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ラクシュンさん、
>跡がはっきり残ったって、そのことを悪用すれば「別条件で撮った画像を」堂々と「切り貼り」できるのでは?という疑問が残るんですけど、その点は問題ないのでしょうかね。
要は、画像を編集したなら編集したことが分かるようにしろ、ということですから、誤魔化しができないわけではないでしょう。悪いことをする奴はどの世界にもいるし。
>そうだとすれば、上の件と併せて、これこれこういう事情(ルール)があるからアウトなんですよ、という説明がないことが不思議だな。
たぶん同業者の間では常識なんだろうけど、「切り貼り」という言葉だけで、小保方さんだけでなくみんなやっている、みたいな伝えられ方になったので、はじめて「10年くらい前から云々」という説明が加えられたということだと思います。
>よく知りませんけど、切り貼りは私には殺人現場を見やすく?するために物を移動させているみたいなイメージがあるのですが、的外れですかね。
その例でいえば、殺人現場を撮った写真を必要な部分だけ切り貼りして裁判所に提出するというイメージではないでしょうか。死体と血のついた包丁は離れた場所にあったのに、切り貼りの結果、死体のすぐ傍にあったように誤解させるような編集をしてはならない、とか。
辞任した前調査委員会委員長石井さんは、調書の文章に合うように現場写真を切り貼りしたために、編集画像が現場とは異なるものになってしまった。幸い元の写真も捜査ノートも残っていたので、それらを裁判所に再提出して証拠として認められた、という感じ。
小保方さんは<現場とは別の>写真を切って貼った加工写真を出したために、証拠改竄の不正とみなされてしまった。元の写真を再提出したけれど、証拠を改竄して裁判官を欺こうとした事実は消えない、という感じだと思います。
面白いのは、小保方さんの場合、元の写真をそのまま出しておけば十分証拠能力はあったはずなのに、わざわざ別の写真をとってきて伸ばしたり角度を変えたりの加工をして貼った、ということです。これは、何が証拠能力を持つかについての知識が欠けていたことを示唆しています。
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