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>ナナコ
久しぶり。寂しかった部屋が突然華やかになった感じ。
いろんな点で意見が違いますね。そうでなきゃ面白くない。
異論反論を書いときます。
高速の原則無料化は愚の骨頂だと思います。輸送費がかからなくなるという利点は渋滞が増え移動に時間がかかるようになってかなり相殺されてしまうでしょう。それを防ごうとすれば今でも問題なトラック運転手の長時間労働はさらに苛酷になるでしょう。土日を1000円にするだけで瀬戸内海のフェリー路線は廃止されたり便数が減ったりしていて地元民の足が奪われつつあります。
「全体」の経済的効果を謳うことで立場の弱い者に犠牲を強いるという旧来のやり方はいい加減やめてもらいたい。(何もかも経済優先で進んでいるから、金がないことイコール何もかも貧しい、というふうな価値一元化も進むのだと思う)
確かに現在の高速料金はどうみても高すぎるので、料金値下げとか、ほとんど利用されていない道路(地方には結構あります)に限っては無料にする、といった方向なら賛成です。走り屋のサーキットにならないよう監視強化が必要ですが。
子供手当所得制限の是非は、「家庭が育てる」か「社会が育てる」かという思想の違いに行き着くと思います。前者なら金持ちには必要ない、後者なら家庭の所得は関係ないとなります。私は前者つまり「家庭が育てる」という考え方です。そしてそれを社会は必要に応じて補助しなければならない。つまり、扶養の義務(親)とそれを支える条件整備の義務(国家)がセットです。既に条件の整っている所にさらに金をつぎ込むのは浪費でしかないでしょう。
>うーん、現在は中卒労働者自体がほとんど存在しませんし、中卒への雇用自体がほぼ無いかと思います。
いや、たくさんいますよ(高校中退も中卒です)。私の係累にもいます。高校を義務教育とするなら話は別ですが、選択は自由だよと言っておいて、一方を選択した者の金を他方を選択した者へ強制的に回すのは詐欺のようなものでしょう。
>まぁ、どんな制度にも、必ず不公平感が生じてしまう面があるのかもしれません。以前も言いましたが、何を最優先にするか、人によって違うからなのでしょう。
そうですね。完璧な制度などありえないと思います。私は不公平「感」ではなく、既に足りているところにさらに公金(みんなのお金)をつぎ込むという理不尽について語っているつもりです。困るほど金が余っているなら別ですが。
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