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専業主婦という「アンペイドワーク」の過酷さ、理不尽さを告発しつつ、その中を逞しく生きてきた彼女らを賞揚するという感じですか。たとえば差別された民の状況を告発しつつ、過酷な差別にもめげず強く生き抜く彼らを賞揚するみたいな。
ドラマではこれが、芸術家(差別者)と弟子(被差別者)の関係にシフトされ、弟子が過酷な状況にあることは確かだが、それに負けて犯罪を犯してしまう点で、同じ立場にある「専業主婦」に比べると比較を絶して劣っていると。
そして、そういう比較や比較の前提自体がおかしいだろと言っているのがラクシュンさんで、そういうありえない比較を比較しうるかのように並列させるところに、このドラマのおぞましいイデオロギーが露出している、というふうな理解でよろしいですか?
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