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>> 子育てスタイルは制度化されたものではなく流動的なものですyo。
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>いきなり子育てスタイルの話に飛びましたが、そちらの話はいまはしていないので。(してもいいけど、いまの議論をちゃんと終わらせないうちにどんどん違う話に広げたくないです。)
あの、、「違う話」に飛んではいません。
(「子育て支援パンフ」にあった、「〜らしさ」を育むとされるスタイルのことです)
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Re:『個人の意識は問わない』の真偽 macska 06/9/25(月) 2:01
問題としているのは「らしさ」ではなく、「らしさの規範」ですよ。それはすなわち、個人のあり方ではなく制度を問題としているという意味にはなりませんか?
(略)小さな日常生活上のことでも「男らしさ・女らしさ」の規範に従わないといろいろと不利な扱いを受けることがあり得るわけで、「人生設計」だけに限って差別的な制度の是正を訴える理由がないと思います。
Re(1):美意識の問題化(美観と蔑視 macska - 06/9/30(土) 1:06 -
問題はひな祭りではなく、ひな祭りなどの祝い事を含めた育児の全体において「男らしさ・女らしさ」の押し付けをやっていませんか、考えてみましょう、ということですからね。
Re(2):美意識の問題化(名詞と形容詞) macska - 06/9/30(土) 2:16 -
ジェンダーの規範によって異なった扱いをするということは、「男らしさ」「女らしさ」という、内容に多少のブレはあってもだいたいの部分で社会的に広く共有された認識によって引き起こされたものであり、また「男らしくない男や、女らしくない女は雇用しない(昇進させない)」といった行為が「男らしさ」「女らしさ」という特定の認識を強化することが明らかです。つまり、広く共有された「男らしさ」「女らしさ」という認識と、「男らしくない男や、女らしくない女を低く評価し扱う」とう行為のあいだに循環が成立している。よって、これをわたしはシステム的な意味でいう「差別」であると考えるわけです。
(略)
「ジェンダーの規範による差別」を、わたしは「性別による差別=セクシズム」と区別して「ジェンダリズム」と呼んでいます。女性にとっては「女性であるということで不利益を受ける」という点でセクシズムもジェンダリズムも区別がつきにくいですし、現実問題としてジェンダリズムがセクシズムを支えている(男性と女性によって違った規範があるだけでなく、違った規範が性差別的に作用する)面もあるので区別しなかった傾向もあるのですが、男性や同性愛者・トランスジェンダーの人たちの置かれた状況を分析するうえでは両者を分けて考えるのが有用だと思います。
Re(4):美意識の問題化(名詞と形容詞)macska - 06/10/1(日) 12:35 -
制服や服装規定がない会社であっても、男性がスカートをはいて出社すれば間違いなくなんらかの不利な扱いを受けるでしょう。それは男性がスカートをはくことがほとんどない社会だから仕方がないとした場合、では女性がスカートを拒否して不利な扱いを受けることは一切ないのか。化粧をしなくても大丈夫なのか。男性の長髪やピアスはどうか。それらも、やはりジェンダーの規範による差別なわけですよ。
その程度は社会常識だから仕方がない、と思うかもしれませんが、「男性がスカート」は極端な例だとしても、明らかに外見上の「男らしさ・女らしさ」によって差別を受けることがあり、その中には「女性が常にズボン」のように社会常識に特に反しないにも関わらず不当な扱いを受ける可能性がある領域が存在するわけですよ。個別の例が違法な差別となるかどうかはある程度社会的な一般常識の制約を受けることになるでしょうが、「ジェンダー規範による差別」というのは現実に起こりうる・起きている問題です。
Re(6):美意識の問題化(社会常識)macska - 06/10/2(月) 2:58 -
はい、場に合った服装や化粧を求められるのは当然ですよ、もし男女関係なくみんな化粧しろというのであれば。しかし、女性だけが「化粧を求められ」、男性は逆に目立つような化粧をすることを「禁止される」としたら、それがジェンダーの規範でなくて何だというんでしょうか。
これが「ジェンダーの規範を理由とした差別」であることは、わたしの採用している差別の定義からは否定できません。もちろん、それは現行法の定義とは違いますし、必ずしもわたしの定義を元に法律が作られるべきだとは思いませんが、わたしの定義をもってこれが差別でないと強弁することはできません。
Re(8):美意識の問題化(社会常識)macska - 06/10/2(月) 13:33 -
「ジェンダーの規範に関する権利」という問題意識は、現時点では女性や性的少数者のための取り組みだと思われていますが、わたしはこれは男性も含めた大きな流れとなる可能性があるんじゃないかと思っています。そうした意識が広く共有されるまでは、あなたの言う通り「反差別運動」の足を引っ張る事にもなるかもしれませんが、今時点の考えだけで排除せずに、寛容に「ジェンダーの規範による差別」の取り組みを見守って欲しいと思っています。
Re(10):美意識の問題化(社会常識)macska - 06/10/3(火) 5:11 -
ジェンダーの規範に合致しているかどうかでさまざまな異なる扱いを受けることを、わたしの定義するところの「差別」の一緒として考えることができると言っているだけです。
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(macskaさんが)問題としているのは→「らしさ(ジェンダー)の規範」→要するに「”制度”を問題」としている、ということ
「ジェンダーの規範による差別」(ジェンダリズム)がある、ということ
(”らしくない”ことによる”不利な扱い”が、、)
で、その「ジェンダーの規範」は、どのようにしてつくられているか(インプットされていくか)というと、赤ちゃんの頃から《育児の全体において「男らしさ・女らしさ」の押し付け》が、、、以下(ry
子育て支援パンフは《「男らしさ・女らしさ」の押し付けをやっていませんか、考えてみましょう》と呼びかけているのでしたね。
けれどそのパンフは行政主導のパンフだからか?macskaさんにとっては「くだらない」ものでもあり、
「わたしはパンフの著者でもないし、そういう呼びかけに賛成しているわけでもないもの」とも言い、
なんだか支離滅裂、、でわアリマテンカ。。。
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