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>バジル二世さん:
>具体的にどのような「夫の理不尽」がそのドラマに描かれていたのを、ラクシュンさんは見たのですか?
そこまでハッキリ見ていないということがあるので、理不尽の強要としか思えない弟子に対する女署長の科白や、署内における夫に対する妻の罵倒、取調室での夫自身の語りなどから、作者(およびその分身である妻と署長)が想定している、「夫の理不尽」(=夫から妻への理不尽)を逆算的に推定しているということがあるわけです。
(とは言え、妻に対する失職後の夫の理不尽ということで直ぐに想像できるのは、自分考案の料理が妻の考案のように発表された(らしい)ことに対する疑問の提示みたいな。そこに一言の断りもなければ(想像)夫でなくても不信感を持つのは当然)
しかしもしかするとこのバジル二世さんの疑問も、ドラマにおける理不尽そのものが一方的な視点から過大解釈されている(想像)ことに起因しているのかもしれませんね。何であれ妻(=作者=署長)の視点だけがすべてという視点。
問題はそう考えればすべての辻褄が合うということです。
でなきゃ、妻の専業時代が語られ、署長が光と影の喩えから弟子を詰ることの説明がつかない、という意味。
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