窓の外のざわめきが段々はっきりしてくる。
窓から差し込む太陽は昼間の明るさだった。
「まだ寝ているの?」
返事も待たずにドアが開き、入ってきたのは・・・
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ボロボロのスーツ姿の女性だった。
 blitz  - 10/7/19(月) 1:28 -

引用なし
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   遠目から見ても分かるくらい、その女性の姿はボロボロだった。
スーツの所々は破け、ボタンははずれ、スカートには穴が開き、髪には泥がこびりついていた。さらに、服もちゃんと着ておらず、それが彼女の異様な様を引き立たせいていた。
だというのに、それを気にする素振りも無く、俺たちから、ふらふらと遠ざかっていく。
明らかに異様。どうしようかと、彩菜に目配せすると、彩菜は頷いた。
そして一言、
「私が行ってくるね。彼女、何かされてるかもしれない。」
と、告げて走り出した。
正義感の強いあいつのことだ。いてもたっても居られなくなったのだろう。
だが、あいつ一人に任せるわけにもいかない。いくらハイエンドクラスのデビルバスターとはいっても、彼女はまだ女子高生だ。こんな危険な場所で、一人きりには出来ない。
すぐに、もう見えなくなった彩菜を追いかける。
だが、その時にはもう彩菜は女性の下にたどり着いていた。


「大丈夫ですか!?いったい何があったんです!?」声を荒げている彩菜。
「助けてぇ……助けてよぉ……」か細い声で助けを求める女性。目の焦点が合っておらず、どこか不気味だ。
「ねぇ……助けてよ……」
「ううん……話が噛み合わないな。もしかして私の声は聞こえてないのかな?」そう言って彩菜は思案し始めた。色々と考えてみるが、なかなか考えがまとまらない。
そして、彩菜が女性に背を向けたとたん、女性に変化が起こった。
髪の色は紫に、爪は伸び、目は充血、体格も逞しくなる。変わり果てたその姿は幽鬼か。
そして、その爪でもって彩菜に襲い掛かる!
「がぁああああ!!」
「……えっ!?」
とっさには反応できず、彩菜は目を伏せ、ささやかな防御とばかりに両腕で顔を守った。だが、こんな防御が役に立ちはしないのは、彩菜自身が良く分かっていた。
(こんなところでヘマしちゃうなんてなぁ……)そう思い、彩菜は目を閉じた。

だが、何時までたっても、敵の攻撃がこない。彩菜が恐る恐る目を開けると、そこには、
「まったく、危なっかしいわね。私が追いつかなかったらどうするつもりだったの?」
――蝙蝠のような翼を広げた、淫魔の女王が居た。

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制服の女子高生だった。 CorL 09/12/18(金) 16:46
  登録済みのデビルバスターだということ。 CorL 09/12/23(水) 17:44
  無意識にサキュバスに飛び掛っていた 初心者練習中 10/1/2(土) 11:09
   調査任務だった。 Skinner 10/1/3(日) 13:16
   ボロボロのスーツ姿の女性だった。 blitz 10/7/19(月) 1:28
   交戦 blitz 10/8/2(月) 3:44
   光に包まれ・・・ katabami 13/2/11(月) 1:52
   女性の記憶を辿った。 blitz 13/5/4(土) 23:44
  コピーロレックス時計の新作品を探 時計 16/12/28(水) 11:02

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このリレー小説はTiraさんのブログでのちょっとした話題で設置したお試し的なものです。 運営管理等は手が回らないと思いますのでお遊び程度に。SPAMとかで荒れ始めたら消すかもしれませんがあしからず・・・ ※また海外のBBSスパマーにリスティングされたようですので、2/22より一時書込み禁止中。2/25再開 3/6スパム投稿から禁止語句を登録しまくっているので投稿蹴られる事も在るかも知れませんがご了承ください。