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安倍政権の掲げる経済政策、
(1)金融(大胆な金融緩和)
(2)財政(公共事業などの大々的な財政出動)
(3)成長(構造改革、成長分野への資金投入)
のうち、(1)と(2)はなんで今までやらなかったのか不思議なくらい当たり前のことだから大いにやってほしいのですが、(3)で相も変わらず規制緩和だのグローバリズムだのの声が聞こえてきているから、全体として今以上に悪くなってしまう恐れがある。これが心配なところです。
・・・と、今年の1月に書いたのですが、心配した(3)はどうやら心配した通りの方向に行くようで、かなりやばい状況ですね。相変わらず、せっかくアクセルを踏んでるのにブレーキも踏んで何もかも台無しにするという経済政策、その上、消費税増税やTPPが予定されているとあっては、アベノミクスの先行きは暗いと言わざるをえません。
参院選は与党圧勝の見込みだそうで、もうこのまま行くしかないのでしょう。まあ、民主とか維新とかみんなとかの野党はもっとダメにしそうなのばっかりだから、与党が勝とうが負けようが先行きが暗いことに変わりはない、それよりはまだ「成長戦略」とやらに批判的な人たちが混在している自民の方がマシなのかもしれません。
やれやれ。
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