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私は外国人の地方参政権に反対ですが、賛成する奴らはぶっ殺せ、というほどでもない(当たり前か)。参政権導入のために努力する人たちに敵意なんかさらさらない。
そこで前々から思っていることを書かせていただくと、地方分権化を思い切り進めてほしい。理想的には人口10万くらいがいいけど、まあ100万でも仕方がない。さらに今の都道府県単位くらいまでなら妥協できる。この行政単位を何と呼ぶべきか分からないのでとりあえず「県」と言っておくと、そういう小さな県に区切って(100万もいたら小さいとは言えないが)、地方自治を徹底する。
で、外国人の参政権も、各県で決める。今の中央集権体制だと日本全国遍く適用されるから「反対」と言わなきゃいけなくなるわけで、どこかの県が取り入れるというんだったらわざわざ反対なんかしない。
県によって法律が違うといろいろ不便なことや非効率なことが生じるけど、そこがいい。効率を追求すれば、日本のみならず世界全部同じルールで、ってことになるわけで、確かに効率はよく、便利にもなるだろうが、価値は強国のそれへと一元化し、こけるときはみんないっせいにこける。
日本が一つの国である以上、外交や国防、憲法のレベルでは国家単位で動く必要があるが、下位レベルではもっと地方ごとの自由があっていいのではないか。地方政治への参加意識も高まる。地方の特色が際立ち、多様な日本が生まれる。もろちん格差も生まれる。格差がひどくなりすぎないよう国家は再配分を行う必要があるが、ある程度の格差は仕方がないとする。私は、自分の住む県がどこであれ、カネはなくとも精神的には高貴で誇り高い県にしたい。
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