| |
macskaどん:
そろそろまとめますよ。
>> 結局のところ、「自省」の内容については、あなたには想像もつかないって
>> 話じゃないの。
>
>そうですねぇ。自分が実際にやったことで自省することはいろいろあるのですが、やってもいないことを「もしやっていたら」どのように自省するかなんて想像するのは難しいです。
ところがこれは赤ちゃん以上の子供に関して述べられた子育て用のパンフですから、そこに挙げられている多くの事例は、これから子供ができる人、またはこれから子供を育てようとしている人にとっては、「やってもいないこと」なんですよ。親の立場からの節句祝い、命名、ランドセル購入、子供服購入、みなそうですね。
だからこのパンフがあなたの言うように「何をどう自省せよとは言ってない」「既存のジェンダー観を否定するものではない」のだとしたら、多くの対象読者にとっては、「やってもいないことをどのように自省するかなんて想像するのは難しい」でしょうね。したがって、「考えを変えることがあれば無効ではない」とも言えない。何がどうなったら自省であり、有効なのか、その読み方ではまったく判然としないからです。
しかし、これを我々が主張するように「既存のジェンダー観を否定する」反語だと読めば、これからここに例示されていることをやろうとしている人、あるいはすでにそのようにしてしまっている人にとっては、十分「自省」のきっかけになるでしょう。「あ、こういう風に育ててはいけないんだ」という形でね。
実際、そういう読解をした人はたくさんいると思いますよ。それは「誤解したほうが悪い」のでもなければ「妄想」でもありません。そのように読まねば、文書としての意味をなさない、そういう文書を意味の通る解釈をしただけで、無教養だの妄想だのと口汚く罵るようなイデオロギーは、右翼であろうがリベラルであろうが、どんな立場からだって認められないですよ。
「雛祭り」なんてのは、その中の一例にすぎない。むしろ雛祭りさえこういう論法で否定する、そういうムチャクチャな思想だという意味で、まったくもってまっとうな批判ですよ。
>証拠が消えたと言われても、見えないものは見えないのでコメントのしようがないです。無視しようというつもりではなかったし、そこにジェンダーチェックがあったということを疑うつもりもないのですが。
実はそのときwebarchive.orgが落ちていて、復元できなかったのです。その後確認してみたら、404になっているものもほとんど記録されていますよ。おぞましいジェンダーチェックや支離滅裂な「啓発」の類です。論点が拡散するのでここでは出しませんが、まあヒマだったら見てみてくださいね。いや、「最近のものだから証拠は残ってるだろう。だから片っぱしから証拠を出せ」と迫ったあなたなのですから、本当は見る義務があるでしょう。論敵に対して誠意を持つのであればね。
>今は、ひな祭りの否定があったかどうかという話ですよ。でも、ひな祭りについてのある記述を解釈するのに、その部分だけ取り出しても仕方がないのです。全体のなかで、ひな祭りについての言及がどういう意味を持っているのか検証しましょうとわたしは言っているのです。何ら矛盾はありません。
こちらは最初からそういう趣旨で論を組み立てています。上に改めて書いたけども、別に雛祭りじゃなくても、ランドセルにしろ子供服の色にしろ、それからトイレの表示色にしろ混合名簿にしろ、全部同じ論理で批判できるわけです。
つまり、むしろあなたが「雛祭りの否定なんかどこにもなかった」と声高に言っても、それは実はなんの反論にもなってないんですよ。「全体のなかで、ひな祭りについての言及がどういう意味を持っているのか検証」しなければいけないんだから。
>撤回します。が、今後は「ひな祭りの項目以外何も考慮しない」か「全体を論じる」の両極端ではなく、「全体の中においてひな祭りの項目がどういう意味を持っているか」を議論してください。
あなた意外のみなさんは、最初からそのようにしていますけど…。またしても天唾ですなw
>> 私たちが押しつけている「自分達の思想」とは何思想ですか?
>
>ジェンフリは全体主義だ思想。
>普通ならありえないような極端な資料解釈を通して、無理矢理その結論に結びつけているように見えます。
普通ならありえないような極端な資料解釈とは、「このパンフは自省のきっかけになる。何をどのように自省するかは各人の勝手。ちなみにそれは私には想像もつきません」というようなもののこと。これもあなたは意図的なのかそうでないのかずっと無視し続けてるけど、このパンフで使われている否定疑問文は、全部反語ですよ。もし違うというなら、「あなたは節句の伝統を大事にしてますか」「女の子らしい服を買ってあげてますか」のように、全部肯定疑問文の形に直しても同じく「自省のきっかけになる」「パンフは何も指図していない」「何をどのように自省するのかは個人の勝手」ということになるはずでしょう。
それこそが「普通ならありえないような極端な資料解釈」ですよ。もはやこれは語学・文法レベルの妥当性の議論になってしまっているわけです。あなたが揚げ足取りと曲解と歪曲を重ねてきた結果が、これです。macskaさんにしては、たいへんみっともない議論だと思います。
>> だって、「自省してみましょう」という呼びかけだ、としながら、たと
>> えばどういう自省をしたら子育てに有効なのか、あなたはまったく説明
>> することができないわけです。
>
>だって、わたしはパンフの著者でもないし、そういう呼びかけに賛成しているわけでもないもの。
あなたがパンフの著者である必要などないでしょう。テクストをあなたがどう解釈するのが妥当かという話なのですから。あなたは書かれた文章の真意や意図は著者の専権事項だと思ってるのですか? いったい何言ってんの?w
>パンフを読めば、パンフはそういう呼びかけをしていると分かる。でも具体的にどう自省すれば良いのかなんてわたしに聞かれても困る。だって具体的にそれは書かれていないもの。
あなたに「聞かれて困る」ことは、他の人が聞かれても困るんじゃないですかね?常識的に考えて。なんでそんなものが、有用になったり有効になったりすると思えるわけ? いかなる意味でもいっさいそういう例など考えられないでしょうが。
>> 雛祭りの何を問題にしているのか全然「わからん」。
>
>ひな祭り自体を一切問題にしていないと思います。
詭弁にすらなってません。「女の子だから雛祭りを祝う」のが「雛祭り自体」ですよ。男の子だからこそ祝う雛祭りなんてものはないし、男女ともに祝う雛祭りなんてものもないです。そういう祝い方をしたければ各人勝手にやればいいけども、それは「雛祭り自体」ではないですね。そしてパンフの中に例として挙げたのが「問題にする」ということです。文字通り、to put in questionですよ。
つまり、このパンフを見て「ひな祭り自体を一切問題にしていない」と言うのは、それこそありえない解釈ですね。重なっていた×をイコールで表現したどころの騒ぎではない、明々白々たる歪曲でしょうに。
>> ということは、雛祭りや鯉のぼりには、ジェンダーと子育てというトピック
>> でやりだまに挙げて自省しなければならない要素など実は何もないというこ
>> とです。
>
>ひな祭りや鯉のぼりには、やりだまに挙げられなければならない要素はないでしょう。
にもかかわらず、やりだまに挙げて反語で問いかけたわけです。こんなことやってませんか?とね。これは、否定です。
>> 何もないのに、さも何か問題があるように
>
>ひな祭りに問題があるとは書かれていません。
ええ、もちろん。反語を使って「さも何か問題があるかのように」書かれているのです。
私の書いたことを「歪曲」しないでくださいね。
おっと、《ウソつき! あなたの文には「か」が書かれていません》なんてくだらない返しはもうナシにしてくらはいねw
#いまいちまとめにならなかったな…。でもだいたい道筋ははっきりしてきたかと思います。
|
|