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いつも通り文章がむちゃくちゃだな。
現在は『精神分析とユング心理学』と『生き延びるためのラカン』は読了で、『ラカン派精神分析の治療論』は45%みたいな感じ。
ohonoさんの『アーティスト症候群』とかもあったりで、なかなか集中できないということもあったり。
でもなんか現段階では、斉藤さんの本もシックりこないですね。
そもそも「投影」や精神分析の最重要概念?とやらの「転移」という概念から多義的すぎるというか、それだったら何でも転移だろうという気分になるのですが、ここらへんは一応赤坂本との突合せが必要なのかなと思いますね。
斉藤本も日本一解り易いラカン本ということなので、そのあたりの割引が必要だというのは当然なんですけどね。
でもやっぱり精神分析は胡散臭い。
精神病(≒統合失調症)にラカン理論は通用しない、フロイトは失敗例の方が多い、トラウマ的なものは徐々に慣らしていくとか、O嬢の症例はフロイトの捏造であることが詳細に証明されている、自分は臨床では精神分析理論をほとんど使わないとか、だったら何に利用価値があるのかぁ?ってことなんだけどね。
(何だったか、何かの説明に有効だ、みたいなことが書いてあったけど、実を言うと私もその漠然とした(社会理論的な?)利用価値の方に興味があるんですけどね)
でそこで、赤坂本の続きが気になるんですよ。
「だから普通の自然な対応や配慮で済むだろう」という、そもそもの私的な心理療法的な立場(もあるんだけどそれ)ではダメなんだって・・・。
期待しないでゆっくり読みますけど。
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