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純子さん:
> じゃあ、「基本のき」にも批判的なんですね。
もちろん。「基本のき」に対する批判には不当なものが多いですが、だからといって「基本のき」に問題がないとは思わない。しかし同時に、批判的だからといって全面否定するわけでもないのでその点は誤解のないように。
> だったら、石原都知事が「東京女性財団」をリストラした
> のは、結果的にはよかったんですね(^^)。
どうして「基本のき」に問題があるとしたら、東京女性財団の責任になるんでしょうか? 理解不可能です。
また、仮に東京女性財団の出版物に問題があったとしても、廃止するのではなく内容を改めるという方法もあったはず。いきなり廃止して、代替するものを作らなかったのは、男女共同参画行政を後退させるものだと批判されても仕方がないのではないでしょうか。
まぁ、いずれにせよわたしにとっては東京女性財団なんてあってもなくても構わないです。
> 雛祭りをどう祝おうと、日本では個人の自由なんですよ。保
> 育園だったら、保護者の良識から考えて、度はずれたことを
> してなければ、保育園の独自の判断でいいんですよ。個人の
> 自由にまかされているんです。
ですね。それなのに、ごく一部の幼稚園が独自の判断でひな祭りを中止したことをもって騒いでいるバカがいるのですが。
> いちいち問題化して取り上げる必要すらないのに、ことさら
> に取り上げていることが問題なんです。だから、証拠は、ひ
> なまつりを禁止した例ではなくて、取り上げて問題化した例
> があればいいんです。
いや、独自の判断でひな祭りを行なうのが自由であるように、現行のひな祭りが問題だと主張するのも自由でしょう。日本女性学会(細谷氏)の見解がそれですね。というより、賛否どちらでも発言する自由があってこそ、それらの意見を聞いて独自に判断する自由が実質的に満たされるわけですから、「取り上げて問題化」することは、強制力や圧力を伴わない限りにおいて自由に寄与しています。
「基本のき」のようなパンフが問題とされるのは、それが税金により発行されているからですね。すなわち、民間の人がそれぞれの意見を自由に述べるのは良いとして、政府の予算で特定の意見を宣伝するのはおかしいのではないかと。
しかし、実際にパンフを読んでみると、「男らしさ・女らしさを押しつけていないかふりかえってみましょう」と書かれているだけで、ひな祭りが問題だとは書かれていない。行政が「ふりかえってみましょう」と呼びかけるのはウザイと言えばウザイですが、ほかのさまざまな行政パンフに比べて特に突出しているわけでもなく、許容範囲でしょう。
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