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未確認の部分をフェミ的な作者の意図などを勘案して想像すれば、ストーリーのあらましはこんなところでしょう。夫がリストラで職を失ったのをきっかけに妻が会社を興した。そして成功した。夫は以前からよく料理を作っていたがそれらの料理を妻は自分のオリジナルのように発表するなど、以前とは性格が一変した妻をあまり好ましく思っていなかった夫は妻に協力的ではなかった(夫の再就職については不明)。
で、どういうわけか、妻が写真家殺しの容疑者になってしまった、と。
そして身代わりに出頭してきた夫をそうとは知らない妻が罵倒する。
が、真犯人は写真家の弟子だった。
登場人物の位置付けとしては、稼ぎ頭=師匠=支えられる存在=光、主婦(or夫)=弟子=支える存在=影、といったところですが、ここまで言えば別スレで書いた署長の謎めいた科白もしっくりくるでしょう。
女署長は、「人を支える仕事には就けない」という言葉で、犯人が師匠の理不尽に耐えられなかったことを責めていたのですが、結局それは影や下っ端ならどんな理不尽にも耐えろと言っているに等しいでしょう。
しかしドラマという虚構の中の女署長は、理不尽な夫を殺した妻に言えるんでしょうかね? 「アナタは人を支える仕事には就けない」って(バグ其の一)。
こんな理屈が通ったら、推理ドラマの定番の一つといえる復讐ものの多くが成立しなくなりますよ(バグ其の二)。
ところで、コンピュータのプログラムもバグがあると作動しなくなるんでしょ?
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