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再三再四説明を求めてをるのは、宮内庁にですよ? 幾ら表で説明する御意志だらうと、一服盛られてゐる可能性が大きい姫君とか役所と利害を完全一致させて口裏を合はせた小悪党風味の民間人の辯解は沢山です。
と云ふか診断書まで出てゐる病人にまづ予測不能な要素を最小化できない口頭での質疑までも許し、次に事前チェック済みの原稿を当人らに読ませるのみの次第に変更するとは、保身の為の帳尻合はせでせう。役人のです。
下らないから全部は観ませんよ。「浮雲」の主人公内海文三が男女の愛の万能を説き、同権論を齧ったまんざらでもない仲の下宿屋の娘がアノ真理~~と唱和する場面に似てゐます。茶番なのを四迷は存分に描写しました。
この民間人の不評の母親はなぜ地方で働いてゐたのですか? どうして自宅があると云はれる大都市圏を離れたのですか? 「女」を利用するのは禁じ手ぢゃありませんか。誰がこの台本を書き筋書きで得をしましたか?
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