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走り出す前にドアが閉まるのが見える。
やばいじゃないか・・・
すぐに飛び込むべきだろうか?
いや、返り討ちにあったら・・・
「何やってんのよ!?トモちゃんのピンチなんでしょ?さっきの話が本当なら!」
「お?おおお、おうっ!今行くところだってば本当に。」
「いやああああっ!!」
ドアを開けたとたんに女の悲鳴。奥のキッチンからばたばたと誰かが飛び出してくる。
「ふ・・・みえ・・さん?」
「たったっ・・・たすけてッ!!」
さっき俺を殺そうとした継母の??
「よう、お兄ちゃんもお帰りかい?くくくくっ、ぶあはあはあははははああッ!」
「と・・・トモ?」
妹の両手には包丁が2本。
「あたしぃ〜お料理大好きでぇ〜へっへっ!なんてな。くふあはははっ!」
玄関が開き、誰かが入ってきた。
それは・・・
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