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>ラクシュンさん:
お久しぶりです。
>どうも三項(三者?)関係で分析主体に「こうなのだ」「こうあるべきなのだ」的なことを自ら悟らせることがラカン派の治療論の主眼のような感じなのですね。
精神科医にしてみたら「『自ら悟』れるくらいならアンは病気ではない」と相手にしないでしょう。現代医療で病気となるのは、誰が言っても周囲が「支配的な」扱いをするという誤った認識をアンが変えられないときですから。
ただ、訂正不能な(=誰が言っても変えられない)誤った現状認識=妄想で、これがある人の状態を病気とするなら、信じられないような神秘的な体験をしてそれが実際に起こったと考えている人などは病気ということになってしまいます。
そのような体験に遭遇することは科学的にありえないことではなく、そのような体験が何度も立て続けに起こることも確立としては小さいが考えられないことではありません。それを病気と断定してしまう医療もどうかと思うのです。
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