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芥屋さん、
>男子金メダルゼロというのは置いといて(関連あるかもわかりませんが)、
>自分はやはり、あの青い色に凄い違和感を感じますね。何だよあの色は。
>あんな原色のブルー、柔道着に似合わないの何の。
私も最初は違和感ありまくりでしたが、なんか慣れちゃいました。「人間なんて卑劣な動物は何にでも慣れっこになっちまうんだ」(『罪と罰』のラスコーリニコフ)。
>今回の惨敗の主因としてポイント制うんぬんが言われます。確かにそうなんでしょう。
>でも、それ以前の問題もあるように思いますね。柔道界だけの責任じゃなくてね。
>国際ルールというもの、それを常に維持改変させつつ、自家薬籠中のものにしてゆくということ。
>そういう方面、日本はまだ弱いままだよな…と感じます。
まあ何かにつけ日本人は交渉下手ですよね。それでも柔道では日本の意向がかなり通ってるんじゃないかという気がします。というのも、ふだん柔道競技をフォローしてないのでいつルール変更がなされたかは知らないのですが、今回見ていて以前と違うなと思ったことが幾つかあるからです。
1) 「効果」ポイントが廃止されて、「一本」「技あり」「有効」だけになった。
2) いきなり足を取りにいく(=ほとんどレスリング)のが禁止された。
3) 「掛け逃げ」へのペナルティが厳しくなった。
4) 腰を引いて極端な防御姿勢を取ることへのペナルティが厳しくなった。
他にもあったような気がしますが、これらはいずれも日本柔道にとってはプラスのルール変更で、以前に比べるとだいぶ戦い易くなっていると思いました。
それでも勝てないのは日本が弱くなったのか他が強くなったのか。女子はよく分かりませんが、男子を見てると、技が切れなくなったなーという印象があります。層が薄くなってるんですかね。柔道は学校スポーツの中で特に骨折等の怪我・事故が多い競技だし、「むさ苦しい」とか「シゴキ」といったネガティブイメージもあったりして、現代の若者を遠ざけているのかも、と思ったりします。
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