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一瞬何が起きたのか分からなったが、腹に…
「やったwwwできた!!勝った。あhhhhhhhhh」
朦朧とする意識のなか、どこかで聞いた様なセリフを言う絵里の声が…
「なぜだ?確かに包丁は今消えた、は、ず・・・」
「キャハhhh、バカだねwよく思い出してよ。包丁は一本だけだった?」
「!!」
「そう、二本wwこの二本は常に一緒にあってね。あんたなら一本で十分だと思ったけど」
「・・・」
「このとおり油断しちゃってwだから消滅時に分からないようもう一本を手に握らせたのさ」
「・・くっ・・」
「痛い?てかまだ腑に落ちない?この体は一本目を離したとき気絶したから、乗っ取るのは簡単だったんだよ!」
「・・・・・」
薄れゆく意識の中、自分が作ったさっきよりもすごい液が視界に入った…
俺はもう駄目かもしれないが、せめて絵里だけは…
しかし、心身ともにダメージは深刻だ。どうする?
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