|
>>>一点だけ認めないといけないのは、財政出動と国の借金対策を両立する一つの正解が、経済成長すなはちGDP増加だと云ふことです。
>>
>>ところで上のバジル二世さんの文は仰るとおりに「景気浮揚」を「財政出動」に換えて引用しましたが、「デフレ脱却」の方がいいのではありませんか。「デフレ脱却」のために財政出動が有効かどうかで専門家の間でも意見が分かれているのですから。
>
>ドーマー条件の式は政府が恒常的に行ふ活動についてのもので、額の大小に関はらず「財政出動」あるいは「公共事業」がいいと思ひます。後は財政出動が先にあって「浮揚」も「脱却」もその後に’来るものですよ。あたかも実体ある活動みたいには書きたくありません。
ここは自分の言ったことが違ひますね。修正します。「専門家の意見」がさうだからこそ、「財政出動」を「デフレ脱却」に変へてはいけないんです。その踏み絵がJosefさんの問ひなのかも知れないけど、そこだけは譲れないものですね。
Josefさんたちは現在、金利が低いのをもって日本に債務危機があり得ないと云ふ無理な説明をされる。それは断崖絶壁があるかも知れない暗闇をまだ急坂には出遭ってゐないのを理由に安全だと言ひくるめ、前進を強要する様なものです。
気付いたときには真っ逆さまってことだって無いとは限らないのだから、今の低金利は十分な判断の材料とはなり得ません。とするのなら、消費者や企業が将来の不確実性に備へて支出を控へ財政出動が所期の効果を持たないことも考へ得ます。
|
|