窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
  新規登場人物 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ BranchTime本館はこちら  
5 / 24 ツリー ←次へ | 前へ→

義理の姉の麗華さんだった K27 09/12/20(日) 11:06

   小学生?の女の子にした 憑依サイコー 10/1/12(火) 12:57
   記憶を除く 憑依サイコー 10/7/1(木) 11:31
   いったん身体から出ることにした blitz 10/7/18(日) 2:44
   身体の一部を切り離すことにした。 blitz 10/7/18(日) 21:50
   その場を去ることにした。 10/7/22(木) 20:14
   あゆみちゃんが目をさました。 10/7/22(木) 20:26
    身体に変化が起きる。 blitz 10/8/31(火) 0:04
    合流することにした。 blitz 10/10/3(日) 3:35
    通気口が目に付いた。 blitz 10/11/25(木) 0:16
   様子を見ることにした。 blitz 10/8/31(火) 0:48
   高校生くらいの女の子だ。 blitz 10/8/31(火) 23:47
   気絶しているあゆみを起こすことにした。 blitz 10/9/2(木) 0:21
   俺はある考えを思いついた。 XXX 10/9/2(木) 13:40
   予想通り。 XXX 10/9/2(木) 13:44
   麗華に再び会うことにした。 XXX 10/9/2(木) 13:47

小学生?の女の子にした
 憑依サイコー  - 10/1/12(火) 12:57 -

引用なし
パスワード
   一瞬目を疑ったのだが、
「あゆみちゃん、戻ってきなさい。算数の宿題は終わったの?」
と、この娘の親らしき声が叫ぶのが聞こえた。
発育がいいせいか、小6かと思ったが、しぐさが幼いところをみると・・・
俺は早速侵入することにした。
ロリ(小学生)はギリ許容範囲内だw
やはりまだ子供のせいか遊んでいて、すぐには親の元へは行かなかったので、すばやく近づき、足に吸い付いた。
「まってママ、もうちょ・・・キャ、何?」
驚いている好きに俺は足を這い登り、身近にある穴に入った。
「いや、やめて。あっ、ううっ」
女の子はしばらく体を震わしていたが、やがておさまりつぶやいた。
「ふぅーん。私って小学3年生だったんだ。いやに発育良いからびっくりしちゃった。記憶も読めるし問題ないな。もしかして少し感じたりしてwこの体にいる間に色々試してみよう。待って、ママー」
俺はこの娘の振りをして親のもとに向かった。

記憶を除く
 憑依サイコー  - 10/7/1(木) 11:31 -

引用なし
パスワード
   家に帰ってテキトーに親と会話した後、俺はこの娘の部屋に行った。

「それにしてもまだ小学生のガキなのに自分の部屋を持ってるとはな。俺なんか親から独立するまで部屋なんて無かったぜ」
少女は、外見に似合わず、乱暴な言葉をつぶやきながら、ベットに座り、目をつむった。

「記憶によれば、この娘は、鎌倉迷太という同級生が好きらしいな。ちょうどよい、今時はどんな感じなのか試してみるか、くくく」

そうつぶやくと

いったん身体から出ることにした
 blitz  - 10/7/18(日) 2:44 -

引用なし
パスワード
   とは言っても、この子の身体では行動に制限が出る。
手放すつもりは無いが、いったん身体から出ることにする。

「あうう……」

苦痛に歪むあゆみちゃん。だが、そんなことはお構いナシだ。
ゴボゴボという音を立てながら、俺はあゆみちゃんから抜け出す。
女の子の口から液状の物体がドロリと顔を出すのは、なかなかグロテスクなのではなかろうか。

「はうっ……!はぁ……!」

ゆっくり、ゆっくりと口から這い出す。
だがその時だった。

「嫌ぁ……何なのこれぇ……」

あゆみちゃんの意識が徐々に覚醒してきた!
このままではマズイ!
ここは身体の中に戻るべきか?そう考えているうちに、俺の身体に痛みが……

「ううっ気持ち悪い……」

なんと、あゆみちゃんが俺を噛み千切ろうとしている。
今まで、身体を噛み千切られそうになったことなんて、当然無かった俺はパニックになった。
こんな小さな子供にここまでの力が出せるとは思っても見なかった。
何とかしてこの状況を打破したかった俺は……

身体の一部を切り離すことにした。
 blitz  - 10/7/18(日) 21:50 -

引用なし
パスワード
   こうなったら、一か八か身体を切り離すしか無い。
そう思った俺は、痛みに耐えながら一心不乱に念じた。
――切れろ。切れろ。切れろ。
それと同時に感じる激痛。どうやらあちらも必死のようだ。
まだ朦朧とした意識の中、俺という「異物」を認識し、防衛本能が働いているのだろう。
だが、俺も麗華さんから逃げ切らなければならない。
こんなところで息絶えるのはゴメンだ。


それから2、3分たっただろうか。突然、身体の一部に喪失感がした。
切り離しがうまくいったのだろう。すぐに俺は口から飛び出した。
ベチャッと音を立て、着地する。
あゆみちゃんはというと、
「あがっ……ぐう……」
苦しんでいる。俺の一部が口の中に残ってしまったからか?
そして、ゴクンと喉を鳴らして俺の一部を飲み込んでしまった。
「はうぅ!ああっ!」
うめき声をあげたかと思うと、急にあゆみちゃんが震えだしながら、ナニカを呟きだした。
「私、いや俺は進藤あゆみ……義理の姉の麗華さんに実験台にされて……」
「違う……私はそんな人知らない……私の、俺のお姉ちゃんは……」
「あ、あれ?私は?俺で……」
「お、俺が私で、あれは俺、私は、あぁぁぁ!」
そんなことをひとしきり呟くとあゆみちゃんは叫び、倒れた。
いったい何が起こったのだろうか?
とりあえず俺は……

その場を去ることにした。
   - 10/7/22(木) 20:14 -

引用なし
パスワード
   取りあえずこの場を離れることにした。
「切り離し」は切り札の一つだが、エネルギーも一緒に失うのが痛い。
回復の時間が必要だ…

「進藤あゆみ」から出た液状のものは、そう考えを巡らせ出て行った。


しかし、しばらくして・・・

あゆみちゃんが目をさました。
   - 10/7/22(木) 20:26 -

引用なし
パスワード
   「くくく、うまく乗っ取りに成功したようだな。どれどれ…」
あゆみちゃんは外見とは裏腹なことを言うと、目をつぶった。

「なるほど、記憶も問題なく読めるな…そうか、この娘はいろいろ習ってるんだな。」
どうやら、バレエ・ピアノ・空手・料理・柔道・・など、多くの習い事に通っているみたいだ。
しかもこいつの親はちゃんと「アメ」も忘れてない。いわゆる自由時間を設けているのだ。

「強さの秘密はわかったな。しかし俺の親なんかムチばっかだったぞw」
なぜ自分の子供のころの記憶が出てきたかは不明だが、以下の状況だということが分かった。

・切り離された「モノ」は独立したみたいになり、「本体」の意思に関係なく動く。
・基本的には「本体」と大して変わらないが、分離した影響で、力は格段に堕ちている。


なんかこれってDB○Tのパクリじゃん!!
と思ったが、卵を産む・本体に忠実という点は少し違う。
だが、しょせんは「分離したもの」だから、本体からの干渉は受けるようだ。

…まあいいさ。次の体に移るエネルギーすらない状況だから、こいつの想い人?の鎌倉迷田を利用させてもらおう。
そうつぶやくと・・・

身体に変化が起きる。
 blitz  - 10/8/31(火) 0:04 -

引用なし
パスワード
   「うぐっ……ふうっ……!!」

呻き声をもらしながら私の身体を作り変えていく。
短く年相応だった身長はすらりと伸び、それにあわせて手足も成長する。
あどけない笑みを見せていた顔は色香につつまれた顔へと変わった。
幼いながらも大きかった胸は膨れ上がり、大人の魅力を放っている。
最後に声や髪の毛などを微調整し、姿身に生まれ変わった私を映した。
そこにはもう小学三年生の進藤あゆみの姿は無く、一人の大人の女性が居た。

「こんな状態でも溶媒の操作は出来るようだな。よし、早速鎌倉の家へいくか。」

もとの姿に戻ると、適当に服を着替えて家を飛び出した。
鎌倉の家は近いので、こんな女の子の身体でもすぐに着くだろう。幸いにも私はかなり身体を鍛えているようだしね。


鎌倉の家に着いてからは色々と楽しめた。
あいつ、ちょっと誘ってみただけでホイホイとヤっちまったんだからな。まったく最近の子供は進んでるなあ。
まあ、そのおかげでエネルギーは確保できたんだ。感謝してるぜ?

さて、当初の目的は達成したんだがどうしようか……?
本体と合流するか?俺は俺で好きにやるか?

俺は――

様子を見ることにした。
 blitz  - 10/8/31(火) 0:48 -

引用なし
パスワード
   俺の所為とは言え、こんな小さな女の子を気絶したまま放って置くのは気が引ける。倒れるまえに言っていた台詞も気になるし、ここは様子を見るか。
液体の身体をゆっくりと顔に近づけていく。
そのまましばらく見ていると、突然あゆみちゃんが目を覚ました。
だが様子がおかしい。目に光が無いし、口もだらしなく空けて黙りこくっている。
どうしたものかと思っていると、不意に奇妙な感覚が俺を襲った。
視界がぶれている。というか重なっている。あゆみちゃんの顔が見えると同時に液体状の俺の身体も見えて……
……これはもしかすると、俺とあゆみちゃんの意識がが繋がったのではないだろうか。
試しに意識を集中させて、あゆみちゃんの内面に入り込むようなイメージをする。
すると、身体に重みが感じられた。確認のため身体を見下ろす。

「成功……したのか……?」

今の俺はまごうことなき進藤あゆみそのものだった。……よし、記憶も問題なく引き出せる。
あゆみちゃんには悪いが、俺の逃亡生活のためだ。しばらく身体を借りさせてもらおう。
他人にばれないようにするため俺の本体を一気に飲み込み、あゆみちゃんの人格をかぶらせてもらうことにした。

「これで当分は安全かな。麗華さんもまさか俺が私だなんて気付かないよね」

ひとまず、これでひと時の安息を手に入れることが出来た。
あとはこれからどうするか、を決めなくっちゃ。ずっと私のままって訳にもいかないもの。
そう思っていると、突然部屋のドアが開いた。
そこからひょいと顔を出したのは――

高校生くらいの女の子だ。
 blitz  - 10/8/31(火) 23:47 -

引用なし
パスワード
   「おっ、ここにいたのね」

そう言って私の元へ近づいてくる。笑顔がとても似合っていて、可愛いな。
……私の記憶によるとこの人は私の姉の真奈美。近くの高校に通っていて、その容姿と性格からか男女ともに人気がある。俗に言う自慢の姉、というやつだ。
こんな奇麗な人が姉だなんてうらやましいな。
そう考え込んでいると、不意に声をかけられた。

「ねえ、いつものやつはしてくれないの?」
「えっ、いつもの……?」

いつものって何だろうか? まぁ記憶を読むのも面倒だし、ここは適当に答えるか。

「今日はお姉ちゃんがやってよ。偶にはいいでしょ?」
「おっ、言うようになったね。後悔させてやるんだから!」

真奈美はそう言ってニヤニヤしながら顔を近づけてきた。心なしか怖いな。
そしてそのまま私とキスをし始めた。しかもかなりディープだ。
これには流石に驚いた。姉妹でキスをするのが日課だなんて普通は思わないぞ……

だが、これは好都合なんじゃないか? そう思った私は体の中の俺を口から出して、真奈美の中に潜り込ませることにした。ごめんねお姉ちゃん。私一人じゃあ暮らしていく自信がないから、お姉ちゃんも貸して欲しいの……。

私の口から一気に俺の身体を吐き出して、真奈美の口へと滑り込ませる。
口同士は密着しているので、移動は思いのほかスムーズに行うことが出来た。


「あ、ああいいい……あ、ゆみ、なによ、これ」
「ふふ、私からの気持ちだよ。受け取ってね、お姉ちゃん」

口いっぱいに入り込んだ俺は、そのまま体内にどんどんと侵入する。
そして、ゴクンと喉が鳴ったかと思うと視界が暗転した。
目を開けると、さっきと変わらぬ姿のあゆみがそこに居た。ただ、床に倒れ伏してしまっていたのだが。

「目の前にあゆみが居るということは……」

身体を見下ろすと、妹と同じく年齢には似つかないほどの豊満な胸がブラウスからこれでもかと言わんばかりの主張をしていた。
思わず触ってしまいたくなるが、今は我慢。どうやら乗り移りには成功したようだ。

次に俺は――

気絶しているあゆみを起こすことにした。
 blitz  - 10/9/2(木) 0:21 -

引用なし
パスワード
   俺が抜け出した後のあゆみがどのような状態になっているか気になっていたし、このまま放置しておくのも目覚めが悪い。肩をたたいて声をかけてみることにする。
トントンと数回ほど叩くと、気だるそうな声とともに目を覚ました。気のせいか、仕草が女の子らしくない。スカートが開けていてショーツが少し見えている。

「えーっと、大丈夫なのかな? スカート見えてるけど」
「うえっ!? はずかし……ってあれ、身体を移したはずなのにこの子のまんまってことは俺失敗しちまったのかな」
「俺? あなたも俺、なの……」

どうやら目の前のあゆみも俺で、真奈美もまた俺であるようだ。
しかし二人の間には主従関係のようなものがあり、真奈美の俺が上の立場だ。こうなったのはおそらく体内にいる俺の量の違いが関係しているように思う。
真奈美としての俺は自分のことを真奈美が俺に乗っ取られた存在だと理解しているけど、あゆみは俺がそのまま入って行動しているような感じだ。真奈美の経験からすれば、言葉に出来ないような違和感が今のあゆみにはある。

「それでこれからどうするんだよ、俺。このまま進藤姉妹に成りすまして生活するのか」
「うーん、暫くは様子を見ようか。あ、あと今のあなたの口調はおかしいから私みたいに記憶を辿って直してね。誰にも怪しまれたくは無いもの」
「そうか、いやそうよね。ま、私はお姉ちゃんに従うことにするわ」


その日はこういった話し合いで終わることとなった。
次の日――

俺はある考えを思いついた。
 XXX  - 10/9/2(木) 13:40 -

引用なし
パスワード
   俺は自分で言うのもなんだが、頭があまり良い方でない。
かといって体力があるわけでもないが・・・いわゆる典型的普通人間といったところだ。


考えてみれば俺の義理の姉は麗華さんである。
そしてこの姉妹の義理の姉も同じ人である。

・・・ということは単純に考えて、この姉妹と俺は、兄弟・姉妹だったということになる。
俺は念のため、彼女達二人の記憶を除いた。
すると、

予想通り。
 XXX  - 10/9/2(木) 13:44 -

引用なし
パスワード
   除いた記憶では、
俺は長兄だったがある日忽然と姿を消したらしい。
その時姉妹は幼かったため、麗華からは偽の記憶を吹き込まれてたようなのだ。

なんかこの展開どったで似たようなのを見たことがあるが・・・
気にせず俺は、

麗華に再び会うことにした。
 XXX  - 10/9/2(木) 13:47 -

引用なし
パスワード
   無謀な即決力は俺の特技でもあるが・・・

記憶によると、麗華はなぜかこの姉妹には一切手を出していなかった。
これは何か裏があるかもしれない。
そしてこの体なら、麗華から事の真相を全て、聞き出せるかもしれない!!!

合流することにした。
 blitz  - 10/10/3(日) 3:35 -

引用なし
パスワード
   活動に必要なエネルギーは充分に頂いたのだし、俺の役目は果たしたと言えるだろう。
それならもう一人の俺の方に向かうとするか。
目を閉じ、精神を集中して、居場所を探す。……ん、遠くまで逃げていると思ったんだけれど、結構近いな。これなら随分早く合流できそうだ。
ぱっとその場から走り出した俺は、きっと年相応の姿に見えていたに違いない。


***


で、気配のするほうへ走っていってそれらしき場所に着いたのだが――

「まいったな、こりゃ……」

目の前に聳え立つのは、今の俺の二倍以上はあろうかという黒い門、奥に見えるのは四階立てはあるだろう巨大な建物。中からは若い女の子らしき声が。
そう、所謂女子高ってやつだ。
今の姿じゃ入れないし、無理やり成長しても見慣れない奴として見つかりそうだしな。
となると、誰かに身体を貸してもらうしかないんだけど……

「どうしたものか……、ん? あれは――」

ふと目をやると、そこには――

通気口が目に付いた。
 blitz  - 10/11/25(木) 0:16 -

引用なし
パスワード
   30cm四方くらいの通気口が、大きな口をあけて壁からひっそりとはみ出していた。
幸いにも換気扇のようなものは付いておらず、どうにかすれば入れそうだった。
見たところ他に誰にも見られずに侵入出来そうな場所は無かったし、普段ならば誰も見向きもしないようなこれならば、俺の目的を果たすにはうってつけの入り口だろう。

そうと決まれば、まずはこの体から抜け出さなければ。……当然、一部は体内に残しておくが。万が一というのもある。

「うげぇぇぇ……」

虚ろな目をした女の子の口から、液体状の俺がニュルニュルと這い出す。
それに呼応するように、身体はゆっくりと通気口に歩み寄り口を上へと向けた。
そのまま俺はスルスルと壁を登り、やがて入り口が見えると一気に飛びこんだ。


――後ろの方で誰かが倒れた音がした。

  新規登場人物 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ BranchTime本館はこちら  
5 / 24 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:  
105331
(SS)C-BOARD v3.3.10 is Free.
このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。