| |
批判の多い高速無料化ですが、私は結構賛成です。
元々高速道路無料化は、山崎養世という経済学者が2002年くらいに言い出したことで、今の高額な輸送費を撤廃し、高速への出入り口を増大し、高速インフラを全国的に大規模に広げることによって、都心に集中している企業本社を地方へ分散させ、経済を流動化、快活化させる、という壮大な計画です。どこまで実現出来るのかはわかりませんが、財源をどう確保するのかにかかっているのかもしれません。
ttp://www.the-journal.jp/contents/yamazaki/cat481/
それにしても、今の高速料金はとても納得出来ない。昔、関所を設けて通行料金を通行人からふんだくっていた山賊と大差ないと感じます。無料化すれば、それが当たり前の世の中になると思う。
現在の再配分は、高齢者に偏り過ぎていると思うので、それを若年層に配分比率を変える意味でも、子供手当てには賛成なのですが、これに関しては所得制限なしの方が良いです。親ではなく、子供に対する手当てなのだから。高所得者から取るには、所得税等の累進税率を変える方が、原則的でわかりやすいので好みです。また、所得に関係なく全ての国民に、「子育てすることへのボーナスを与える」ことを示す側面も大きいと思う。
同時に、家族のあり方についても、今は国が規制をかけすぎているので、そちらにもっと流動性、可変性を持たせるべきだと思います。「夫婦二人と子供、その祖父母の5人家族」というのが、家族の基本型としてあるようですが、そこから外れている人の方がむしろ多い。色々な家族のあり方があって全然良いと思う。
戸籍も廃止して養子縁組がし易くなり、里親になることも容易になり、「子育てすること」に対するハードルがもっともっと下がれば良いのになぁ、と感じます。自ら子供は産まないが、子育てをする、という人生を選べることも出来るし、自分の子供と他人の子供と一緒くたになって、家族になることだって、出来るようになればいい、と思います。
今や異性が結婚して夫の姓に入ってそこに子供を押し込める必要は無くなってるんじゃないかなぁ。そういう決まったあり方でなくとも、子供が守られていく制度になって欲しいです。
>高校が事実上義務教育化しているとやらの理由で中卒労働者の税金を同年代の「裕福な」高校生の授業料に回すというのはどう考えても理不尽でしょう。
うーん、現在は中卒労働者自体がほとんど存在しませんし、中卒への雇用自体がほぼ無いかと思います。アルバイトを除いて。また中卒で労働しなければならない程の貧困層であるならば、高校への進学保障や奨学金等は現時点でも結構あります。
しかし、奨学金を得るには、貧しくてもそれなりに勤勉である必要があるし、出席日数が足りなかったりすると厳しいようですが・・・。
まぁ、どんな制度にも、必ず不公平感が生じてしまう面があるのかもしれません。以前も言いましたが、何を最優先にするか、人によって違うからなのでしょう。何とかその幅が最小限になれば良いですが。
|
|