の空気ですか、その走りを感じ始めていたんだと思います。アニメで言うと、弟が「ガンダム」にはまって私も同調してたんですが、そのあとで「マクロス」というのが出てきた。で、マクロスファンの同級生を見てて…ほら、二次コンて言いますでしょう、あれをモロに感じて、引いてしまったのです。

>「高校に入って「漫画の中には勉強になるデザインのヒントがいっぱいある」なんて訳分からんこと言って、親に漫画解禁にしてもらってからですね。

私の場合、週刊漫画雑誌解禁?のきっかけは『ストップ!!ひばりくん!』ですね。扁桃腺除去手術で短期入院したときに買って置いてたジャンプを見舞いに来た親父が手に取って「どれが面白いんだ?」と聞くので、ひばりくんとか北斗の券とかを教えたんですが、親父がはまってしまいました。親父はまた北条司の大ファンになってしまって「俺が金を出すから毎週買って来い」となりました。

私が小学生の頃から父は松本零士モノが大好きで、劇場版ヤマトを観に映画館に連れて行ってくれたのも父ですし、ハーロックとか999とかもテレビにかじりついて観ていたのは父だったりしましたから、もしかしたら単行本を買ってくれと言ったら買ってくれたかもしれません。…って、書いててフト思ったのですが、もしかしたら私が勝手に、いつまでも「ウチは親が漫画に厳しいから」と思ってただけかもしれません。

>「花とゆめ」は妹から借りて読んでいたんですね。

あー、それそれ。女キョーダイがいる人って、少女マンガを手に取る機会があるんですよ。女キョーダイがいないと、学校で少女マンガ読むのはタブーですし家でも読む機会がありません。で、まったく少年モノしか読んでいないという傾向があるようです。いかんですな、そこでジェンダーフリーですよ。

「少女マンガを読むのは女の子、と決め付けていませんか?振り返ってみましょう」(笑)

*正しいジェンダーフリー
→少年マンガと少女マンガの違いを尊重しつつ「男の子が少女マンガを読むのは変」という固定観念をやわらげてやる。
*誤ったジェンダーフリー
→少年マンガと少女マンガの違いはジェンダーの刷り込みによるものであるから、内容をセンシティヴにチェックして、どうやってジェンダーの再生産になるか教える。

>>そこでフェミ本ですよ(けっこー使えますよ)w

>たとえばどういう本がいいでしょうか(相談モードです)。妹が実は社会学系のジェンダー学専攻でして、とても複雑な気持ちがあるんですが。

社会学系のアレは恋愛の役には立ちません。つか、江原由美子女史も言ってるようですね、あんまりそっち系のジェンダー論ばかりやってると「恋愛ができなくなってしまう」と。社会学系のじゃなくて文学系のがいいんじゃないですか?世間的には無名なシトのものでも読んでて「ふむー!」とか「あ痛たたた…」とか「ほう、そうかい(・∀・)ニヤリ」とかありますよw

Re(1):漫画よもやま話
 gaji  - 06/10/24(火) 23:48 -

引用なし
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   >芥屋さん:

>私の家もそうでした(苦笑)。

私の家もそうでした。しかも一生(笑
おそらく、わたくし以外はマンガとは無縁。(←その反動のせいか?ウチッカタではマンガOK)

低学年の頃は、漫画雑誌は近所のお友達んちで読んでました(『りぼん』『なかよし』)。リボンの騎士、星の竪琴、海を呼ぶユカ…といったあたりが最初だったと思います(今思うと、見事に手塚・水野・?の御三家ですね^^)。そのうち学校に持ち込まれる『少女フレンド』や『マーガレット』、なかでも「蛇少女」(うめづかずお)の最後のページのコワサとイッタラ^^(←怖いもの見たさに欠かせなかった。。

そのうちコソーリ貸本屋さんから借りて読むようになりました(オドロオドロすい忍者モノとか)―高学年の頃。

>中学校だと、アレですよ、『みゆき』。これも熱烈なあだち充ファンが単行本持ってきて。
『たっち』(?)とか?いつまでもアーでもないコーでもないっぽい物語。

>しかしこのくらいからですかねぇ、「ん?おまえら何か変やない?」と感じ出したのは…後に言う「ヲタク」の空気ですか、その走りを感じ始めていたんだと思います。

「ヲタク」の「走り」はあったかもですが、、(←などとヲタク自体よく分からずに言っています、、)

>アニメで言うと、弟が「ガンダム」にはまって私も同調してたんですが、そのあとで「マクロス」というのが出てきた。で、マクロスファンの同級生を見てて…ほら、二次コンて言いますでしょう、あれをモロに感じて、引いてしまったのです。

残念ながら「ガンダム」に関してはなさけなくも全く分かりません。。
(クリスマスプレゼントで、合体ロボって9800円くらいしちゃった。。ことくらいしか(泣。。


???
なんだか自分語りっぽくなりそう、、〆

>>「花とゆめ」は妹から借りて読んでいたんですね。
(『花とゆめ』でいえば、久保キリコのツネコタソが好きでしたが(w
>あー、それそれ。女キョーダイがいる人って、少女マンガを手に取る機会があるんですよ。女キョーダイがいないと、学校で少女マンガ読むのはタブーですし家でも読む機会がありません。で、まったく少年モノしか読んでいないという傾向があるようです。いかんですな、そこでジェンダーフリーですよ。

???
10年近く前からの数年、ウチッカタでは吉田秋生の「バナナフィッシュ」萌え♪があったのですが、これって少女マンガ雑誌に連載されてたものなんですけど、老若男女ともに萌え^^っていうか、ドキドキはらはらしてました。

>「少女マンガを読むのは女の子、と決め付けていませんか?振り返ってみましょう」(笑)

みませう(笑

Re(2):漫画よもやま話
 gaji  - 06/10/25(水) 16:51 -

引用なし
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   >(『花とゆめ』でいえば、久保キリコのツネコタソが好きでしたが(w
失礼(--;
久保→玖保でつ。
http://www.kubokiri.com/sakuhin/comic/cynical_t/cyt14.html

Re(1):漫画よもやま話 亀レスにゃ 懐かしいにゃ
 純子  - 06/10/25(水) 19:02 -

引用なし
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   >バジル二世さん:

亀レスですが、いろいろと……

>世界制覇を企む日米欧大資本連合に超能力狼少女が立ち向かうなんて漫画も80年代にはありました。「花とゆめ」で絵がうまかったから結構好きで見ていました。

そういえば、同時期の「花とゆめ」には、ヨーヨーが武器の特命学生刑事が悪の犯罪組織と戦うというのも連載されていましたね(^^)。現在でも、松浦あやが四代目で今度、映画化される超人気作品(^^)。あのころの「花とゆめ」は、ほとんどアクション漫画雑誌だった(シミジミ)。


>「百億の昼と千億の夜」(萩尾望都)が載っていたなあ。広がりを感じる絵で、少女マンガタッチなんだけれど、あとあとまで覚えていて、全巻買いましたね。

萩尾望都大先生はもう青春の漫画ですね。ハマったハマった。
「少女がポーチで子犬と」「かたっぽの古靴」「精霊狩り」「ポーの一族」「トーマの心臓」「11人いる」「A-A'」「マージナル」「メッシュ」……懐かしいなあ。
個人的には、まったく救いのない話だけど「エッグスタンド」が好きです。

>あのころお目当ての作家は三原順でした(知らない人多いかも)。

「はみだしっ子」でしょ。覚えてますよ(^^)。懐かしいなあ。最初のころは、問題家庭で育った心に傷を負った少年たちが肩を寄せ合って旅をしていくロードムービー的なストーリーだったんですが、後半ストーリー的に破綻していって……、でもそこがまた良かったりして(^^)

考えてみれば、漫画しか読んでませんでしたね。若いころは…

でも、最近、少女漫画、読んでませんね。もう歳だと思う。若い子たちの感性にはもうついていけないです。今でも読んでいるのは「カリフォルニア物語」「吉祥天女」「夢見るころを過ぎても」「バナナフィッシュ」「夜叉」の吉田秋生くらいで、でもこの人もすでに大御所様だから……。

>芥屋さん

>当時、競馬で牝馬の熱い名勝負(エアグルーヴVSメジロドーベル)があったので、そういう重ね方をして観てました。

まったく競馬、わかりません。ごめんなさい。でも、そういう見方もあったか。、なるほど。昔、戸川純が言っていた「003コンプレックス」っていうのもあったなあ。自分もサイボーグになって悪の組織と戦いたい、でもいざという時には009に守って欲しいみたいな。

>「花とゆめ」というと、『パタリロ』しか思ひ出せない…!

バンコラン(『パタリロ』MI6、花とゆめ)とエーベルバッハ(『エロイカより愛をこめて、プリンセス』、NATO)とシャア(『機動戦士ガンダム』ジオン公国軍、TVアニメ)で三大少佐(^^)。懐かしすぎる。でも『パタリロ』って、今でも連載続いているんですよね。『ドラエモン』なみ(^^)

>「少女マンガを読むのは女の子、と決め付けていませんか?振り返ってみましょう」(笑)

ていうか、「少女漫画」というジャンルが、すごい特殊なジャンル分けで、これは「女流作家」という言葉と比較してみてるとわかります。

男性の描いた少女漫画を探せ!

「リボンの騎士」手塚治虫
『ジュン』石ノ森章太郎
『海を呼ぶユカ』ちばてつや
『魔法使いサリー』横山光輝
『秘密のアッコちゃん』赤塚不二雄

男性の少女漫画家を探せ!

楳図かずお、和田慎二、柴田昌弘、竹本泉、魔夜峰央、あなだもあ、立原あゆみ
内田善美

女性の少年漫画家を探せ

高橋留美子、浅美裕子、河下水希、田辺イエロウ、楠桂、CLAMP、さとうふみや、上条明峰、久保ミツロウ、荒川弘

ほとんど掲載雑誌がどちらかでジャンルわけされているのが現状。これだけジェンダーフュージョンを起こしているのに、いまだに「少女漫画」「少年漫画」いうカテゴリーが強固に残存するところが、日本的というか……(^^)

Re(2):漫画よもやま話
 芥屋  - 06/10/26(木) 1:17 -

引用なし
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   >gajiさん:
>なかでも「蛇少女」(うめづかずお)の最後のページのコワサとイッタラ^^(←怖いもの見たさに欠かせなかった。。

楳図かずおって言うと、私はやっぱ『まことちゃん』ですね〜。ビチグソなのら!楳図かずおがホラー作家だったことすら印象には残ってなくて。エンディングの怖さというか衝撃度で言えば、私は永井豪の『デビルマン』かな…

>そのうちコソーリ貸本屋さんから借りて読むようになりました(オドロオドロすい忍者モノとか)―高学年の頃。

『サスケ』あたりかな?

>>中学校だと、アレですよ、『みゆき』。これも熱烈なあだち充ファンが単行本持ってきて。
>『たっち』(?)とか?いつまでもアーでもないコーでもないっぽい物語。

あ、でも『たっち』は好きでしたよ。達也のキャラは良かったな。なんだかんだ言って『ドカベン』好きだったもんで、あぁいう感じの等身大?の野球漫画は新鮮で面白かったし。『みゆき』は、妹萌えの走りじゃないでしょうか。

>残念ながら「ガンダム」に関してはなさけなくも全く分かりません。。
>(クリスマスプレゼントで、合体ロボって9800円くらいしちゃった。。ことくらいしか(泣。。

豪勢でつね…我が家ではガンダムかぶれハーロックかぶれした私ら兄弟が、ショコショコ自作のストーリー作ってただけでしたから。

>>「少女マンガを読むのは女の子、と決め付けていませんか?振り返ってみましょう」(笑)

>みませう(笑

ここは純子さん宛てに続けます。

少年漫画・少女漫画
 芥屋  - 06/10/26(木) 1:19 -

引用なし
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   >純子さん:
>昔、戸川純が言っていた「003コンプレックス」っていうのもあったなあ。自分もサイボーグになって悪の組織と戦いたい、でもいざという時には009に守って欲しいみたいな。

ふふふ、しかし009(ジョー)の最高のパートナーは002(ジェット)なのですね。
http://www.aba.ne.jp/~riddr2/wbook/cyborg.htm
↑このサイトの作者も書いているとおり、私もこれが「最終回」だと思っていたのでした。だってあまりに印象的なエンディングでしたから(涙ウルウルした、この最後の場面のコマ、まぶたに焼き付いてます)。

ヤヲイ系漫画同人出身の女房に言わせると、こういうのが「エロい!」んだそうです。「女がゼッタイに入り込めない男どうしの…ズルいっ!あああっエロい!」ということだそうでつ。

>ていうか、「少女漫画」というジャンルが、すごい特殊なジャンル分けで、これは「女流作家」という言葉と比較してみてるとわかります。

ん…でもでつね、確かに男の作家で少女漫画家、女の作家で少年漫画家は珍しくないでしょうけど、それだと、

「少女マンガを描くのは女流作家、と決め付けていませんか?振り返ってみましょう」

…であって、やっぱ、

「少女マンガを読むのは女の子、と決め付けていませんか?振り返ってみましょう」

…とは別だと思うんですよ。女の子は少年漫画を好きに愉しむのに対して、男の子はそこまではないわけで。少女マンガが「すごい特殊なジャンル分け」として成り立っているのは、やっぱもっと根っこの部分があると思います。

>ほとんど掲載雑誌がどちらかでジャンルわけされているのが現状。これだけジェンダーフュージョンを起こしているのに、いまだに「少女漫画」「少年漫画」いうカテゴリーが強固に残存するところが、日本的というか……(^^)

書き手はジェンダーフュージョンしている面もあるにしても、読み手はどうでしょうか。逆に言うと、市場として確固とジャンル分けが成り立つくらいに、ニーズは分かれていると思います。ひとつには、小学生くらいだと、一部のマセガキは別として男子はやたらと女子を毛嫌いする(女子の好むものに背を向ける)傾向が、成長過程の一時期としてあります。

それと、そもそも少年漫画は「女の子が読んでも面白い」ことが多いわけでしょう。たとえば『スラムダンク』でなら、桜木なり三っちゃんなり登場人物の誰それに感情移入して、自己と同一化させるのが男の子の読み方だとすると、女の子はズバリ登場人物の男を他者として(異性として)憧れるわけですね。でも少女漫画を男の子が読んでても、登場する男キャラに感情移入できないことが圧倒的に多いからではないかな、と。

Re(3):漫画よもやま話
 gaji  - 06/10/26(木) 23:03 -

引用なし
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   >芥屋さん:

>楳図かずおって言うと、私はやっぱ『まことちゃん』ですね〜。ビチグソなのら!

ミカねいタソは怖かった(w
グワシ!とかの指文字を真似して上司と遊んだ覚えが(←?なーにやってたんだか。。

>エンディングの怖さというか衝撃度で言えば、私は永井豪の『デビルマン』かな…

名前忘れましたけど永井豪のチョー強そうなキャラクターのド・アップを貼ってたことがあります(笑。。セールストークに弱くって何でも買ってしまっていた新妻^^時代の私の護符。鬼パワーをいただいてキリッと自省。

>>そのうちコソーリ貸本屋さんから借りて読むようになりました(オドロオドロすい忍者モノとか)―高学年の頃。
>『サスケ』あたりかな?

かもです。……タイトルはまったく覚えてなく。。陰惨な時代劇もの、。


>あ、でも『たっち』は好きでしたよ。達也のキャラは良かったな。なんだかんだ言って『ドカベン』好きだったもんで、あぁいう感じの等身大?の野球漫画は新鮮で面白かったし。『みゆき』は、妹萌えの走りじゃないでしょうか。

妹に萌えたことがないせいか(w  …なんとも(w
(オネータソに憧れていたせいか、)

Re(2):漫画よもやま話 亀レスにゃ 懐かしいにゃ
 gaji  - 06/10/26(木) 23:11 -

引用なし
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   >純子さん:

>萩尾望都大先生はもう青春の漫画ですね。ハマったハマった。
「トーマの心臓」(?どーして?こういうタイトルなの?といまだに分からない。)以降、前後してほぼ見てしまったというか。そういえば「メッシュ」のあと、ほとんど思い出せない。。

>>あのころお目当ての作家は三原順でした(知らない人多いかも)。
>「はみだしっ子」でしょ。覚えてますよ(^^)。

あ゙!私も読んだことありますyo〜。国籍不明っぽい子どもたちの物語。

>でも、最近、(略)「夜叉」の吉田秋生くらいで、でもこの人もすでに大御所様だから……。

「夜叉」は、、途中で遠のいてしまった。。。

>『海を呼ぶユカ』ちばてつや

ちばてつやダッタんですか。「明日のジョー」ではありまてんか(松五郎、でもある)。
「海を呼ぶユカ」で検索したらノンひっと。。「ユカを呼ぶ海」だったのでした。
http://www.linkclub.or.jp/~po-ma/ciaa/s/1st.html
!?「ルミちゃん教室(つのだじろう)りぼん」←なぜか記憶にない。。

Re(1):漫画よもやま話
 バジル二世  - 06/10/27(金) 0:55 -

引用なし
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   >芥屋さん:

まぁ、すっごく恥の多い生涯を送ってきましたので、あまり吐露するのもナンなんですが、気分のままにレスします。

>私が小学生の頃から父は松本零士モノが大好き

松本零士が好きな人っていますよね。あのころ、「男おいどん」見てなんてきれいな女の人を書くんだろうと思ったけど、それほどにははまらなかった。けど、私の高校時代の友人なんかは大好きで、何というか、すごいマセた奴だったな。川端は「伊豆の踊子」は駄作で「みずうみ」がいい、とか言われて読んだらチンプンカンプンだったです。そいつは審美眼がシカーリしてたんだろうか…とにかく、懐かすい…。

>あー、それそれ。女キョーダイがいる人って、少女マンガを手に取る機会があるんですよ。

妹が持っている漫画をバカしながらも、借りたら結構ハマってしまった私がいました。あれは弓月光だったか…。

>社会学系のアレは恋愛の役には立ちません

ええ、勉強してた当の妹なんか結構さめていますねw。で、おっしゃる文学系、ちょっと探してみようかな。

Re(2):漫画よもやま話 亀レスにゃ 懐かしいにゃ
 バジル二世  - 06/10/27(金) 1:41 -

引用なし
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   >純子さん:

懐かしさに任せて、とりとめのない思い出話になりますが…。

>萩尾望都大先生はもう青春の漫画ですね。ハマったハマった。
>「少女がポーチで子犬と」「かたっぽの古靴」「精霊狩り」「ポーの一族」「トーマの心臓」「11人いる」「A-A'」「マージナル」「メッシュ」……懐かしいなあ。

萩尾望都、竹宮恵子は、「地球へ」がアニメ化された中高時代には、すごく興味がありました。「地球へ」掲載の「マンガ少年」が全部あるよ、というエサに釣られてアニメサークルに入ったくらいですから。いろんな奴がいましたね。芥屋さんのところに書いた松本ファン、ラブコメファン、「風と樹の詩」ファン、純粋なSF小説ファン…。

萩尾望都は何作か読んだけれど、あのころ手当たり次第に読んでいたせいか、忘れてしまったなあ。覚えているのは、「11人いる」「スターレッド」、それもかすかに…。

芥屋さんがおっしゃったような2次コンへの恐怖心なのだろうか、大学以降、漫画・アニメから離れてしまったことが大きいかも…。

>「はみだしっ子」でしょ。覚えてますよ(^^)。懐かしいなあ。最初のころは、問題家庭で育った心に傷を負った少年たちが肩を寄せ合って旅をしていくロードムービー的なストーリーだったんですが、後半ストーリー的に破綻していって……、でもそこがまた良かったりして(^^)

洞察って言うのはこういうものかなって感心しました。それでも、感情移入できちゃった気恥ずかしさもあるんですよ。「はみだしっ子」教えてくれたのは芥屋さんへのレスに書いた高校時代の友人なんですが、そいつの前で激賞したら、「暗いから嫌い」って。だったら、不幸の描写に同調できちゃった自分は…。

「幸せだとは言わないが〜♪ 不幸ぶるのも〜ガラじゃあない〜♪」とさわやかに歌ってみたいものですね、あはは。

Re(1):少年漫画・少女漫画
 Josef  - 06/10/27(金) 20:10 -

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   アニキ

>書き手はジェンダーフュージョンしている面もあるにしても、読み手はどうでしょうか。逆に言うと、市場として確固とジャンル分けが成り立つくらいに、ニーズは分かれていると思います。

そのニーズとは結局のところ「差異」創出への欲望ではないかと思います。本来の男女の差異から「少年マンガ」「少女マンガ」の差異が生まれるというより(それも多少はあるかもしれませんが)、違った存在でありたい、あってほしいと欲望から「差異」が要請されるのではないか。先に「内容」があって、その「内容」にしたがって「少年/少女」に振り分けられるのではなく、「少年/少女」という振り分けが「内容」に先立ってあるのではないか。

ジェンダーみたいなものもまた、そうした欲望の産物ではないかと思います。たとえば「らしさ」の内容は時代や文化によって変わるし、変わったって構わない。内容は二の次で、区別があることそれ自体が欲望されているのではないか。その差異は「本来性」のようなものに必ずしも基づいてはいないからこそ、男にも少女マンガが描けるし、女にも少年マンガが描ける。

そして面白いことに、そうやって「らしさ」みたいな区別を創るくせに、そのまんま「らしい」男女には意外と魅力を感じないものです(まあ人によるでしょうが)。むしろ「らしさ」からのズレ、そのズレた在り方に魅力を感じてしまう。まるで「らしさ」とは、そこからさらに「らしさからズレていること」の魅力を創出するために在るかのようです。

>女の子は少年漫画を好きに愉しむのに対して、男の子はそこまではないわけで。少女マンガが「すごい特殊なジャンル分け」として成り立っているのは、やっぱもっと根っこの部分があると思います。

私が思うに、少女マンガは「特殊」領域でなければならないのです。それはいわば禁断の花園であり、そうであることを生産者・媒介者・受容者から成るマーケットが共犯的に欲望している。もちろん読んでみれば内容は「禁断」でも何でもありません。「禁断」という形式が重要なのです。そのことがまた、受容から疎外された形の「少年」の欲望の対象となる。少女マンガを「語りたがる」のはたいてい男であり、それは男が女を「美」や「魔」として描いてきた歴史と重なるものなのではないかと思ったりもします。

これも書いておこう
 バジル二世@マンガ喫茶  - 06/10/29(日) 15:01 -

引用なし
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   >そのあとで「マクロス」というのが出てきた。で、マクロスファンの同級生を見てて…ほら、二次コンて言いますでしょう、あれをモロに感じて、引いてしまったのです。

そういう引かれ方がもしかしたらあったのかもしれませんね。鳴り物入りでオンエアという感じだったけど、悪口言われていることが多かったです(少なくとも私の周りでは)。いわく、宇宙を舞台にした壮大なラブコメディー、デッサンが下手くそで見るに堪えない…。と言っても私はそれらの文句に頷きながらも、ほとんど全編見てしまった節操のない奴です。でもさすがに再放送(やったかどうか知らないけど)までは見なかったな。

同時期シブ〜イと思っていたのが、時間が合わなかったのかあんまり見ていないのですが「ボトムス」ですね。これは主人公がどうやら告天使さんに似ているらすい(当人はもしかしたら心外かもしれません)。

亀じこレスにゃ
 バジル二世@マンガ喫茶  - 06/10/29(日) 15:03 -

引用なし
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   >はみだしっ子」教えてくれたのは芥屋さんへのレスに書いた高校時代の友人なんですが、そいつの前で激賞したら、「暗いから嫌い」って。

いま思うとそいつが好きだった999だって、機械伯爵にお母さん殺されちゃうし、十分暗いやろって、突っ込んでたらよかったような気が…。

えぇい!
 バジル二世@マンガ喫茶  - 06/10/29(日) 16:27 -

引用なし
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   埼玉の実家に戻ってまいりました。そういえば「西武沿線異常なし」というマンガもありました。女兵士の話だったかなんかで、確か左の学生だか(リブとか革新)を善玉として描いていたような…で、当時左翼だった日和見の私は、それに似せた漫画を創作した覚えがあります。コミケットでも売ってしまったような。

思い出の漫画はあと、なにを隠そう超能力ものはこれなしに語れないという(ウソ)超人ロックですね〜。アメリカの有名テレビ番組と題名が似ていた(これで成功したような気もする・失礼)し、後輩が絶賛していたんで、読んでみようと思ってはまりました。今思うと何がよかったのか自分でも定かじゃないんですが。

漫画解禁になったし、ロックが載っているということで少年キングを買うようになって、「湘南爆走族」「ペリカンロード」なんかにはまりました。…悪友たちとハシリに命をかける(?)主人公たちは、とてもマッチョな男などとは言えず、細身のイケメンでアネゴ・コンプレックスだったり、手芸の達人だったりいたしました。

と、ここまできて、ジャンプの路線をなぜ自分が受け付けなかったのか…。あれは、男塾であり、筋肉マンなんだよなあ…。痛そうな、根性なしにはつらい世界です。えぇ、ジャンプじゃないが、ギャラクティカマグナムでさえ怖かったです(恥)。

皆様、超亀レス失礼
 純子  - 06/10/29(日) 19:59 -

引用なし
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   うちの小猫ちゃんの世話が大変で、亀レスになっています。ごめんなさい
あああっ、キーボードで遊ぶにゃあ……(^^)。

>芥屋さん

>ふふふ、しかし009(ジョー)の最高のパートナーは002(ジェット)なのですね

「あっ、流れ星」
「さあ、はやく、願い事をするのよ」(^^)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%B0009
ウィキによると、第2期(1966年)の最終回ですね。あれは、確かにエロかった(^^)。

第5期(1975-76年)は、「週刊少女コミック」(小学館)にも連載していました。「サイボーグ009」は、実は少女漫画でもあった(^^)。

>書き手はジェンダーフュージョンしている面もあるにしても、読み手はどうでしょうか。逆に言うと、市場として確固とジャンル分けが成り立つくらいに、ニーズは分かれていると思います。ひとつには、小学生くらいだと、一部のマセガキは別として男子はやたらと女子を毛嫌いする(女子の好むものに背を向ける)傾向が、成長過程の一時期としてあります。


う〜ん、つまりですね。「少女漫画」というジャンルは、本来が、「少年漫画」の描き手が、「少女向け」に描いていたんですね。男性から解釈した少女の夢というか、そういうものが基本テイストにあります。だからこそ、密かに「エロい」。
その後に「女流作家」が「少女漫画」というジャンルの中で活躍を初めて「少女漫画」というジャンルが変質していくんですよ。1975年〜1985年の「新感覚派」の時代が来て、ジャンルの持つ、密やかな「エロさ」を逆に利用して、ある意味、独特の「エロさ」を開拓していく。その「エロさ」にハマれる人間がハマるようになっています。逆にハマれない人は、男性でも女性でもハマれない。

その「エロさ」に影響された作家群が、アニメや青年漫画、少年漫画にも流出していくんです。ただ、マセガキは女子の好むものに背を向ける傾向があるので、影響されていると言いづらいんですね。

「美少女戦士セーラームーン」なんて、原作は「なかよし」連載で、少女漫画なんです。でもアニメ作品は、男性と女性と、どちらに人気があるかというと……(^^)あと、平成ガメラシリーズの金子修介監督なども、すごい少女漫画テイストな方ですね、「トーマの心臓」を映画化したりしてますし。あの世代のアーティストは、密かに、かなり影響受けているのではないかと見ています。

>少女漫画を男の子が読んでても、登場する男キャラに感情移入できないことが圧倒的に多いからではないかな、

そりゃあもう女性キャラ(もしくは美少年)に感情移入しないと……(^^)アニメの「セーラームーン」を鑑賞するのと同じやり方です…(^^)


>Josefさま

>私が思うに、少女マンガは「特殊」領域でなければならないのです。それはいわば禁断の花園であり、そうであることを生産者・媒介者・受容者から成るマーケットが共犯的に欲望している。

表現、上手いなあ(^^)

009と002の最後も、考えてみれば任侠映画の定石なんですよ。002役が高倉 健でもおかしくない。でもそれまで「エロく」してしまうのが「少女漫画」というジャンルなんです(^^)


>バジル二世さま

>妹が持っている漫画をバカしながらも、借りたら結構ハマってしまった私がいました。あれは弓月光だったか

そうか、弓月さんもいた。この方も男性の少女漫画の大家でつ。


>gajiさま

>「トーマの心臓」(?どーして?こういうタイトルなの?といまだに分からない。)

冒頭で、トーマ・ヴェルナーが、自殺する時に、ユーリに宛てた遺書の一節ではないかと……

「ユリスモールへ さいごに これがぼくの愛 これがぼくの心臓の音 きみにはわかっているはず」

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