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後半を見ただけですが、第1ラウンド3戦めとなる昨日の韓国戦は有意義な試合でした。日本の打線が好投手と相対することができましたからね。同じことは韓国チームにも言えますが。
「春先は投手有利」の定説通り、打者はスピードや変化球に慣れるのに時間がかかる。日本の各打者は総じてストレートに力負けしてましたが、あれでいい。かつて長嶋茂雄氏は振り遅れ気味に振ることを推奨し、バッティング練習で打者が振り遅れてファールフライを打つと「そう、それ、その感じよ!」なんて言ってました。なるほどです。要するに、よく見て球を呼び込んで打てということで、振り遅れるくらいでちょうどいい、繰り返しているうちに必ずタイミングが合ってくる、ということです。力負けすまいと早くバットを出すと、変化球に対応できないし、何より、目を早く切ってしまうからスピードに慣れない。
第1ラウンドは勝ち抜けさえすればいいので、あとはいかに次に繋がる試合ができるかです。次に繋がるという意味ではこの韓国戦が最も有意義でした。ダルが初戦よりずっと球が切れてたのも好材料。
打線でいちばん調整が遅れてるのが岩村で、まだ「ボールってどうやって打つんだったっけ?」みたいな振り方してます。しかし私がいちばん高く評価し、期待しているのがこの岩村です。サンディエゴまでは少し間があるので、この間に調子を上げてくるでしょう。
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