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ああ、ここか。反論した憶えがある氣もするけど11年前云はれた、
>>>でもですね、その後の周に始まる、まさしく漢民族の母体となるやうな、
>>>秦・漢の文明に、さういった海洋性の経済文化があったでせうか。
>>>ないですよね。周は殷の西方から、つまり、もし経済価値を部首で示すなら、
>>>「貝」ではなく「羊」の部首こそふさわしい、さういふ系統のはず。
は、始皇帝もお金の「貝」偏を「羊」偏になど改めなかったのだから、「字とはさういふもの」ではありませんよ。ま「経済価値」は後述しますが、つまり秦ほかでも、この一つ前の私の、
>意思伝達機能そのものに影響してしまふ言語改変は許されません。
と云ふ原則が既にあります。かう云ふ規律を守るのが従来のルールを變更する際の正當性(「正統性」ではありません)の爲(為)に不可缺(欠)です。文字の規律論つまり「べき論」を云ふにも「べき論」があります。
>> 日本、敵の攻撃が近づいた時の先制攻撃
「制」の同音字についても、朝鮮では「帝」ですよ。かうやって「先帝」と書いたのか「先制」と書いたのか、ハングルだけでの現在の字面な以上どちらかは読み手の専決事項になります。それが恣意の温床なのです。
「制」が偏と他の部分の左右の組み合はせが決まって傳はってゐる様に、構成部品の大きな変化が見られません。これは一重に、秦・漢前後からの大量の文獻(献)の傳承に負ふところが大きいです。さう云ふ来し方なので。
對(対)して米歐各國語って、さう云ふ組み合はせられた言葉を保存する作用が弱いです。「成り立つ」意のジェネルと云ふラテン語が經由地によってキン(縁者)とジェンダー(性?)に分かれた語の分裂などもしばしば。
こんなのをではgenerと字を組み合はせたのが大元だからその各語もそれで一緒に表さうと云ふのには無理があります。西洋文明の極東とは全く違ふ特殊性なんです。ローマ時代のあと各國語成立までの音變化も保存しちゃふ。
逆に云へば各國語成立時點(点)の字の組み合はせに戻すだけで、各國語は正統性を保ちます。その成立をいつと見做すかは各國が議論すれば好いけれど、ざっくり英佛語はラテン語ではなく、朝鮮語は戰後ではありません。
で、振られてたっぽい「経済価値」について。ヒトラーが周邊では早くから使用されたアンティカに合はせた樣に、朝鮮が非公式に残る唯一の正字體を復活、日本が新字から轉換することで、大型市場への地均しができます。
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