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ラカンについては、ずーっと言い足りなさを感じているのですが、忙しくてあれから本は再読していません。
#かなり突っ込んで書かれている本のようですが、再読したからって何が出てくるのかということは措いといて。
>精神科医にしてみたら「『自ら悟』れるくらいならアンは病気ではない」
>と相手にしないでしょう。
というか、「自ら悟」っていれば、そもそも分析家の門を叩いたりしないということだと思います。
>現代医療で病気となるのは、誰が言っても周囲が「支配的な」扱いを
>するという誤った認識をアンが変えられないときですから。
例えばですよ、「誰が言っても」の「誰」が精神科医だったとしても、それは精神科医や精神分析家の範疇でしかないわけでしょ?
>訂正不能な(=誰が言っても変えられない)誤った現状認識=妄想で、
>これがある人の状態を病気とするなら、信じられないような神秘的な
>体験をしてそれが実際に起こったと考えている人などは病気ということ
>になってしまいます。
私はこれは、錯覚だと思います。
これは私がこのスレで書いた「宗教」の話に関連付けられているのかも知れませんが、この件は明らかな錯覚です。
…ちなみに、NHKの「ブッダ」の番組などを見ても、ブッダ(=目覚めた人)は他力本願的な思想を提唱していたわけではなさそうだし。
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