|
>Josefさん:
竜王戦第一局激戦でしたね。
藤井が先手番引いた時点で諦め気味でしたが、ふたを開けると中盤で後手番の豊島
が優勢になり終盤もぎりぎりまで拮抗していました。
定跡化が進んでいない戦型が続くとひょっとするのかも?
>昨年は藤井聡太、豊島、渡辺明、永瀬が4強と言われていました。
>今、藤井が他の3者を引き離し、一強時代に突入しています。
>
>私は藤井聡太の大ファンだから喜んでいるのですが、勝ちすぎるとなぜか不安も頭をもたげてきます。その不安が10月から始まる竜王戦7番勝負の私の予想を悪い方向に向けています。
>
>予想:
>竜王戦は竜王・豊島が挑戦者・藤井聡太を4勝2敗で破り、防衛を果たすであろう理由は単純、藤井の方が強いから。
>
>この逆説は、かつてボクシングライト級世界タイトルマッチ、畑山隆則vs.坂本博之戦で、畑山が言った言葉を真似ています。畑山は試合前にこう言いました。
>
>「彼(=坂本)は自分の顎に自信を持っている。僕は顎に自信がない。彼はパンチがある。僕は彼ほどパンチがない。だから僕が勝つんですよ。」
>
>この試合、私は坂本を応援していました。しかし畑山のこの言葉を聞いて、何を馬鹿なと思いながらも妙なリアリティを感じたのを覚えています。
>
>豊島は今年、藤井の王位タイトルに挑戦して1勝4敗で敗れ、叡王戦では藤井を挑戦者に迎え、2勝3敗でタイトルを失いました。もはや自分の方が弱いことを、特に未知の局面で読み合いになった時には到底藤井のスピード・正確性に及ばないことを骨の髄まで思い知っているでしょう。
>
>一方、藤井聡太は昨年までの劣勢(対豊島0勝6敗)は意識から消え、普通にやれば勝てる、という気持ちでいるでしょう。実際、普通にやれば藤井が勝つと思います。
>
>しかしそこに落とし穴がある。
>藤井の方が強い。だから藤井は負ける―。
>という、(私にとっては)不吉な予想をしています。
|
|