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>さんの樣に「傷つき、孤立した」人はゐるはず。同國や「男ども」に限らず。
うーん、金融を管轄してこの委員長さんを支へる政治家、歐洲中央銀行總裁ラガルド女史ら指導層をどう評價するか、です。特に現下の彼女の高金利政策に勿論マネタリストは文句を云ふだけの視點を持たなささうに見えます。
しかし、その金融萬能論者たちに對し需要管理派ケインジアンには市中貸金業者への政策金利高波及による消費低迷の弊害が見えるかもです。米國は固より日本にすら及ばない昨年の實質GDPの伸びの原因に擧げる人もゐます。
サプライサイダーは、ユーロ高と云ふハードルを科して、産品の供給を妨げてゐると云ふ觀點で見ます。例へば日本の消費者が歐洲産を買へず或いは域内へのアウトバウンド旅行を減らし、效用に浴せないから否定的評價です。
以上が學問内の三大潮流になるけれど、大事なのは教科書にある樣に、インフレには得失兩面あり、この高金利政策が芽を摘むのを目的にした樣な絶對惡ではないってことです。肌感覺に乏しいからこそ堅持すべき大本です。
と云ふか、インフレは庶民の生活を壓迫汁!などの煽情的な討伐論が恰好良く$謐sして拙速な政策決定を防げず、後から弊害に苦しんでゐると見ます。その正しいとは云へない民情の潮目を讀むのは政治に過ぎません。
經世は濟民と同じなのだらうかと訝ってをります。その時々の痛みには、囘避策のツケ拂ひが必ず巡ってくるのを考へれば、忍ばねばならないことがあるってことです。そこに弱者の皺寄せをサワぐなら政治利用になります。
それと同一平面上に、セクハラの分類でしかあり得ない「対価型」「環境型」を概念規定と取り違へたり、行爲が酷く映るかの表面的外形しか捉へなかったりがあります。陰暦の四月に入りました。皆さま、御機嫌宜しう!
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