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Re(4):歴史的仮名遣ひ憲法
 バジル二世  - 16/8/18(木) 12:28 -

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   >右か左はともかく、とりあえず不平等是正のため、富裕者への課税を強化すべきだと考えています。高額の所得、資産、株取引利益、相続、贈与の税率を上げ、分配に回す。下げつつある法人税も80年代水準に戻す。

その観点から自民党改憲草案の第83条2項なんかはどう評価されますか? 下位法としてプライマリーバランス黒字化を目指す財政健全化責任法を想定した条項みたいですね? Josefさんにとっての税の公平化とは別の次元になるかも知れませんが。
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Re(3):歴史的仮名遣ひ憲法
 Josef  - 16/8/4(木) 17:49 -

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   「歴史的仮名遣い」を理由に護憲をいう人は初めてです。バジル二世さん、今さら言うのもなんですが、かなりの変人ですね。

>自民はそれに引き摺られて意見を汲んでゐるだけの様に見受けられます。

そう思います。あくまでも自民政治の基本ラインはアメリカン・グローバリズムへの適応でしょうから。

>であるなら、なぜもっと強力に左派としての政策を打ち出すためにこそ、批判、提言をなさらないのですか?

私は「反」経済グローバリズムの立場です。EU諸国では反グローバリズム(反EU)は右派だったり左派だったりするから、私の反グローバリズムが右派なのか左派なのか自分でも分かりません。日本でも、反グローバリズムという点では民族派(一水会とか)と左派とが共通しているようです。

右か左はともかく、とりあえず不平等是正のため、富裕者への課税を強化すべきだと考えています。高額の所得、資産、株取引利益、相続、贈与の税率を上げ、分配に回す。下げつつある法人税も80年代水準に戻す。
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Re(2):歴史的仮名遣ひ憲法
 バジル二世  - 16/7/29(金) 19:32 -

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   >国民の多くは、さしあたり憲法の話なんかどうでもいいからです。

ただ私の危機感には非常に訴求力があったのです。改憲の内容はそんなに知りませんが、正漢字・正仮名遣ひの条文が失はれてしまふのは、国定の表記規則がある以上必至です。こんなことにこだはる国民なんてのは思ひっ切り少数でせうね。

ですから、多くの人と違ふのも、元々の野党の反対理由からさへもズレてゐるみたいなのも解ります。けれどあまり歴史的仮名遣ひ使用者がゐない板では更に説明が難しいのですが、それに同調せざるを得ないのです。だって他に誰が守ってくれるのですか?

>その点、日本は、昔からそうですが、今もなお自民党の方が「中・下層」の声にも耳を傾けています。

経済政策は私としては今選挙でプライオリティーが低く野党支持でもありませんが、最低賃金の底上げとか、保育・介護者の待遇改善とかJosefさんが主張されてゐることに沿ってゐるし、自民はそれに引き摺られて意見を汲んでゐるだけの様に見受けられます。

であるなら、なぜもっと強力に左派としての政策を打ち出すためにこそ、批判、提言をなさらないのですか? ブレイクスルーを望むなら資源配分への根本スタンスの変更こそが王道で、それこそ保革の対立軸に拘るものだと思ひます。

>鳥越氏は、伝えられているスキャンダルがなかったとしても、改憲反対を前面に出している時点で都民大衆の支持は得られいでしょう。

左派統一の候補として神輿に載るなら前面とか背面とか強調具合の違ひがどうあれさう云ふ立場になるのが避けられないと思ひますが、いけませんかね。スキャンダルについても鳥越氏の事情とか全く知りませんが、中吊りからは噴飯物の週刊誌の雑さ加減だと思ひます。
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Re(1):歴史的仮名遣ひ憲法
 Josef  - 16/7/28(木) 18:07 -

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   改憲といえば、先日の参議院選挙での野党のダメさを思い出します。

朝日新聞なんかもそうですが、民進党をはじめとする野党は「与党は改憲を狙っている」「戦争する国にしてはならない」といったことを盛んに叫んでいました。安倍首相は反対論が巻き起こらないように憲法の話を封印している、3分の2を確保したらとたんに「憲法改正!」と言い出すぞ、とか。

分かってないなー、と思いました。

というのも、国民の多くは、さしあたり憲法の話なんかどうでもいいからです。重要でないと思っているわけではない。重要かもしれないけど、その前に、今のこの生活を、先の見えない不安を、何とかしてくれと思っている。野党はその思いに全く応えられていませんでした。

これは日本に限った話じゃなく、たとえばアメリカではトランプ氏がここまで来ることを誰も予想できませんでした。社会の「上層」と「中・下層」の分断がかつてより大きくなっているからです。そのためメディアで語る人のほとんどが属する「上層」には、「中・下層」の声がほとんど聞き取れなくなっている。EU離脱を決めたイギリスをはじめ西洋主要国も同様。だから排他的・攻撃的な右派勢力がどんどん支持を増やしている。危険な状況です。

その点、日本は、昔からそうですが、今もなお自民党の方が「中・下層」の声にも耳を傾けています。アメリカみたくウォール街(兜町)一辺倒になりつつある今でも、まだ、そうです。だから国民の分断も、欧米諸国に比べれば、あくまでも比べればですが、まだマシという状況です。

バジル二世さんには悪いけど、都知事選の鳥越氏は、伝えられているスキャンダルがなかったとしても、改憲反対を前面に出している時点で都民大衆の支持は得られいでしょう。
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歴史的仮名遣ひ憲法
 バジル二世  - 16/7/28(木) 6:03 -

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   >欲にまみれたただの人間

この言葉で思ひ出すのは、「憲法なんてのは雲の上から貰うたモンがええ」って言ってゐた大阪の飲み友達の爺さんですね。政府のお歴々があれやこれや言って変へるのは、「憲法が生臭くなる」ってことでした。前にも紹介した話かも知れませんが。

改憲に強い抵抗感を覚え私が今回の選挙で日共や民進に入れたのは、現憲法が歴史的仮名遣ひで書いてゐるからです。新仮名遣ひや新漢字が国定となるのよりタッチの差で早く発布となったのが「日本 國 憲法」です。社会科教科書では現代表記ですけどね。

まあ都民ぢゃないんだけど、だから鳥越さんには頑張って欲しいです。地方行政ったって東京都の知事ですよ! 横田基地ありなんのかんのあったのを何を今更って保守の人逹には思ふ。9条と心中しようが戦後表記にするなって思ひます。
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英国EU離脱をめぐる朝日新聞の一コラムから
 Josef  - 16/7/1(金) 15:53 -

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   朝日新聞に「経済気象台」という、社外の経済人、学者らに匿名で執筆してもらっているコラム欄があります。7月1日のその欄に、緊縮・グローバリズム・EU万歳の朝日新聞方針とは異なる立場のコラムが掲載されています。書き出しはこうです。

>英国が国民投票でEU(欧州連合)離脱を選択し、世界経済に激震が走っている。短期的には金融市場の動揺に警戒しなくてはならないが、日本を含め各国とも政策対応を間違えなければ恐れるには足りない。ちなみに日本の財政破綻懸念をいう人が、円高は円が安全資産とみられている証拠だというのは奇妙である。有事の円高は、日本の財政破綻懸念には全く根拠がないことを示しているのではないか。

朝日にこんな「本当のこと」を書いていいの?と心配になりますが、たぶん社は急いで「財政破綻するぞー」という反論をどこかのエコノミストに書かせると思います。

さてコラムは「移民問題が今回の国民投票の争点の一つであった」のは確かだとした上で、「移民は国民の不満の一種のはけ口として使われている」と言い、こう続けます。

>底流にある英国を覆う閉塞感と国民の怨嗟の声は根深い。経済危機の最中に緊縮財政を進めて国民に犠牲を強いるエリート層の裏切りに大衆が反乱を起こす、という構図が世界中で出来上がりつつある。

>離脱派は過去の郷愁にとらわれた排外主義者ばかりではない。英国在住の保育士・ライターのブレイディみかこ氏は、離脱派の原動力がエリート層に見捨てられたと考える末端労働者の怒りであり、リベラル派にも離脱派への共感が存在することを伝えている。

そして最後に朝日新聞に対する皮肉とも受け取れる言葉で締めます。

>日本では、リベラル派を名乗る人々でも緊縮財政を褒めそやす傾向がある。社会保障の充実をうたいながら、消費税増税の痛みに耐えなくてはならないといった意見もある。しかし緊縮は人々の不満をかき立て、リベラルな世界を破壊する。そのことを今回の国民投票は示している。

緊縮財政を賞揚し、社会保障の充実を要求しながら消費増税しろと叫び続けるリベラル派(!)。まさに朝日新聞がそれです。「日本では、」と書かれていますが、EU支配層もおおむねこんな感じでしょう。

このコラムと関連して思い出すのは、『経済政策で人は死ぬか』という本です。不況時の財政政策には「緊縮」と「景気刺激」とがあって、現実には両者の組み合わせが行われるわけですが、「緊縮」を強く打ち出した場合、死者が増えるという統計的相関があることがこの本で示されています。

●デヴィッド・スタックラー、サンジェイ・バス『経済政策で人は死ぬか―公衆衛生学から見た不況対策』草思社、2014年

日本でも小泉首相が「痛みに耐えて…」と言い始めた頃から財政収支だけは少し好転しましたが、自殺者が年3万人を超えるという異常事態となりました。しかも、この本によれば、緊縮中心の政策を取って経済再生(景気回復)に成功した国は一つもないといいます。これも構造改革路線以降デフレっぱなしの日本にもあてはまるでしょう(この本は日本の分析はしていません)。

長くなりましたが、一つ重要なことを付け加えておきますと、グローバリストたちの中に人の命を屁とも思わぬ貪欲な金の亡者がたくさんいるように、その犠牲となる労働者たちもまた決して「清く正しく美しい」わけではなく、欲にまみれたただの人間だということです。だからこそ「恨み」がつのってくるとスケープゴートを作り出して迫害し、殺すこともいとわなくなってしまう。イギリスに限らず、ドイツでも、フランスでも強まる一方の「反」移民の空気はこうして醸成されてきました。それが人間というものです。

そんな恨みが渦巻く世の中を作ってはいけないのです。国を動かすエリートたちにはもっと責任を持ってもらいたい。反移民な人たちを、リベラルの仮面かぶって「極右」と罵っている場合じゃないのです(一朝日新聞購入者より)。
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Re(2):祝?スコットランドはどうする
 Josef  - 16/6/29(水) 19:11 -

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   スコットランド独立を問う住民投票が2014年に行われた時、私は独立派が勝つことを望んでいました。一時期は独立派が優勢と報じられていて期待したのですが、フタを開けてみると負け。やはり、いざとなると現状を一挙に変えるのは不安という気持ちになるのはやむをえなかったでしょう。

だから今回のイギリスも、結局は残留派が勝つのだろうと諦めていました。それだけに離脱派が勝ったのは嬉しかった。

今、スコットランドではもう一度住民選挙をという声が高まっているといいます。本来、何度もやるべきものではありませんが、イギリスがEU離脱となれば、もうイングランドにしがみついている必要はありません。前回住民投票とは前提条件が大きく変わったのだから、再度の住民投票となる可能性は十分あると思います。

私は平和も自由も人権も、少なくとも人並みには重視している人間だと思いますが、それだけに、そうした美名の下に自分ルールを他者に押し付けることには吐き気がします。スコットランドも、ウェールズも、カタルーニャも、はげしく飛んでチベットも、住民たちの多くが独立を望むなら(自分たちのことは自分たちで決めたいと願うなら)、応援したいと思います。
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Re(2):祝!英国EU離脱
 Josef  - 16/6/29(水) 18:38 -

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   芥屋氏の「英国伝統の議会制民主主義が機能していない」はまさにその通りで、イギリス下院議員の大半はEU残留派でした。ところが国民投票は見てのとおり。政治家たちがEU加盟による恩恵を受けるロビイストたちの意見を容れる一方で、国民の声をバランスよく反映する機能を失っていく。これは他のEU諸国にも共通する現象だと思われます。

たとえば21世紀に入って起草された欧州憲法案を、ドイツ議会は圧倒的多数で批准しました(反対は10分の1以下)。一方フランスでは国民投票を実施し、反対多数で批准されませんでした(2004年)。総じて、国民投票を行った国は反対、議会のみで賛否を問うた国は賛成という傾向が強く出て、EU全体にわたる議会と国民との乖離が浮き彫りになったといえます。

この不平等は一国の中でも、またEU諸国間でも起こっていて、このまま行くと極めて危険な状態になると思われます。大英帝国の歴史から移民には慣れているイギリスですら憎悪が渦巻いている。他国もそれは同じなわけで(むしろイギリスよりも憎悪の強い国、地域が多いでしょう)、このままEU諸国民のEU憎悪が膨らんでいくと、どんな形で爆発するか分かりません。だからEUエリートたちは引締めに必死なわけですが、単一市場という不自然なルールを基盤とする限り、この憎悪圧を食い止めることはできないでしょう。

さしあたり、ユーロ圏でないがゆえに離脱しやすかったイギリスが離脱を選択して本当に良かった。これによって、各国で離脱の動きに弾みがつくのも良し、あるいはEUのトップたちが「引締め」ではなく「緩和」の方向に舵を切ることによって、より緩やかな共同体となっていくのも良し。

そのためにも、イギリスが離脱後の国家運営に成功することを望んでいます(上に書いたように現議員は存続派が多いのだから政治の混乱は当分続くでしょうが)。
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Re(1):祝?スコットランドはどうする
 ナナコ  - 16/6/29(水) 7:53 -

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   EU離脱したからといって、イギリスで移民や難民の受け入れが制限されるわけではないことが、以下の記事に書かれています。

「移民・難民の大量受け入れに反発して英国がEU離脱した」の「ウソ」
ttps://m.facebook.com/naoko.hashimoto.186/posts/10153467969791652


ところで、娘が去年からハリー・ポッターにドハマリしていて、家庭内で話題にのぼることが多く、私は本を読んでいなかったのですが、その内容について、かなり詳細に娘から教えてもらいました。

作者のJKローリングは、リベラルクリスチャンである自身の政治的スタンスをこの児童文学の中で物語っているそうです。
魔法学校ホグワーツがあるのはスコットランド、赤毛のソバカスが特徴のウィーズリー家はアイリッシュ、魔法族のエリートで純血主義を謳うお金持ちのマルフォイ家はイングランド至上主義を寓意しているとのこと。
マルフォイ家の純血主義がヴォルデモート卿の台頭を招きましたが、これはナチスや近年の欧米社会の極右の台頭を暗示しているそう。

今回のEU離脱騒動では、ヴォルデモート卿が古き良き魔法界を懐かしむジジババ世代を扇動したものの、偽りに基づく呪文だったが故に魔法の効果が切れてるのが早く、300万人もの投票やり直しの署名が集まるなど、すぐに我に返ってしまった感じでしょうか。
しかし、魔法を使っても過去に戻り、やり直しをすることは出来ません。

日本でも数年後にはおそらく改憲の国民投票が実施されるでしょうから、とても参考になる事象だったのではないかと思います。
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祝?スコットランドはどうする
 芥屋♪  - 16/6/28(火) 22:36 -

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   おさまりがつかないのはスコットランドでしょうね
こないだの住民投票では(これもレファレンダムですね)何とか連合王国残留派が勝ちました
EUという枠組の中の英国(連合王国UK)、そこからスコットランドが独立しても、そのままEUに残れるというわけではなかったそうです
いったん、EUから出なきゃいけない…あらためてEU加盟を申請してうんたらかんたらしなきゃいけなかったそうですね

EU残留派が多数を占めるスコットランド、言ってみれば、その意見を無視してイングランドの意向でEU離脱となるわけです
「欧州から出ていくならイングランドだけ出て行けよ、私たちスコットランドは欧州にのこるからな!」
こういう意見がますます増えるのではないでしょうか

UKからの分離独立が期せずしてEUからの離脱にもなってしまう…そのためスコットランド独立を避けようとした有権者も少なからずいたはずです
しかし今回、全く逆のシナリオになっていく可能性が出てきました
連合王国の解消、イングランドはEUを離脱しスコットランドは残留する

EUからの離脱について、イングランドの離脱派はスコットランドのことを考慮にしていたでしょうか?
スコットランドがUKから離脱することを深く憂慮していたのでしょうか
あまりにも浅はか、欧州がどうであるというより何より連合王国とは何であるか、それを何より維持すべきとは考えなかったのでしょうか
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Re(1):祝!英国EU離脱
 芥屋♪  - 16/6/28(火) 22:12 -

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   ひとことでいうと英国伝統の議会制民主主義が機能していないというか…
国民に丸投げって感じに見てますよ
そもそもこういうレファレンダム(いわゆる国民投票)って、元はナチが乱発したものでしたでしょ
国論というのは時として極論に流れるわけでして、そうと知ってるからナチはレファレンダムを活用したわけですね
そのナチの戦禍を経て結成された統合欧州を、議会制民主主義発祥の地の英国がレファレンダムで去ろうとする
まさに歴史上の画期かもしれません

さて英国民の有権者の中でも高齢者ほど離脱派が多く若者ほど残留派が多かったそうです
解りやすい感情ではありませんか
高齢者が大英帝国の郷愁を心のどこかに保っていなかったとは言えますまい
若者が生まれ育った「欧州の英国」を維持したかったという、いわば若者の保守です

今回の僅差、年配者の復古主義が僅かに有利に働いたとすれば、しかしいずれ人生を退場する世代の意見によって若年層の希望が踏みにじられた一面が(あくまで一面ですよ)あると言えます

私はまだまだ紆余曲折があると思います
経済のことより、世界史の1ページとして英国の今後に注目しています
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祝!英国EU離脱
 Josef  - 16/6/27(月) 18:23 -

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   イギリスのEU離脱は新スレッドにしようかと思ってましたが、バジル二世さんがすでに書いているのでここに書きます。

イギリスの国民投票で僅差ながら「離脱」が勝利したことは近年にない朗報でした。ダメかと思っていたので狂喜しました。

4年前の5月18日、私は「『マネー神』と『民主主義』」というタイトルの駄文をこの板に書きました。その時ギリシャ危機に関連させて書いたように、以前より私はEUの市場原理優先が「民主主義」と相容れなくなってきているという問題意識を持っています。

今回の国民投票でEU離脱派が突いたのもそこでした。「インディペンダンス・デイ」とは、これでイギリスは自分たちのことを自分たちで決められるようになったということの誇張表現に他なりません(植民地だったわけではないから「誇張」ですが、離脱派にとっては実感であろうと思います)。

今回特に感情的に争われたのが「移民」をめぐる意見対立でした(残留派議員の殺人事件まで起こってしまいました)。「マネー神」信仰(市場信仰)の側からすれば、移民の自由度は高い方がいいのです。その方が、グローバル企業は人件費が抑えられ、利益率が上がり、ゆえに株価も上がり、株屋が儲かり・・・、という好循環が期待できるからです。でも露骨に「マネーのため」とは言えないから、人権問題に偽装して、自らを人権派とし、移民の制限を主張する者たちを「民族至上主義」「自国中心主義」「極右」などと悪魔化してきました。残留派の中にはこれにまんまと騙されている善良な人々も多いと思います。

私はイギリスのEU離脱が日本にも良い形で波及することを望んでいます。ただ、今後イギリスがどうなっていくかが分からないうちは、大きな変化はないかもしれません。

残念ながら、日本は今なおグローバリズム(マネー神信仰)が幅を利かせており、労働者の非正規化を進め、それにも限度があるとなると今度は欧州に遅れて移民を増やそうとしています。経済は「経世経民」ではなく、民の労働成果を掠め取る一部のグローバリストのためのものになりつつあります。テレビのニュースはイギリスのEU離脱を「災難」と捉え、「株価はどうなる」といったマネー神(市場)にお伺いを立てるものが大半を占めています。こういう、EUと同じ目線に立った見方からどれだけ離れられるか。希望を持ってイギリスの今後を応援したいと思います。
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インディペンデンス・デイ
 バジル二世  - 16/6/25(土) 7:43 -

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   イギリスがヨーロッパを見限りましたが、つまりは計画経済を自由放任主義者たちが見放したってことですよね?

”interreg(inter-region)”とか「国境地域」なんかで検索すると色々出てくるんですけど、ECとかEECとかの昔から国と国の間を跨るところでインフラ整備やら観光起こしやら文化事業やらをしてきたらしいです。結構兆円単位でお金出してゐるみたいです。

憤懣の塊になってゐるルールの寂れた炭坑町やフランス革命の昔には王党派が根城にしたピレネーの村を振興したり。貧困根絶と云ふ名目のもとに何からご苦労様なことで、ヨーロッパの「構造改革派」は随分ばらまき批判しただらうなって想像が付きます。

ヨーロッパの設計主義者はかなり広い範囲で戦争の芽を摘まうと格差是正プログラムを発動する見返りに各地に財政規律を求めたんであって、本来ケインジアンの革新官僚たちであります。したがって、今回の離脱は私たちネオリベの勝利なのです(高笑ひ)!
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なんだ延期か(消費税)
 Josef  - 16/5/30(月) 18:01 -

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   安倍総理が政府幹部に消費増税の延期を指示したというニュースが流れています。

しかし「延期」では弱いでしょうね。「取り消し」にしないと。

5%から8%への増税の時の議論を思い出してみます。
増税推進者たちは、アベノミクスの効果は劇的に現れている、したがって増税しても需要の落ち込みは最初の四半期だけで、その後は回復するから大丈夫、と言っていました。反対者たちは、デフレ期に増税したら長期にわたる需要低迷に陥る、97年増税の時もそうだったではないか、と言っていました。

結果として増税推進者の言っていた楽観論が間違っていたわけで、増税反対者の懸念が正しかったのだから、総理は反対していた人たちの意見に耳を傾けるべきでしょう。

そうすれば、「延期」ではさらなる需要の落ち込みを先延ばしするだけで需要を喚起することにはならない、ということが理解されると思います。

しかし、それが分かっていても、政治家としては、一度始めたことを取り消すのは難しいのかもしれません。自己否定になりますから。だから、サミットで主張したように世界経済がどうのこうのと屁理屈を並べて、つまりは自分の意志で制御できないもの(地震もそう)のせいにして、増税「延期」という中間的な策でお茶を濁すということかもしれません。

野球でいえば、変なフォームで投げているからコントロールがつかない投手のようなものです。合理的なフォームで投げさせるべきとコーチは言い続けているのに、変なフォームを教えた監督は意固地になって変えさせない。合理的なフォームで投げれば素晴らしいボールを投げる潜在力があるのに、もったいないことです。
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TPP狂も
 Josef  - 16/4/8(金) 16:50 -

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   芥屋さん、コメントどうもです。

消費増税狂もそうですが、大新聞のTPP狂も倫理的・道徳的にかなりひどいんじゃないかと思っています。

TPPの是非は脇に置いとくとして、国論が大きく割れているにもかかわらず大新聞が揃って「推進派」であり続けているというのは奇異な光景です。なぜなのか。

再販制の維持や公正取引関連法からの例外扱い措置について、裏で確約を取り、その見返りとして「TPPばんざい!」をやっているのかではないか、という疑いが拭えません。

誰もが知るごとく、大新聞の定期購読料金はほぼ横並びです。
  読売新聞 3093円
  朝日新聞 3093円
  毎日新聞 3093円
  産経新聞 3034円
これ、普通の業界なら価格カルテルで一発アウトでしょう。新聞は例外扱いの特権を得ているのです。

また、大新聞は出版社でもあり、他の出版社とも強い関係を持っている以上、再販制度の維持は極めて重要です。それゆえ、たとえばアマゾンのような外資が「規制を外して書籍の値下げ販売を認めろ」と言い、アメリカ政府が後押しをすべく日本政府に圧力をかける、といった事態だけは避けたい。

こうした、新聞社連合がもつ従来の特権には手をつけない、という約束が、ある時期に、日米の間で交わされたのだと思います。政・官、グローバル資本屋などTPPを押し進める勢力にとっても、大新聞(テレビ局も付属)を宣伝に使うことができれば、もう勝ったも同様です。

自分たちさえ例外にしてもらえば、多くの業界や国民が苦しもうが知ったこっちゃない。かくして毎日金太鼓叩いて増税やTPPの旗をふる。これが大新聞の実態でしょう。
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Re(1):消費増税狂
 芥屋♪  - 16/4/6(水) 20:39 -

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   >Josefさん:
経済音痴なもので何もわかりませんが、
>  だ っ た ら、 オ マ エ、 払 え よ !
すごいわかります。
痛快でした。
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消費増税狂
 Josef  - 16/4/6(水) 16:28 -

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   ここ1〜2カ月、消費税増税が延期されるのではないかという観測が強くなっています。私には判断できませんが、マスコミ各社がそのような報道をするということは、それなりに確度の高い情報があるのでしょう。

それにしても、いつもながら大手新聞はひどい。このような状況の中、「増税しろ、増税しろ!」の絶叫を続けています。

たとえば3月17日の朝日新聞社説。

>リーマンショック並みの経済混乱に見舞われたら、増税の延期は当然だ。海外経済に不透明感が漂うのも事実である。
>しかし、現状は「リーマン級」にはほど遠い。消費増税は予定通り実施すべきだ。

アベノミクスの第一の矢によって経済の上向き傾向がそれなりに現れていた中、2014年4月に消費税増税が行われ、以後、経済はまたしても停滞が続いています。増税に反対していた人たちの言っていた通りの、当然の成り行きです。

ところが増税推進派はまったく懲りないのですね。「増税の影響は限定的」「増税後の四半期はいったん落ち込むがその後回復する」という推進派の予想がまったく間違いであったことは事実が証明している。にもかかわらず、「増税しろ!」の絶叫は止まらない。

どうしてそれほど消費税増税が好きなのか。社説は上の引用に続けてこう言います。

>なぜ消費増税が必要なのか。
>私たち、今を生きる世代は様々な社会保障サービスを受けているが、財源が全く足らず、多額の国債発行でまかなっている。自らへの給付を支えるために負担を増やし、将来世代へのつけ回しを少しでも減らす。同時に、子育て支援など不十分な分野を充実させていく財源も確保する。それが「社会保障と税の一体改革」だったはずだ。

だ、脱力。耳タコの紋切り型「しか」書いてないではありませんか。

いいでしょう。百歩譲って、この紋切り型のデタラメが正しいと仮定しましょう。わかりました、増税が必要なのですね。必要なのですね。

  だ っ た ら、 オ マ エ、 払 え よ !

ご存知のとおり、新聞各社は共同して新聞を「軽減税率」の対象とするよう要求、ロビー活動を行い、「軽減」を勝ち取りました。予定通り来年増税されるとしても新聞は対象になりません。軽減税率の対象にしてもらう見返りとして、増税の主張を行う。社説では新聞の軽減税率については一言も触れない。いやはや、経済言説として間違っているばかりか、倫理的にも腐っています。

軽減税率の対象にしてもらいたいのはよく分かりますよ。それでなくても新聞離れが進んでいる昨今、増税されれば間違いなく購読者は減りますからね。でもそれはあんたたち新聞社だけじゃないの。増税されたら困る人たちは、いーっぱいいるの。

新聞社が必死に自分たちの軽減税率を要求するところに端的に現れているように、今の時期の増税は多くの商品(サービス含む)の売上減となって、停滞をさらに深い淵に落とすことになります。結果、朝日新聞が馬鹿の一つ覚えのように叫ぶ「財源確保」ができなくなっていくのです。

…てなことを言っても無駄でしょうね。自分さえ良けりゃいいんだから。
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Re(1):男系男子の皇位継承を「女性差別」と批判
 バジル二世  - 16/3/9(水) 21:53 -

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   >国連によると男系男子の皇位継承は「女性差別」なんですって。

私がみづから用ゐる仮名遣と同様、継承は正統であるべきです。これが前に「新あづき屋」で話に絡んだときから考へが変はったところです。
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男系男子の皇位継承を「女性差別」と批判
 Josef  - 16/3/9(水) 15:28 -

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   国連によると男系男子の皇位継承は「女性差別」なんですって。

ttp://www.huffingtonpost.jp/2016/03/08/imperial-house-law_n_9413536.html

国連の「女性差別撤廃委員会」が最終見解案に盛り込んでいたそうです。この手の人たちの頭ん中ってどうなってるんでしょう。慰安婦問題ではいまだに吉田証言を信じていられる人たち(あるいは嘘と分かっていても主張し続けられる人たち)。分野は違うけど、小保方さんなんかもこういうタイプなのかな。
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Re(2):マイナス金利?わけわからんね
 Josef  - 16/2/18(木) 16:47 -

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   こんにちは。

前回、マイナス金利政策に絡めて、金融エリートの「信仰」と揶揄しましたが、現実には「お上の顔色をみて、こうするしかなかった」というところでしょう。

エリートというのは体制に順応するのが飛び抜けて上手な人たちです(反体制な人たちはどんなに有能優秀であってもエリートではない)。エリートたちは常に組織のトップを見、そして組織のトップは政府を見ています。政府の意に従い、その意に沿った最適解を出す。それができるのがエリートです。

政府が「財政出動はしない、消費税は上げる」と思い切りデフレ脱却にブレーキをかけつつ「景気回復は金融で何とかしろ」と言う以上、その意を受けた金融エリートに残された選択は3度目のバズーカかユーロの猿真似マイナス金利策くらいしかなかったのでしょう。

支持率の高い政権に向かって「財政出動も合わせて行うべきだ」とか「消費税増税は見直すべきだ」などとは口が裂けても言えません。エリートですから。

マイナス金利を決定した委員会での採決は5対4だったといいます。政府の意を汲むのが大得意な人たちの中でも賛否が真っ二つに分かれるのだから、かなり無理をした決定だったことがうかがえます。
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