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>macskaさん:
>自発的にジェンダーの規範に合致した行動を取る人は勝手ですよ。
でもさ、「ジェンダー」という文法用語の借用概念で社会的な男女観というのは、いわば母語の文法に当たるものでしょう。個人の男女観は「個人的な発話」に当たる部分で。するとさ、日本で育った人が日本語の文法に、自発的に合致して発話するのが「その人の勝手」と言えますか? たとえば日本語の文法の規範をバラバラに細粒化すべきであるような主張をしておいて、「従来どおりの文法で発話したい人は自由だと言ってるじゃないの」みたいなもんでしょ、それは。
>しかし、自発的にジェンダーの規範に従いたくない人も、従わなければ雇用や昇進などにおいて低い評価を受けてしまう。それが問題なんだとわたしが言っている、ということが分からないわけがないでしょ?
造反有理だ愛国無罪だという論理と一緒じゃん、それは。その時々の評価が正当か不当かは、個別に見なければわからんじゃないの。「自発的にジェンダーの規範に従いたくない人」の言動が、低評価であって当然な場合だってあるじゃん。
>> これ見て、まず「これはどこの話?」と思いました。だって日本人の普通の職場感覚で言えば、窓口などの接客部門はともかく純粋な内勤業務の場合、「化粧くらいしろよ」と言われるようなことって、ほとんどないと思うし。
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>ほとんどないということは、あるんですね。
ほとんどないから、制度でも何でもないよ。
>そういう服装規定がない店で、長年化粧をせずに働いてきたのに、あとからそういう規定ができて化粧を拒否したら解雇されたそうですが。
そうですか。でも、そのカジノのオーナーが衣装や化粧の新機軸打ち出したんだから、従えばいいじゃん。歓楽街の賭博場で接客業でしょ?店主の裁量の範囲内、という判決が正しいですよ。お客のお触りや店外デートのお誘いに応じましょう!とかじゃあるまいし。
>ちょっとまった。もしかして、ムスリムは定時以外にはお祈りをしないとでも思ってますか? 昼休みなどの休憩時間にお祈りするくらい、信仰心の高い人なら普通にありますよ。それを会社が「職場の雰囲気と違うから」といってやめさせることができるのかどうか、という話をわたしはしているのですが。
だから、そういうムスリムが「わたしを雇った以上、社内のどこででもいつでもお祈りさせていただく!」「職場の空気なんか知るか!」なんて言うかっつうの。普通は言わないじゃん。聞いたことないでしょ?
>> ジェンダー教徒から見れば、日本はおろか欧米と比べても厳格な男女別の規範の多いイスラムは、ただそれだけで「差別文化圏」ということになりそうなんですけどね。
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>確かに、もしジェンダー教という宗教があればその信者はそう考えるかもしれませんが、わたしはジェンダー教という宗教を信奉しているわけではないですからねぇ。
で、日本はおろか欧米と比べても厳格な男女別の規範の多いイスラムは、ただそれだけで「差別文化圏」ということになるの?ならないの?あなたから見て。
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