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>バジル二世さん:
RやLは流音とよばれる発音になるのですが、面白い傾向があるんですよ
朝鮮語(韓国語)内にも南北差があるそうで、実は北朝鮮の人は普通に「語頭の流音」が発音できるそうです
たとえば「李」というよくある姓は、韓国だと イ ですが北朝鮮だと リ
ミサイル名になってる「労働」も韓国だとノドンですが北朝鮮だとロドンだそうです
日本語のラ行はもともとダ行から出ているという説があります
実際、大正年代くらいまでの人の発音するラ行は今の人にはダ行に聞こえるという現象もあります
例1)その年代の人が発音する「ラジオ」が「ダジオ」に聞こえる
また、こういうのもあります
例2)冷蔵庫をデーゾーコ、大根をライコンとわざと発音しても、ほとんどの人はちゃんと(無意識に)意味を聞き分ける ※特に幼児
…これは、大和言葉に「語頭の流音が無い」理由として、「流音が未発達の過渡期に外来語が大量に流入したため」と説明がつくそうです
そうなると現在の言語状況として
・北朝鮮(かつての高句麗):外来語の語頭の流音は発音できる
・韓国(かつての百済や新羅):外来語であっても語頭の流音が発音できない/しづらい
日本(縄文語系の一派?):外来語の語頭の流音は発音できる
アイヌ語(縄文語系の一派?):固有語の中にも語頭の流音は発達している
こんな感じになって、おおお…という感じがします(酒
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