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>macskaさん:
>しかし今ここで話しているのは、「ジェンダーの規範による差別」というものが(わたしの定義するところの)差別として成り立っているかどうかです。スカートをはいた男性というのはその極端な例でしかないわけで。
それは、「差別」ではなく「区別」だ(^^)。
macskaさんの「差別」の定義が、社会的に通用しないんです。
せめて「ジェンダー規範による差異」くらいにしておきなさい。
仏教哲学の用語なら「差別」は「差異」のことですが、社会学における「差別」は、「人種、民族、出身、門地、男女などの差異に対する、偏見に基づいて、不当に相手の扱いを変えること、その結果、相手に不利益を与えるとこ」をさしていますから、偏見でも不当でもない差異がある場合は「差別」とは言わない、「区別」という。
>どうして女性だけ髪型自由で男性の長髪は駄目なのか、程度の不満ならあるでしょう。
女性の長髪が自由で、男性の短髪が抑圧なんて、ファッションに対する無知、丸出しやん。ウソだと思ったら、OLさんに聞いてみな。髪型に対する社会的規範は女性にもあるから……。なんのためにファッション雑誌にオフィスに似合う髪型特集なんてものがあると思っているんだ。
>そして、それらの規範に違反した人は、ただ単に白い目で見られるだけでは済まずに、さまざまな不利益を被るわけです。
「キモ!」と、女子高生に言われまつ。それが何か……。
>別に流行らせたいわけじゃないですし、さらに言えば「男性がスカートをはけるような世の中にしよう」とよびかけてすらいません(もしスカートをはきたい男性がそう訴えるようになれば、応援しようと思いますが)。セクシズムに還元できない「ジェンダーの規範による差別」が世の中にはあると指摘しているだけです。
だから、別に困っている人がいるわけでも、訴えている人がいるわけでもない。そういう事象を「差別」と表現してしまうから、議論が、おかしくなるんですよ。「区別」か、せめて「差異」くらいにしておきなさい(^^)
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