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高松市の公渕公園で、咲き始めた“淡墨桜の二代目”に、今年も、巡り会う事が出来ました。これは、あの有名な、岐阜県の淡墨桜の種子を、1983年に、前川忠雄香川県知事が種子を貰って帰り、育てたものです。
1999年3月頃のデータでは、 樹高717cm、幹周83センチ。
“さまざまの事 思い出す 桜かな” (芭蕉)
花見が、いつか年毎の大事な節目になったのは、年をとってからのことでした。
花を見ていると、なにやら特別な想いがするようになりました。
あまりにも華やかで、儚い花を見ていると、見ること、今から幾度ぞ、といった思いが湧いてくるのです。
花見が、年毎に、味わい深くなってきたような気持ちがします。
下の写真は、皆さんご存知の、岐阜県根尾村にある、国の特別天然記念物。
岐阜県の淡墨桜(うすずみざくら)。樹齢推定千五百年。
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