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大量のスパムが消されていてホッとしました(一時期ページが開けませんでした)。ありがとう、アニキ。
バジル二世さん、こんにちは。もう少し続けます。
国際穀物市場はいわゆる穀物メジャーが我が物にしているわけではなく、仕手筋によってかき回されているというお話でした。開かれた市場だからいろんな筋からの仕掛けがあるのだろうということは想像できなくはありませんが、それでもメジャーは圧倒的に強いでしょ。
いずれにせよ私が思うのは、こういう野放図な市場の在り方は何とかならんのかということです。自由競争市場は技術の発展やサービスの向上を促すという大きな利点がある一方で、欠点もいろいろあるから、市場ゲームのルールや範囲は政治が適宜コントロールすることになっているわけですが、今は政治が自らの国家をハンドリングする力を失いつつあって市場の後追いをしている体たらく、おそらく今後は世界的に「国家」とか「国民」というものが考え直されることになるだろうと思います。EUはその大きな実験場となるだろうから、私は注目しています。
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