窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
  新規登場人物 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ BranchTime本館はこちら  
3 / 24 ツリー ←次へ | 前へ→

俺? A 09/10/5(月) 15:23

   カルト集団の代表の女。 A 09/10/5(月) 15:48

カルト集団の代表の女。
 A  - 09/10/5(月) 15:48 -

引用なし
パスワード
   金持ちの娘ばかりを勧誘し、いつの間にか財産を残らず寄付させている、との情報で捜査していた団体の代表者の女だった。
体を見下ろす。
鏡の中の女と同じに、胸には乳房が揺れている。
「な・・・何をした?」
「何ってなんだ?高見沢妙蓮こと、高見沢節子さん。」
ぐらっ、と眩暈がする。何が起こっているのか理解ができない。
俺が・・・あの女の姿に?
なぜだ???どうやって???
「私の服をどこにやったのですかっ!?警察といえでも無礼は断じて・・・・・うっ?」
今のはなんだ?俺が喋ったのか?
「名前を言ってみろよ、教祖様。」
「ワタクシは・・・高見沢妙蓮・・・なんですの?なんで・・・ワタクシの!?」
その口調は間違いなくあの教祖の話し方だった。
「そう、あんたが今から教祖様ってわけだ。ってわけでそろそろ本庁に来て貰うぜ。ご協力願おうか。一応任意だからね。」

意識は完全に俺のまま。
しかし行動や言葉は完全にこの女のものに置き換えられてしまう。
高慢な態度で取調室の面々を侮蔑する。
「帰らせていただきますわ。これ以上お話しすることはありません。逮捕状でも取ってきたらいかが?」
俺は立ち上がり、制止する声に耳も貸さずにエレベーターに乗る。
そして・・・

  新規登場人物 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ BranchTime本館はこちら  
3 / 24 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:  
105327
(SS)C-BOARD v3.3.10 is Free.
このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。