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2冊は『精神分析とユング心理学』『ラカン派精神分析の治療論』ですがいろいろ忙しくてまだ数ページしか読んでいません。
これまでの印象は想像の範囲内ってとこで。
…で、今はまっている番組は、nhk小笠原泰教授の「白熱教室JAPAN」(日曜PM18:00)です。
第一回は「"僕はウナギだ"を訳せますか?」ということで、日本語の一人称の主語の多様性(母親による「お母さんは(が)…」、教師による「先生は(が)…」「俺」、「手前」(→「テメー」)、「ワレ」(→「オマエ」)等の表現)から逆算的にみた相手との関係性の重視がテーマでした。相手との関係性で主語がコロコロ変わってくる。欧米や中国ではあり得ない。中国語では「人間」とは「世の中」のことである。
第二回は「あなたの選択は?"就職"OR"就社"」ということで、機能と役割の違いがテーマだったと思います。
上手く言えませんが、私が感じる日本人のイヤなところ、「水戸黄門」的感性?や、縦割り行政がいつまでたっても変わらないことの構造その他などの理由がこのへんにあるんだろうなあという気がするんですよ。
またそのあたりから主語を欠いた上に、他人の気持ちを想像するような意見に対してある種の精神疾患者たちは嫌悪感や恐怖感を覚えるのではないのかなどと思ったり(私にも解る部分はある。ハイコンテクストにも限度があるみたいな感じ)。
再放送は日曜日のAM0:20でやっています。
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