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> キリスト教関連会社でもないのにそんな会社あるわけないじゃん…って、
だから、宗教の自由との関連では普通ありえないのに(いや、キリスト教ではなければそれに近い例は結構ありそうですが)、ジェンダーの自由との関連では日常的にあるから問題だ、という論理です。
> あぁそうか、キリスト教系のカルト教団が表向きは一般の会社のように
> 見せかけて、入社した人をいつしか洗脳したら…ということか。
そんな話してないですね。
> ところが、普通はモデルでなくても女は化粧したがるものだろうけど、
> それもカルトの洗脳と一緒じゃないか(自発的だと思われているが強要
> されて刷り込まれたもの)ということかな、この文脈だと。
勝手に文脈作らないでください!(笑)
自発的にジェンダーの規範に合致した行動を取る人は勝手ですよ。しかし、自発的にジェンダーの規範に従いたくない人も、従わなければ雇用や昇進などにおいて低い評価を受けてしまう。それが問題なんだとわたしが言っている、ということが分からないわけがないでしょ? カルト教団の話なんて全然してないですよ。
> これ見て、まず「これはどこの話?」と思いました。だって日本人の普
> 通の職場感覚で言えば、窓口などの接客部門はともかく純粋な内勤業務
> の場合、「化粧くらいしろよ」と言われるようなことって、ほとんどな
> いと思うし。
ほとんどないということは、あるんですね。
> つうかこれ、活動家がワザとやってたりして。そういう服務規定の店だ
> とわかってて、抗議して解雇されることを見込んで裁判闘争をして。
そういう服装規定がない店で、長年化粧をせずに働いてきたのに、あとからそういう規定ができて化粧を拒否したら解雇されたそうですが。
> 「私はムスリムだ!私を雇った以上、社内のどこででも定時にお祈りさ
> せていただく!」なんて横着な態度を取るムスリムなんて見聞きしない。
ちょっとまった。もしかして、ムスリムは定時以外にはお祈りをしないとでも思ってますか? 昼休みなどの休憩時間にお祈りするくらい、信仰心の高い人なら普通にありますよ。それを会社が「職場の雰囲気と違うから」といってやめさせることができるのかどうか、という話をわたしはしているのですが。わたしは最初から、定時にお祈りできるように会社が特別の休憩時間を認めるかどうかなんて話は一切していませんよ。
> それに、基本的なこととして「棲み分け」をしていると思う。
それは少数者の智慧として否定しないけれど、だからといって偏見の多い会社はそのままでいいということにはなりませんね。
何度も言うように、わたしは「乗り込んで行って抗議するかどうか」みたいな具体的な対処の話は一切していない。ある問題を差別であるかどうかという認識を議論しているだけです。
> ジェンダー教徒から見れば、日本はおろか欧米と比べても厳格な男女別の
> 規範の多いイスラムは、ただそれだけで「差別文化圏」ということになり
> そうなんですけどね。
確かに、もしジェンダー教という宗教があればその信者はそう考えるかもしれませんが、わたしはジェンダー教という宗教を信奉しているわけではないですからねぇ。
> 服装や化粧その他の装飾品についても男女で異なる基準があると差別…と
> いう世界観には、もはや反論するとかしないとかいう次元じゃないような
> 気がする。
だったら、わたしの「差別」定義が間違いであると言わなくちゃ。
それは要するに、あなたが「そのくらいは社会的に容認されるべきだ」と思っているだけの話でしょ? しかし、わたしは社会的に容認されるべきかどうかという話は一切していない。差別かどうかという議論と、差別であればどうするかという議論は全く別なのだと何度言えば分かるんだろうか。
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