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理研調査委員会の結論に対する小保方さんの不服申し立てが却下されましたね。不服申し立て書に新しい事実や論点がなかったので「これでは申立は却下なのでは?」と先月書きましたが、その後も小保方側から新資料等の提示はなく、これでは再調査をする理由がありません。却下は当然でしょう。
これで調査委員会の最終報告書の内容は確定しました。次は「不正」認定をされた小保方さんをはじめ、最終報告書で「責任あり」とされた人たちの処分が懲戒委員会で検討されることになります。
小保方さんの弁護士たちの出番は、おそらく出されるであろう懲戒委員会の結論「懲戒(もしくは諭旨)解雇」に対して「不当処分」として裁判に訴えるところから始まるでしょう。学問上の不正認定に関わる局面では弁護士は無力ですが、解雇の妥当性に関わる問題は弁護士の土俵です。小保方側が早々に弁護士を4人も雇ったのは、かなり早い段階から解雇処分を予想しているからではないかと思います。
それはそれとして、小保方さんから若山さんに渡された「STAP細胞」に関する疑問は晴れないままです。ワタシ的にはここがいちばんのミステリーなんですが…
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