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あっちのブログから半ボーリョク的なかたちで締め出されてしまったので。w
ttp://macska.org/article/184#comments のmacskaさんのコメントでヒッカかる点を一通り書いておきます。
>>なので、「少なくとも<普通の男>とそれ以外の対象との間には優先順位が原理的に要請される」というのはそのとおりでしょう。なぜなら論理的には、ここでもほぼ「女性」限定の意味合いを持つ「セクシズム」が是正されるべき反倫理的な対象であり、「男性は集団としてセクシズムを受けないと考え」る人にとって、なおかつ「普通の男」が「権力構造の下部に位置付けられる事がない」ならば当然そうならざるを得ないからです。
>それは、セクシズムだけが取り上げるに足る重要な問題であるという前提がなければ成り立ちませんね。
それが何故重要なのかは知りませんが、フェミニズムにとっては、それ以上「重要な問題」は無いでしょう?
「セクシズム」と他の差別・抑圧は同型だと言いたいならそれは違うと思いますけど。
>>しかし、「「男性に対する抑圧」などというモノの存在を認めてい」ないなら、「性的マイノリティ(MTF等)」に対する「抑圧」も認めないのかな? 半分認めるのかな???
>バカすぎ。「男性」が男性であることを理由に抑圧されているとは考えない、それはわたしが抑圧という言葉をこのように定義するからだ、と説明しているわけですが、個別の男性が「男性」以外の側面(人種、国籍、障害、その他)で抑圧されることは当然あるでしょ。セクシズムが唯一の抑圧というわけではないのだから。
そういう意味(?)ね。「「性的マイノリティ(MTF等)」に対する「抑圧」」にも、「男性に対する抑圧」は含まれていない(認めない)、ということ。彼らにとって「抑圧」と言えるものはジェンダリズムか、若しくはマイノリティ差別=抑圧という前者とはまったく別範疇のものだ、と。 しかし、「個別の男性が」という説明ですが、MTFは「男性」なのですか? そして、「男性」なら「構造」による「抑圧」とは無縁であるが、ジェンダリズムの「抑圧」なら受けるのだ、ということ? しかしそれだと、FTMのカテゴリーには「男性に対する抑圧」を認めるということになりますけど?
そうではないとすれば、「性的マイノリティ」のカテゴリーのメンバーは、性に纏わるあらゆる「抑圧」とは無関係で、あるのはマイノリティ差別=「構造」による「抑圧」だけだ、とか?
>そもそも、「ジェンダリズムによって男性が抑圧を受ける場合がある」とわたしは書いているわけよ。それをちゃんと理解していれば、「『男性に対する抑圧』の存在を認めない」という記述を「男性はいかなる要素によっても全く抑圧を受けない」という解釈は明らかに間違っているわけ。つまり、そんな方向に解釈できる可能性はゼロ。それが分からないのであれば、頭が悪過ぎて話になりません。
ここは前段の再解釈?で問題ないでしょう。しかし「いかなる要素によっても」といっても、macskaさんの体系においては、「権力構造」の“抑圧”と「ジェンダリズム」の“抑圧”と二つの階層で同じ言葉が使われているのだから、「「性的マイノリティ(MTF等)」に対する「抑圧」も認めないのかな?」という疑問から「ジェンダリズム」の“抑圧”を私が見落としていると断定することはできないでしょう。
その辺が曖昧になっているから、前段のような疑問が出てくるのだから。
なので、「権力構造」とかという訳の解らないものを大前提にものを考える人にとって、「少なくとも<普通の男>とそれ以外の対象との間には優先順位が原理的に要請される」という私の主張は依然として有効です。
>わたしの書いたもののどこを読めばそういうバカげた解釈が可能なのか全く不明。
確認もしないまま独自の記憶と勝手な解釈で書きますが、たしか弱者か性的マイノイティとフェミニズムの「共闘」といった話でしたよね。しかし、「同性愛」といっても、私の現時点で解釈するmacskaさんの理論なら「男性」には構造による「抑圧の存在を認めない」のだから、まずホモがその中に入るとは考えられないでしょう。性同一性障害(?)のカテゴリーにも複雑な問題が絡んでくるような 気 が するんですけどね。
それらをマイノリティに対する「構造的抑圧」として一括するとしても、「女」はマジョリティでしょう。
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