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なんといっても一番オカシさが際立つのはこの辺でしょうか。
『はじめての哲学史』(竹田青嗣・西研)では、
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つまり、彼は存在それ自体を深く考察したのだが、結果的にそれまで使用されたさまざまな抽象概念の使い方を整理し、言葉の論理的な使い方を刷新したのである。ここにパルメニデスの大きな功績があった。(パルメニデスの存在に関するこの発見はプラトンやアリストテレスに引き継がれ、西洋哲学の演繹的推論の伝統となった)。
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思考実験として、アリストテレスが「Pか非Pのどりらかだ」「Pかつ非Pということはない」と言ってもぜんぜん不思議はない(実際言っているはず)のですが、論理本の著者は、アリストテレスに対して「形而上学的」というレッテルを貼れるのかどうなのか、ということに尽きるかも。
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