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ずかずかと部屋に入ってくる美少女。
生徒会長に立候補中の坂上智代は、何故か最近毎日俺を起こしに来る。
今日は日曜日だって言うのに・・・なんなんだ?
「早く起きなさい・・・えええっ!?」
布団を剥ぎ取った智代が変な声を出した。
そして沈黙。
俺も異変に気が付いていた。
だぼだぼのシャツの緩んだ襟首の中に乳房が揺れている。俺の胸に。
「何・・・なんで・・・あなたかこの部屋に!?」
「こ・・・コレが俺なのか?」
口から零れる声もきっとそうなのだろう。
鏡から俺を呆然と眺めている顔。
よく知った女。
何故か俺は彼女そっくりの姿になっている。
それは・・・
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