窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
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義理の姉の麗華さんだった K27 09/12/20(日) 11:06

   様子を見ることにした。 blitz 10/8/31(火) 0:48
   高校生くらいの女の子だ。 blitz 10/8/31(火) 23:47
   気絶しているあゆみを起こすことにした。 blitz 10/9/2(木) 0:21
   俺はある考えを思いついた。 XXX 10/9/2(木) 13:40
   予想通り。 XXX 10/9/2(木) 13:44
   麗華に再び会うことにした。 XXX 10/9/2(木) 13:47

様子を見ることにした。
 blitz  - 10/8/31(火) 0:48 -

引用なし
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   俺の所為とは言え、こんな小さな女の子を気絶したまま放って置くのは気が引ける。倒れるまえに言っていた台詞も気になるし、ここは様子を見るか。
液体の身体をゆっくりと顔に近づけていく。
そのまましばらく見ていると、突然あゆみちゃんが目を覚ました。
だが様子がおかしい。目に光が無いし、口もだらしなく空けて黙りこくっている。
どうしたものかと思っていると、不意に奇妙な感覚が俺を襲った。
視界がぶれている。というか重なっている。あゆみちゃんの顔が見えると同時に液体状の俺の身体も見えて……
……これはもしかすると、俺とあゆみちゃんの意識がが繋がったのではないだろうか。
試しに意識を集中させて、あゆみちゃんの内面に入り込むようなイメージをする。
すると、身体に重みが感じられた。確認のため身体を見下ろす。

「成功……したのか……?」

今の俺はまごうことなき進藤あゆみそのものだった。……よし、記憶も問題なく引き出せる。
あゆみちゃんには悪いが、俺の逃亡生活のためだ。しばらく身体を借りさせてもらおう。
他人にばれないようにするため俺の本体を一気に飲み込み、あゆみちゃんの人格をかぶらせてもらうことにした。

「これで当分は安全かな。麗華さんもまさか俺が私だなんて気付かないよね」

ひとまず、これでひと時の安息を手に入れることが出来た。
あとはこれからどうするか、を決めなくっちゃ。ずっと私のままって訳にもいかないもの。
そう思っていると、突然部屋のドアが開いた。
そこからひょいと顔を出したのは――

高校生くらいの女の子だ。
 blitz  - 10/8/31(火) 23:47 -

引用なし
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   「おっ、ここにいたのね」

そう言って私の元へ近づいてくる。笑顔がとても似合っていて、可愛いな。
……私の記憶によるとこの人は私の姉の真奈美。近くの高校に通っていて、その容姿と性格からか男女ともに人気がある。俗に言う自慢の姉、というやつだ。
こんな奇麗な人が姉だなんてうらやましいな。
そう考え込んでいると、不意に声をかけられた。

「ねえ、いつものやつはしてくれないの?」
「えっ、いつもの……?」

いつものって何だろうか? まぁ記憶を読むのも面倒だし、ここは適当に答えるか。

「今日はお姉ちゃんがやってよ。偶にはいいでしょ?」
「おっ、言うようになったね。後悔させてやるんだから!」

真奈美はそう言ってニヤニヤしながら顔を近づけてきた。心なしか怖いな。
そしてそのまま私とキスをし始めた。しかもかなりディープだ。
これには流石に驚いた。姉妹でキスをするのが日課だなんて普通は思わないぞ……

だが、これは好都合なんじゃないか? そう思った私は体の中の俺を口から出して、真奈美の中に潜り込ませることにした。ごめんねお姉ちゃん。私一人じゃあ暮らしていく自信がないから、お姉ちゃんも貸して欲しいの……。

私の口から一気に俺の身体を吐き出して、真奈美の口へと滑り込ませる。
口同士は密着しているので、移動は思いのほかスムーズに行うことが出来た。


「あ、ああいいい……あ、ゆみ、なによ、これ」
「ふふ、私からの気持ちだよ。受け取ってね、お姉ちゃん」

口いっぱいに入り込んだ俺は、そのまま体内にどんどんと侵入する。
そして、ゴクンと喉が鳴ったかと思うと視界が暗転した。
目を開けると、さっきと変わらぬ姿のあゆみがそこに居た。ただ、床に倒れ伏してしまっていたのだが。

「目の前にあゆみが居るということは……」

身体を見下ろすと、妹と同じく年齢には似つかないほどの豊満な胸がブラウスからこれでもかと言わんばかりの主張をしていた。
思わず触ってしまいたくなるが、今は我慢。どうやら乗り移りには成功したようだ。

次に俺は――

気絶しているあゆみを起こすことにした。
 blitz  - 10/9/2(木) 0:21 -

引用なし
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   俺が抜け出した後のあゆみがどのような状態になっているか気になっていたし、このまま放置しておくのも目覚めが悪い。肩をたたいて声をかけてみることにする。
トントンと数回ほど叩くと、気だるそうな声とともに目を覚ました。気のせいか、仕草が女の子らしくない。スカートが開けていてショーツが少し見えている。

「えーっと、大丈夫なのかな? スカート見えてるけど」
「うえっ!? はずかし……ってあれ、身体を移したはずなのにこの子のまんまってことは俺失敗しちまったのかな」
「俺? あなたも俺、なの……」

どうやら目の前のあゆみも俺で、真奈美もまた俺であるようだ。
しかし二人の間には主従関係のようなものがあり、真奈美の俺が上の立場だ。こうなったのはおそらく体内にいる俺の量の違いが関係しているように思う。
真奈美としての俺は自分のことを真奈美が俺に乗っ取られた存在だと理解しているけど、あゆみは俺がそのまま入って行動しているような感じだ。真奈美の経験からすれば、言葉に出来ないような違和感が今のあゆみにはある。

「それでこれからどうするんだよ、俺。このまま進藤姉妹に成りすまして生活するのか」
「うーん、暫くは様子を見ようか。あ、あと今のあなたの口調はおかしいから私みたいに記憶を辿って直してね。誰にも怪しまれたくは無いもの」
「そうか、いやそうよね。ま、私はお姉ちゃんに従うことにするわ」


その日はこういった話し合いで終わることとなった。
次の日――

俺はある考えを思いついた。
 XXX  - 10/9/2(木) 13:40 -

引用なし
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   俺は自分で言うのもなんだが、頭があまり良い方でない。
かといって体力があるわけでもないが・・・いわゆる典型的普通人間といったところだ。


考えてみれば俺の義理の姉は麗華さんである。
そしてこの姉妹の義理の姉も同じ人である。

・・・ということは単純に考えて、この姉妹と俺は、兄弟・姉妹だったということになる。
俺は念のため、彼女達二人の記憶を除いた。
すると、

予想通り。
 XXX  - 10/9/2(木) 13:44 -

引用なし
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   除いた記憶では、
俺は長兄だったがある日忽然と姿を消したらしい。
その時姉妹は幼かったため、麗華からは偽の記憶を吹き込まれてたようなのだ。

なんかこの展開どったで似たようなのを見たことがあるが・・・
気にせず俺は、

麗華に再び会うことにした。
 XXX  - 10/9/2(木) 13:47 -

引用なし
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   無謀な即決力は俺の特技でもあるが・・・

記憶によると、麗華はなぜかこの姉妹には一切手を出していなかった。
これは何か裏があるかもしれない。
そしてこの体なら、麗華から事の真相を全て、聞き出せるかもしれない!!!

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このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。