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>Josefさん:
>戦後、日本は国営や為替の固定相場によって産業を保護し、短期間で復興を
>遂げました。今のように外国資本が自由に参入できていたら、日本人は安い
>労働力として使われるばかりで復興は覚束なかったでしょう。
>国境を超えた資本・金融の自由化が進んだ現在、新興国はかつての日本の
>ような発展はほぼ不可能な状況にあります。せめて一部産業を国営化して
>守るのは当然ではありませんか。それは国家の主権に属することです。
経済についてはさらにさらに音痴の私が恥ずかしい頓珍漢なことを言うでしょうけれど、国内の派遣解禁は労働者の側にもメリットがあったと思うのですよ。なぜなら、それまで違法としていて地下にもぐらざるを得なかった派遣を合法と認めたことで、それまで泣き寝入りせざるを得なかった理不尽も表ざたにできるようになったと推測できるでしょう? そしてね、私がタクシー値下げに賛成したのは、値下げ反対のタクシー協会から運輸官僚が利益を得ていると感じたからですよ。あのころ盛り場ではタクシーの運ちゃんが「4800円のところを4000円でどう?」なんていう所属のタクシー会社には内緒の客引きをしていました。それで事故でも起こしたら! 客が取れる料金体系にして万が一の時には会社が補償してくれるほうがいいでしょう。
ただ、アメリカにけしかけられている面は否めないと思います。だから、もっと自由化が誰にどういうメリットを与えてというのを見極めないといけないとは思います。
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