newSpeakBBS
  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム  
14 / 133 ツリー ←次へ | 前へ→

「マネー神」対「民主主義」 Josef 12/5/18(金) 19:17

   Re(3):旧仮名遣いについて バジル二世 12/9/4(火) 0:24
   Re(4):旧仮名遣いについて Josef 12/9/10(月) 16:59
   Re(5):旧仮名遣いについて バジル二世 12/9/11(火) 2:41
   Re(5):旧仮名遣いについて しゅう 12/9/13(木) 19:42
   Re(6):旧仮名遣いについて バジル二世 12/9/14(金) 6:31
   Re(6):旧仮名遣いについて バジル二世 12/9/14(金) 8:35
   Re(7):旧仮名遣いについて Josef 12/9/19(水) 10:52
   「障害」と「障碍」について 芥屋 12/9/20(木) 21:40
   Re(1):「障害」と「障碍」について バジル二世 12/9/27(木) 13:51
    Re(2):「障害」と「障碍」について バジル二世 12/9/27(木) 13:54
    Re(3):「障害」と「障碍」について バジル二世 12/9/27(木) 21:19
   Re(8):旧仮名遣いについて バジル二世 12/9/26(水) 0:25
    Re(9):旧仮名遣いについて 芥屋 12/9/26(水) 23:30
    Re(10):旧仮名遣いについて バジル二世 12/9/27(木) 9:12
    Re(10):旧仮名遣いについて Josef 12/9/27(木) 18:37
    Re(11):旧仮名遣いについて バジル二世 12/9/27(木) 21:30
   Re(7):旧仮名遣いについて バジル二世 12/12/6(木) 11:44

Re(3):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/9/4(火) 0:24 -

引用なし
パスワード
   >しゅうさん

>「障碍」→「障害」の書換えには賛成しませんが,

僕は今さう書き換へられやうが庇う氣はないけれど、舊漢字表記の方は自分の主張の一部なのですよ。

>そこに一番言いたいことが書いてあるかもしれないし。

さうなら、削除するか、再投稿しますよ。

Re(4):旧仮名遣いについて
 Josef  - 12/9/10(月) 16:59 -

引用なし
パスワード
   >>「障碍」→「障害」の書換えには賛成しませんが,

この書き換えはあまりないんじゃないですか。

「障害」は字面が悪いからというんで「障がい」と平仮名にしたり、
漢字と仮名の混在は見栄えが悪いからというんで「障碍」にしたり、
といったところでしょう(後者は「碍」を常用漢字にすべしと主張する)。
いずれも障害の「害」が悪者にされています。

「害」、「碍」、「がい」、どれを選んでも障害者の環境が良くなるわけ
ではないんですけどね。

それにしてもスパムがひどいな。

Re(5):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/9/11(火) 2:41 -

引用なし
パスワード
   つttp://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_10/giji-youroku.html

障害者団体が「常用漢字」に「碍」を加へようとした際の政府諮問会議のまとめ。

Re(5):旧仮名遣いについて
 しゅう  - 12/9/13(木) 19:42 -

引用なし
パスワード
   >Josefさん:
>>>「障碍」→「障害」の書換えには賛成しませんが,
>
>この書き換えはあまりないんじゃないですか。

ああ、確かに。

>「害」、「碍」、「がい」、どれを選んでも障害者の環境が良くなるわけ
>ではないんですけどね。
>

障害とはなにか、について理解がないとあまり意味がないですよね。
じゃあ、どんな意味といわれて、すんなり答えることは難しいけれど。

Re(6):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/9/14(金) 6:31 -

引用なし
パスワード
   >しゅうさん:
>>Josefさん:

>>「害」、「碍」、「がい」、どれを選んでも障害者の環境が良くなるわけ
>>ではないんですけどね。
>>
>
>障害とはなにか、について理解がないとあまり意味がないですよね。
>じゃあ、どんな意味といわれて、すんなり答えることは難しいけれど。

その理解とはどのやうな方向性のどこまでの認識のことを言ふのでせうか? それは一握りの介護・醫療・研究者に指導されてのものであつていいのでせうか? 

Re(6):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/9/14(金) 8:35 -

引用なし
パスワード
   >しゅうさん:

>>この書き換えはあまりないんじゃないですか。
>
>ああ、確かに。

いや、常用字は官廳の正書法だから、昭和二十年代以降官廳やそれに準じる企業では、それを錦の御旗にした奴等に註文を附けれれて、「碍」→「害」に書き換へさせられてゐますよ。表音主義者を始めとする國語改革論者は敵です。

Re(7):旧仮名遣いについて
 Josef  - 12/9/19(水) 10:52 -

引用なし
パスワード
   >バジル二世さん:

>>しゅうさん:
>
>>>この書き換えはあまりないんじゃないですか。
>>
>>ああ、確かに。
>
>いや、常用字は官廳の正書法だから、昭和二十年代以降官廳やそれに準じる企業では、それを錦の御旗にした奴等に註文を附けれれて、「碍」→「害」に書き換へさせられてゐますよ。表音主義者を始めとする國語改革論者は敵です。

当用漢字が指定された頃はともかく、近年は「害」→「碍」を主張する声が強くなっています。現在多く使われている「障害者」という表記が、ある時点で、「碍」を「害」に書き換えた結果なのかどうかは不明でしょう。「障害者」もまた戦前からあった表記ですから。

それはおいといて、私自身は、少なくとも漢字選択を意識して書く時には「障碍者」を使います(ぼーっとしている時にはカナ漢字変換ソフトの言いなりになっているかもしれませんが)。「害」は良くないという倫理的な判断ではなく、意味が違うだろうという違和感があるからです。

また別の話ですが、かつて、ある文章で「片輪者」という語を使ったことがあります。それは私の作った文章ではなく外国語を和訳して引用した箇所でした。編集者から書き換えるようにとの指示が来たので、ここは「片輪者」の方が感じが出ていいんだけどなあと思いながらも、それほど拘ることもあるまいと、「障碍者」というニュアンスに乏しい語に「改悪」しました。

「障害」と「障碍」について
 芥屋  - 12/9/20(木) 21:40 -

引用なし
パスワード
   ショウガイという(日本での)音では同じですが、ま、意味は全く違います。
ご本家の現代の音ではどうなのやら知りませんが。ま、それもどうでもいいとして。

私が「障碍」の字を知ったのは、実は三島由紀夫の『金閣寺』なんですね。
今で言う「吃音」、当時で言う「どもり」ですね、主人公の。
厳密に、なのかどうなのか、ともかく作品内では、障害も障碍も出てきます。

三島ほどの人が、字の用い方にルーズだとは到底思えないわけですが、
どういう文脈あるいは場面で、使い分けがなされているか、未検証です。

それはさておき、この作品ではじめて私は「障碍」という表現を知りまして、
それで漢字辞典で「碍」の字を引きました。学研のですが。
「道の行く手を阻む石、あるいはその石を見つけること」といったような、
そんな字義でしたかね、記憶にあるのは。多少、違ってるかもしれません。

なんだか、あぁそれだ!と感じた覚えがあります。

Re(8):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/9/26(水) 0:25 -

引用なし
パスワード
   >Josefさん:

>当用漢字が指定された頃はともかく、近年は「害」→「碍」を主張する声が強くなっています。現在多く使われている「障害者」という表記が、ある時点で、「碍」を「害」に書き換えた結果なのかどうかは不明でしょう。「障害者」もまた戦前からあった表記ですから。

さう云ふ主張が強くなつてゐるから問題が解決してゐると云ふ觀方を私はしません。さうした土俵の上で新たな漢字制限の型に日本語使用者が嵌め込まれるだけでせう。また本來の語彙認識が破懷された中で書き換えだと認識する事すら出來なくなつてゐるからでせう。「不明」と云うのは其の土俵に乗つて仕舞つた言ひ方です。

>それはおいといて、私自身は、少なくとも漢字選択を意識して書く時には「障碍者」を使います(ぼーっとしている時にはカナ漢字変換ソフトの言いなりになっているかもしれませんが)。「害」は良くないという倫理的な判断ではなく、意味が違うだろうという違和感があるからです。

Josefさんはどの樣に「碍」と「害」は意味が違ふとお考へですか。それは何と云ふ字典に據るものですか? 實の處、私の漢和字典では「害」の字義が「碍」のそれを包攝するかの樣に書かれてゐるのですよ。これも当用、常用の漢字制限に合わせて作られた教育辭書の弊害で、漢字本來の使用の仕方を知る事が出來ない樣に國民を仕向ける手助けしてゐる樣に思ひます。

(「漢字」の「漢」の舊字體が出なかったので再投稿)

Re(9):旧仮名遣いについて
 芥屋  - 12/9/26(水) 23:30 -

引用なし
パスワード
   >バジル二世さん:

あのですね、はた目に見てすごく変ですよ。

漢字って、もとは異国の文字でしょ。
それを使ひこなしてきた我が国の歴史には私も強く思ふことはありますよ。

だけど、本来の字体がどうこうと言ひ出したら、じゃぁ、
甲骨文字の時代の字体にまで遡らなくちゃいけんのじゃありません?

ひとつ、例を挙げませうか。

金銭や経済に関はる字には「貝」の部首が付くものが多いですよね。
甲骨文字の時代に、つまり殷の時代には綺麗な貝殻が貨幣の役割だったのかな、と。

でもですね、その後の周に始まる、まさしく漢民族の母体となるやうな、
秦・漢の文明に、さういった海洋性の経済文化があったでせうか。
ないですよね。周は殷の西方から、つまり、もし経済価値を部首で示すなら、
「貝」ではなく「羊」の部首こそふさわしい、さういふ系統のはず。

つまり、字とはさういふものですよ。西方のアルファベットだって同様。
漢字の正字体の価値といふものは、確かにあります。
もちろんありますけどね、それは戦後の日本人が誰かにどう思はされてゐるとか、
そげなもんでせうか。そんなはずがないじゃありませんか。

Re(10):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/9/27(木) 9:12 -

引用なし
パスワード
   芥屋さん、お久しぶりです。

>あのですね、はた目に見てすごく変ですよ。

まづは直言ありがたうございます。しかし、それはさうでせう。誰かを追及するのは疑念とかそんなものではなく確信から生じた執念なんだから。

>つまり、字とはさういふものですよ。西方のアルファベットだって同様。
>漢字の正字体の価値といふものは、確かにあります。

いや、漢字の畫の多さといふ物はあるけれど、戰前は活字でなく手書きなら現在の新字體にも似た字體を使つていたさうですね。つまり、字とはさういふものでせう。

>もちろんありますけどね、それは戦後の日本人が誰かにどう思はされてゐるとか、そげなもんでせうか。そんなはずがないじゃありませんか。

明治以來の漢字制限の壓力を考えると、これは現在その樣な考へ方の人たちが法律を笠に教育・行政を推進の母体にしてゐる樣にしか、私には見えないのです。

Re(1):「障害」と「障碍」について
 バジル二世  - 12/9/27(木) 13:51 -

引用なし
パスワード
   >芥屋さん:

>ショウガイという(日本での)音では同じですが、ま、意味は全く違います。
>ご本家の現代の音ではどうなのやら知りませんが。ま、それもどうでもいいとして。

どうやら違ふみたいですね。驛前に用事があつたので圖書舘に寄ってきました。

三島由紀夫は讀んでないですは。「伊豆の踊り子」は挫折。今度歴史的假名遣ひで書いてある版があつたら「憂國」あたり讀めたらいいなと思つてゐます。

>それはさておき、この作品ではじめて私は「障碍」という表現を知りまして、
>それで漢字辞典で「碍」の字を引きました。学研のですが。

学研はいい編集者がゐたさうですね。

>「道の行く手を阻む石、あるいはその石を見つけること」といったような、
>そんな字義でしたかね、記憶にあるのは。多少、違ってるかもしれません。
>
>なんだか、あぁそれだ!と感じた覚えがあります。

そのやうな意味が載つてゐました。イメージを何かとてもよく喚起する意味だと思ひます。

Re(2):「障害」と「障碍」について
 バジル二世  - 12/9/27(木) 13:54 -

引用なし
パスワード
   あれ、灯台が出てくる話なんだつたつけ?

Re(10):旧仮名遣いについて
 Josef  - 12/9/27(木) 18:37 -

引用なし
パスワード
   障碍と障害について、
私は「障碍」を使いますが、これは私の語感(字感)の問題であって、新聞等で「障害者」とあっても気にはなりません。「障がい」と書かれると目障りですが。

それにしても芥屋さんご指摘の、三島由紀夫が障碍と障害を使い分けていたかもしれない可能性にはちょっと興味があります。

いわゆる新字体や当用漢字については、制定された当時の状況からするとやむをえなかったのかなと思います。生まれてないからよく分かりませんが。デジタル機械で書くようになった現在では逆に旧字体に戻しても差し支えがなくなったかもしません。いや、手書きの練習をしなきゃいけない小中高生が気の毒か。

命名に使える漢字も制限されていますね。多少出し入れするのはいいですが、これが完全自由化されたら嫌ですね。ただでさえ変なのが多いのに、親の自己満足だけの気持ち悪い名前が増えそう(これは障害)。

Re(3):「障害」と「障碍」について
 バジル二世  - 12/9/27(木) 21:19 -

引用なし
パスワード
   さうだ。あのタイトルを「てうさう」と讀んでゐた女の子がゐて、可愛い子だつたけど幻滅したな。

Re(11):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/9/27(木) 21:30 -

引用なし
パスワード
   >Josefさん:

>いや、手書きの練習をしなきゃいけない小中高生が気の毒か。

いや、手書きの書體は隋唐以前にもう確定して變はつてゐないし、正字體は部首、音符のパーツが一貫してゐて例へば「伝」「転」「団」の音符は一緒なのですが、新字體はその統一がなくなつていて、正字・舊字の方が憶えやすいです。(新字、新仮名が殘つてゐたので再投稿)

Re(7):旧仮名遣いについて
 バジル二世  - 12/12/6(木) 11:44 -

引用なし
パスワード
   >表音主義者を始めとする國語改革論者は敵です。

表音(ひょーおん)主義の不完全形(ふかんぜんけー)が現代仮名ずかいだとしたら、完成(かんせー)形ゎローマ字表記か完全表音かなずかいです!

  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム  
14 / 133 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:
82252
(SS)C-BOARD v3.3.10 is Free.