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「理不尽な扱いに切れ」た、主婦でも主夫でもない写真家アシスタントの男が問題の批判を女署長から受ける。しかし逆に言えばあの批判は、「影から支える」存在に対する理不尽な言動を(半ば)肯定しているわけでしょう。とは言っても、専業であれ何であれ主婦への理不尽な夫の態度が肯定されているとは到底思えませんよね。虚構世界であれ現実世界であれ、そこでは当然、夫(男)が批判に晒されているわけですから。
そしておそらく、当のドラマにおいても。
もろに矛盾していますよね。
矛盾が成立すれば、何だって論理的に出てくるということで話は終わってしまいますが、ここまでくれば一つの推論規則が頭にちらついてくるんですよね。
P⊃R
Q⊃R
∴(P∨Q)⊃R
R(義務・責任は男)、つまりどー転んでも男が悪いんですよ。
この気色悪さは間違いなくあると思います。
そこまで男に頼るか…みたいな。
なので、これは男ジェンダーという解釈です。
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